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神代家の謎は深まるばかりだがその前に いやぁぁぁ!!!海月くん!!!!???() 大怪我しちゃったよ大丈夫か生きてるかやめて大丈夫かッッッッッ とりあえず同盟組めてよかったけどショックがすごいよ……月音ちゃんと薫くん大丈夫かな…… そして戻る方法……ぺんちゃんどうやって調べたんや……すごいなぁ() いい所で切り上げられてしまったが次回は鈴菜ちゃんサイド!!!楽しみに待ってます!
はぁぁぁぁぁ投稿できたぁぁぁぁぁぁやっとだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
月音
_戦争当日。赤い月に照らされ、私の持つナイフが赤く輝く。手が震える。また、人を殺さなきゃいけない…
…先日日記の返事が来た。
やはり、この体の持ち主は”朱音鈴菜”。私の先祖の仇…でもある人だった。
月音
もう、何も分からないからとりあえず日記=歴史に従う。wrwrd軍と日常軍を合併しないと歴史も変わるし、何かあって帰れなくなったらもう手遅れだ。
鈴菜さんに聞いてみたけど、グルッペンさんと話をつければ良いみたい。理由は「お兄ちゃん達と離れたくない」って感じにしようかなと思ってるけど、グルッペンは私が転生者?な事を知ってるから大体私の言い分で行けるでしょ(笑)
_wrwrd軍の兵士たちが一斉に此方に来ていることがわかる。だが、私達が戦う場所の真ん中には地雷が約2万個ある。相手は兵士幹部総統合わせて5万だから、全て当たってくれたら残り3万人。余裕だ。
私達は裏回りで攻める。残りの半分の兵は軍の前で待機。軍を壊されてしまえば終わりに近いからね
_横で爆発音が聞こえる。…少しグロい、と思うことがあるが、案外ゲームと思えば普通。なんて事は無いんだけど…
wrwrd軍の半分くらいの兵士は私達に向かって走ってくる。それに、主に私に向かって。ま、ですよね〜
月音
日常軍 兵士
戦いながらも私に返事をしてくれる。流石、日本一の軍だ。強い。
…私はwrwrd軍の兵士を殺し…ながら、進む。
wrwrd軍が目の前にある。 _気づけば、私の日常軍での軍服はボロボロで、赤くなっていた。勿論、血で。
月音
引き続き、グルッペンさんを探そう。そう、思い顔を上げた時。
_数十メートル先に、私の目には2人の人物が映った
月音
海月
鶯
海月が私の名を呼びかけた時、鶯が真っ先に私に駆け寄る。そんな鶯を、1人の兵士が私の前に立ち塞がり、容赦なく鶯にナイフを横に振る。鶯はそれに気づいてバックステップして何とか避ける。
日常軍 兵士
月音
日常軍 兵士
月音
日常軍 兵士
私は回復薬を投げて渡す。しにーにもう一個貰ったら良かった…なんて、思ったりもするけれど、今はそれ所じゃないかな
月音
私は少し離れた場所で叫ぶ。少し、警戒していた海月の瞳も、何時もの優しい瞳に戻る。鶯は喜んで私に抱きつく
月音
鶯
鶯は寂しそうに私から離れる。私の服の胸あたりが鶯の涙で滲む。 …再度、海月が私を睨むように鋭く私を見る。
海月
月音
海月
バッチリ心の中を読まれてギクッとなる。双子って怖いな
月音
海月
更に鋭い目線で海月に見られる。うぅ…海月怖いよぉ… ゾクッとしながら苦笑い。…無理、海月に勝てない。
海月
月音
海月
月音
珍しく、海月が駄々っ子の様に止めてくる。相当、私が居なかったのが不満だったのか、そんな事も考えたけど今は海月をどうにかしてここに居てもらわないと地味に困る…
海月
鶯
月音
そう思った瞬間、海月と鶯に糸が巻かれる。巻かれた瞬間、少し私の体がだるく感じたから多分私の能力…?
海月と鶯は座り込んで背中合わせで糸で固められている。これは…チャンス?
