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ママは、私が、、

その時、変なジジイがヒストリアの親父に銃口を突きつけていた

ヒストリア・レイス

お父さん!

ライラ・アプリコット

、、、

どうでも良い、ただそう思った

ヒストリアは必死に、自分の父親を守ろうとしている

ヒストリア・レイス

私はエレンを食って、ねぇさんを取り返す!

ヒストリア・レイス

そして世界の歴史を継承し、この世から巨人を駆逐する!

ヒストリア・レイス

それが私の、使命よ!

ライラ・アプリコット

、、、

耳を塞ぎたくなった、今の私には、あまりにも綺麗過ぎる言葉だったから

すると、変なジジイは私の元へ 来て、さるぐわを外させた

ケニー・アッカーマン

、お前、なんちゅう顔してやがんだ

ライラ・アプリコット

、、いきなり人の顔見て、第一声がそれアルカ?

ジジイは私の元にしゃがむと

ケニー・アッカーマン

悪かったよ、ただ

ジジイはナイフを取り出し、刃先で私の頬をなぞった

ケニー・アッカーマン

知り合いのガキの顔にそっくりだっただけだ

ジジイはそれだけ言い、エレンの方へ向かった

ライラ・アプリコット

、、、

今、相当酷い顔をしているんだろうな、私

ケニー・アッカーマン

お互い巨人化で勝負する

ケニー・アッカーマン

ヒストリアが勝てば平和が訪れ、

ケニー・アッカーマン

エレンとライラが勝てば、状況は変わらねぇ

ロッド・レイス

っ、やるんだヒストリア!

ヒストリア・レイス

っ、、!

私とエレンは、巨人化をしなかった

ヒストリア・レイス

何でよ、二人共、

ヒストリア・レイス

何で巨人化しないの!?

ヒストリア・レイス

私が巨人化すれば、食べられるんだよ!?このままだと!

ライラ・アプリコット

、、、

食えば良い、もう、 汚された私なんて、価値がないネ

上を見上げれば、エレンが涙を浮かべていた

ライラ・アプリコット

ヒストリア・レイス

っ、

エレン・イェーガー

要らなかったんだよ、俺も、俺の親父も、

エレン・イェーガー

ライラの父親も、

エレン・イェーガー

ライラの親父が、この場所を教えなければ、

エレン・イェーガー

親父が、あんな事しなければ、

エレン・イェーガー

お前のねぇちゃんが、全て何とかしてくれる筈だったんだろ、?

ライラ・アプリコット

っ、!!

エレン・イェーガー

だからもう、俺を食って、全てを終わらせてくれ、

ライラ・アプリコット

、、、

私はヒストリアの方に視線を向けた

ライラ・アプリコット

ヒストリア、

ヒストリア・レイス

ライラ・アプリコット

私、認められたかったアル、

ライラ・アプリコット

誰かに、抱きしめて欲しかったアル

ライラ・アプリコット

でも、誰も助けてくれないから、自分が強くなって、

ライラ・アプリコット

自分で、自分を抱きしめようと思ったネ

でも、

ライラ・アプリコット

もう、無駄になっちゃったネ

ヒストリア・レイス

、ライラ、

ヒストリアは私をしばらく見つめ、再び注射を打とうとした

そうだ、これで良い、

「ったく、このクソガキが」

ライラ・アプリコット

っ、何で、

今、お前の顔が浮かぶネ、! 私を抱きしめてもくれない、いつも、中途半端に優しさを見せつけていた癖に、!!

ライラ・アプリコット

どうしてヨ、

へいちょー、

その時

ヒストリアが、地面に注射器を叩きつけ、注射器の破片が散らばった

ライラ・アプリコット

なっ、

ロッド・レイス

ひ、ヒストリアァァァ!!!

ヒストリア・レイス

ぐっ!!

ロッド・レイス

っ!?、ガハッ!

ヒストリアは親父さんを背負い投げ、そのまま鞄を持って私の鎖を解いた

ライラ・アプリコット

ヒストリア、何で、

ヒストリア・レイス

何もひったくれもないでしょ!

ヒストリア・レイス

あんな悲しそうな顔して、それに

ヒストリアは私の手を引き、エレンの場所まで走った

ヒストリア・レイス

巨人を駆逐するなんて、誰がそんな面倒な事やるもんか!!

ヒストリア・レイス

むしろ人類なんて嫌いだ、巨人に滅ぼされたら良いんだ!!

ヒストリアはエレンの鎖を解き

ヒストリア・レイス

つまり私は人類の敵、最悪最低の超悪い子!!

ヒストリア・レイス

エレンとライラをここから逃す、そして全部ぶっ壊してやる!!

ライラ・アプリコット

、!、ヒストリア、

その時、私達の目の前に稲妻が 降りた

ライラ・アプリコット

!あれは、

ヒストリアの親父!?

