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ｶﾀｶﾀ…
猫黒(ねくろ)
(私と狛千が恋人同士…。)
猫黒(ねくろ)
…はっ、馬鹿みたいっ。
狛千(こまち)
先輩。
猫黒(ねくろ)
どうかした？
狛千(こまち)
一緒に昼食食べません？
猫黒(ねくろ)
あー、…そうね。
猫黒(ねくろ)
狛千。
狛千(こまち)
は、はいっ！
狛千(こまち)
(名前呼ばれた…。)
猫黒(ねくろ)
あんたはさ、何で私にいつも話しかけてくるわけ？
狛千(こまち)
え、…嫌でしたか？
猫黒(ねくろ)
あ、いやいや。そういう訳じゃなくて。
猫黒(ねくろ)
ただ気になったんだ。
狛千(こまち)
うーん…。
狛千(こまち)
猫黒先輩と話すの、なんか楽しいんですよね。
狛千(こまち)
他の人とは、どこか違うんです。
猫黒(ねくろ)
へぇ～…。
猫黒(ねくろ)
ﾓｸﾞﾓｸﾞ
狛千(こまち)
ほ、本当に嫌じゃないんですか？
猫黒(ねくろ)
うん、全く。
狛千(こまち)
ど、どうしてですか？
猫黒(ねくろ)
ただ普通に会話してるだけじゃない。
猫黒(ねくろ)
だから、嫌じゃない。
狛千(こまち)
っ…。
狛千(こまち)
じ、じゃあ…、
狛千(こまち)
普通に会話するだけじゃなくなったら、嫌ってことですか？
猫黒(ねくろ)
それは、
猫黒(ねくろ)
それはわからない。
猫黒(ねくろ)
まだそうなってないし、
猫黒(ねくろ)
多分、あんたはそういうことしないでしょ。
狛千(こまち)
！
狛千(こまち)
もし、
狛千(こまち)
もししたら…っ？
猫黒(ねくろ)
…
猫黒(ねくろ)
ﾓｸﾞﾓｸﾞ
狛千(こまち)
せ、先輩？
猫黒(ねくろ)
…手が出ちゃうかもね。
狛千(こまち)
急に怖いこと言わないでくださいっ！
猫黒(ねくろ)
ふふっ
猫黒(ねくろ)
でも、本当に手が出ちゃうかもしれない。
猫黒(ねくろ)
ﾓｸﾞﾓｸﾞ
狛千(こまち)
…気を付けます。
猫黒(ねくろ)
是非そうしてください。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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