海月
鶯
2人が暴れまくっている隙に、私は先に進もうとする。糸に括られながらも海月は私を止める
海月
月音
海月
月音
私は、2人に見送られながらも、1km先へと向かった
月音
wrwrd軍 兵士
目の前の敵(兵士)が全て居なくなる。…自分は何人殺して…… …いや、これ以上言ってしまえば、耐えれなくなるかもしれない。私は目を瞑ってまた開いた
_開けば、目の前にはグルッペンさんが居た。此方を見て、今にも泣きそうな顔をしていた。
グルッペン
月音
少し、空気を明るくしようとにっこりと笑いながら言ったが、特に変わりはなし。少し心の中であたふたしつつもグルッペンさんの話を聞いた
グルッペン
月音
すまない。 もう、皆は月音の事を我々の家族のように思っている。 我々の言い分だが、戻って来てくれ
…本来の私なら、絶対に許さない。こんなの、言い訳に過ぎない。でも…鈴菜さんなら、どうだろうか。
…そんなの、一筋に決まってる。 「許すよ。私も皆の事、大好きだもん」
これしか…思いつかない。 私は一通り考えて、息を吐き、グルッペンさんに再度向き合う。
馬鹿みたいに、涙を流して此方に向かって手を伸ばしてきている。私は………
月音
グルッペン
_私は、そう言って手を握った。豆の出来たブツブツの手。これだけで、頑張ってるんだなって感じられる。 でも、何処か暖かく、優しい手。私は少し顔を赤らめる。
_その時、だった
月音
グルッペン
体が、痙攣したように引きつった。金縛りにあったように動かなくて、グルッペンの声すら聞こえない。 頭の中に何かが入って来て、意識が遠のく… _最後に聞こえたのは、12時の鐘の音だった。
海月
しばらくして、月音が作った糸が解けた。いや…消えた。俺は鶯と共にグルッペンさんの元へと向かった。
_そこには、月音が頭を抱えて叫んでいた。どうしたの?!と、声をかける前に
ゴーン ゴーン
鐘の音が、戦場に大きく鳴り響いた。俺は、小さく物音が聞こえて月音の方へ視線を合わす。
………そこには、月音とは思えない人物がいた。そいつは、持っていた血塗れのナイフでグルッペンさんに向けて容赦なく振る。
何とか俺が防いだが、目の前の相手の目が違う。目付きは鋭く、瞳は俺達を映さない。狂ったように笑う目の前の相手に俺はゾッとする
月音?
海月
…そんな事言ったって、ピクとも反応しない。完全に、何かに操られてるとか、そんな事しか考えれない。月音がもし嘘をついてこんなことをしていれば、双子の俺が分かるはずだ。…どうして……
容赦なく攻撃を続ける月音。鶯やグルッペンさんも応戦してくれるけど、止まる事もない。3対1なのに、馬鹿見たいに強い。日常軍で強化されたか、操られた原因で強くなったか。なんて考える暇すら与えられない。強すぎる…
海月
必死に叫んでしまって、口が悪くなる。でも、そんな事考えれないくらい、叫ぶ。
月音?
鶯
冬
名乗った瞬間、俺の力では抑えきれなくなって弾き飛ばされる。冬…か、でも、鈴菜さんの負の感情なら何故月音に…?そう思った瞬間に、心を読んだように冬が説明する。
冬
冬は上を指さして笑う。…どうやら、赤い月の日の12時に、この症状が出るらしい。そう考えれば、鈴菜さんがすごいと思う。
冬
グルッペン
冬
いつまでも笑う冬に腹が立って「お前こそどうして殺すんだよ!」と叫んだ。冬は、俺を見てニヤッと笑った
冬
言うと共に、冬は無防備だった俺にナイフを振る。急な不意打ちに対応出来なくて俺は腹から肩まで深い傷を負う。行動が素早くて、反応ができなかった。それに…ぴくとさんの体じゃなきゃ死んでた。
俺は切られた痛みでしゃがんでしまう。そんな俺を鶯は俺を守るように立ちはだかる。兄なのに、申し訳ない…な
俺はグルッペンさんから傷薬を貰って飲む。一瞬、さっきの切られた時の痛みが感じられたが、その後は凄く回復している事がわかる。それに驚きで見とれている間に、2人が戦ってくれている事に気がつく。
海月
そう思い、立ち上がろうとするが、お腹に痛みが走って立てない。動けない…でも………
俺は歩み続ける。月音に…向かっ……て…助け…………
海月
海月
…その痛みに耐えれなく、俺は意識を手放してしまった。
月音
_私は煩い機械音と痛みと共に目が覚める。耳鳴りが酷くて、耳を塞ぎたくなるくらい、気持ち悪い。薄らと目を開けて周りを確認する。
ここは病院のような場所で目の前には白いカーテンが掛けられている。ふと物音が左から聞こえる。そこには、涙を流した鶯が居た
鶯
月音
急に肘の上に寝転ぶ鶯に驚く。でも、驚くと同時に安心も感じた。 鶯は「あ、ごめん!」と言いながら私から少し離れる。寝転んでいた所が少し濡れている。 涙……か
月音
鶯
グルッペン
白いカーテンを捲り、グルッペンさんが中に入ってくる。 _ここは、wrwrd軍の基地の治療室らしい。そして、私が気を失った後の話も聞いた。
…どうやら、鈴菜さんの裏人格、冬が出て来たらしく、私の身体で暴れていたらしい。確かに、筋肉痛だし傷跡が多数ある。後で鈴菜さんに聞いてみよう。
………それより、私は最初から気になっていた事があった。 …嫌な予感がして、聞きたくない気持ちも多少ある。でも…… 私は疑問に負け、つい聞いてしまった。
月音
見渡した限り、ここには鶯とグルッペンさんのみ。何か用事があったとしても、無理矢理でも鶯は海月を連れて来るだろう。なら…?何…故…?
心臓音が大きく鳴り響く。鶯とグルッペンは少しして俯き、ずー…と垂れる汗を気にせず、私は唾を飲み込む。
_私は、隣の部屋に移動された。そこには……
月音
必死に揺さぶる私の腕を鶯は止める。鶯は私と目を合わさず、後ろを向いている。表情は見えないが、腕を掴んだ手は震えて強く握りしめられている為、直ぐに泣いていることが分かった。
_目の前には、身体中に包帯を巻かれ、お腹から肩までの長さくらいの切られたような傷の血が包帯に滲んでいる海月が居た。
今でも死んでるんじゃないかと思うくらい、動かない。でも、呼吸器を付けているから無事なのだろう。
月音
鶯
鶯
鶯は俯いたまま涙を流す。私は海月から離れて鶯の背中を摩る。鶯は大泣きしてその場にしゃがみこむ。
_そんな鶯を見ていると、目の前が濁る。鼻の奥がツーンと熱くなり、頬に暖かい水が下へと落ちていく。
月音
グルッペン
…多分、言えば私が悲しくなる事を分かっていて言っていないだけ。でも、大体分かってる。現実逃避……なんて、私はしないよ
__海月は、生き返る確率は少ないんだって、知ってる。
_でも、だから何?諦める?そんな選択肢、私には無いよ。
月音
グルッペン
自信が無い弱い声でグルッペンさんは頷く。それでも…私は、海月と一緒に未来に帰りたい。絶対に。
_私は立ち上がり、グルッペンさんに例をする。理解したグルッペンさんは私に頷く。そして、私は治療室を出ようとした時
グルッペン
月音
私はドアノブから手を離し、振り返る。
グルッペン
こんな困難な状況でも、気を使って笑顔で言ってくれるグルッペンさんに私はいい人なのかと思い始める。
過去に来て鈴菜さんになって思ったけど、ただ自分の国が発展すればいいという欲望で同盟を組んでる訳じゃなくて他の国とも仲良く出来て幸せな世界になれることを目指しているような、そんな感じがする。
……はっ!私は振り返ったままぼーっとしていた事に気がつく。 私ははっとして、急いで治療室を後にした。
ぺいんとさんを探しにリビングに出る。そこには、資料が地獄のように積み上がった場所に顔を突っ込んで資料をしているトントンさんが居た。
月音
トントン
ズレたメガネを整えながら私の方向に振り返ると、驚いて椅子から倒れかける。私は何とかトントンさんを支える。そ、そんな驚くこと…?
トントン
トントンさんは心配そうに連続で問いを放つ。母親か……と心の中で思いながら、苦笑いをして詳しく話す。特に、無事だった事を
トントン
トントンさんは安心したように椅子に座って笑顔を見せる。でも、資料を徹夜でやったせいか、無理矢理笑っているように見える。
色々と用事はあるが、そんなトントンさんを見捨てる事は出来ない。私は残りの資料の約10分の6くらい持って席につこうとする。
トントン
月音
トントン
トントンさんは少し照れくさそうな仕草を表して此方をちらっと向く。私は大きく「はい!」と頷いた。
月音
トントン
「いや、そんな事ありませんよ?w」と私は苦笑いをする。私はまたトントンさんから資料を貰おうと立ち上がった時
ガチャ
と、扉の開く音が聞こえた。咄嗟に私はそちらを向くと、そこにはぺいんとさんが居た。
ぺいんと
ぺいんとさんは私を見て直ぐに此方に走って来て私を抱きしめる。だが、直ぐに離して少し俯く
ぺいんと
深々と頭を下げるぺいんとさんに私は焦る。グルッペンさんが私が転生者って事教えてくれたのかな?
でも、ぺいんとさんからして、折角妹と会えたはずなのに本当の妹じゃないってなんか可哀想……私は少し罪悪感を感じながらも冷静に「大丈夫ですよ」と言う。
月音
私はぺいんとさんに聞くとぺいんとさんは少しはっとした表情で「そうそう!」と言う。ぺいんとさんは急に真面目そうな顔をして、こう言った
ぺいんと
月音
私は「どうやって戻るんですか?!」と詰め寄る。ぺいんとさんは私の座っていた隣の椅子に座り、語ってくれた。
ぺいんと