その時、巨人のようなモノが こちらに手を伸ばしてきていた

ライラ・アプリコット

!ヒストリア!エレンを連れて早くっ、

ヒストリア・レイス

待って、まだ鎖が、!

その時、凄まじい突風が吹き ヒストリアが飛ばされた

ライラ・アプリコット

ぐっ、!!エレン!

エレン・イェーガー

なっ、ライラ?!
一体何を、!

ライラ・アプリコット

歯、食いしばれヨ!!

私は鎖を踵で破壊し、エレンを その場から投げ飛ばした

壁側には、ヒストリアを受け止めるミカサとエレンを受け止めるジャン達

そして

リヴァイ・アッカーマン

ライラ!今すぐそこから離れろ!!

へいちょーが叫んでいた

ライラ・アプリコット

へいちょー、

リヴァイ・アッカーマン

っ!!

あぁ、ちゃんと笑えているだろうか、

その時、私の身体が宙へ浮いた

ミカサ・アッカーマン

!ライラ!!

私の身体は巨人の口へ運ばれた

ライラ・アプリコット

、、、

良い人生とは、到底言えなかった

ママは私を「忘れてしまった」 パピーは私とママを道具にした

ライラ・アプリコット

でも、

唯一、生きてて良かったと思えたのは

ライラ・アプリコット

、お前らに、出会った事かも、しれないネ

そして、私は巨人に取り込まれた

ライラが食われた直後、建物が 崩れ始め、瓦礫が落ちてきたが エレンの硬質化で私達は何とか無事だった

リヴァイ・アッカーマン

、構造自体はデタラメだが、これでウォールマリアの穴を塞ぐ事が出来るな

リヴァイ・アッカーマン

だが、

ミカサ・アッカーマン

、ライラを、助け出さないと

エレン・イェーガー

、、ライラは、
もしかしたら、

エレン・イェーガー

このまま、ロッド・レイスの中で眠り続ける事を望んでいるかもしれません、

その時、エレンが神妙な面持ちで そう声を出した

ジャン・キルシュタイン

は?

ミカサ・アッカーマン

、え、?

どういう事、?あのライラが、?

ヒストリア・レイス

、、、

リヴァイ・アッカーマン

、どういう事だ
エレン

エレン・イェーガー

、ここでは話せません、

その時

サシャ・ブラウス

兵長!

コニー・スプリンガー

脱出路確保しました!アルミン達も無事です!!

上から、サシャ達が降りてきた

サシャ・ブラウス

エレン!って、あれ、ライラは?

コニー・スプリンガー

そういや、アイツはどうしたんだ?

リヴァイ・アッカーマン

詳しい話は後だ

リヴァイ・アッカーマン

とりあえず、全員馬車に乗り込め

リヴァイ・アッカーマン

あのクソデカい巨人を追うぞ

その後、私達は馬車へ乗り込んだ

その後、俺達はエルヴィンと合流し、エレンからライラの事について聞かされた

リヴァイ・アッカーマン

、、、

その凄惨さのあまり、この場にいる皆が凍りついただろう

ミカサ・アッカーマン

、なら尚更、放っておけない

ジャン・キルシュタイン

そうだな、帰ってきたら執拗に撫でくり回してやるか

サシャ・ブラウス

まだライラに賭けで勝った事がありませんし、帰ってきたら返り討ちにしてやります!

コニー・スプリンガー

お前はバカだから無理だろ

アルミン・アルレルト

あはは、でも、ここにいる全員、同じ気持ちですね

リヴァイ・アッカーマン

、あぁ

エレン・イェーガー

、兵長

エレンは緊張した様子で

エレン・イェーガー

ライラは、兵長が助けてあげてください

リヴァイ・アッカーマン

、当たり前だ

誓ったからな

必ず、助け出すと

その後、俺達はとある作戦を決行した

それは、住民を避難させずそのまま留まらせ、巨人をおびき寄せる

壁まで誘導し、そこで体制を崩させる崩れた瞬間、巨人化したエレンがロッド・レイスの口に爆薬を放り投げる

エルヴィン・スミス

総員!立体機動で止めを刺せ!!

爆薬が放り込まれた瞬間、 肉塊が街へ降り注いだ

リヴァイ・アッカーマン

ぐっ、!

どこだ、!!

俺は肉塊を斬り、ライラを探す

リヴァイ・アッカーマン

!!

その時、他の肉塊より一際デカい モノを見つけた

リヴァイ・アッカーマン

ぐっ、ライラァァァ!!!

俺が肉塊を削いだ瞬間

とある記憶が、俺の頭の中へ 流れ込んだ

ライラ・アプリコット

、、、

リヴァイ・アッカーマン

、、、

目の前には、蹲ったライラがいた

私は一人でも生きていける

だからママ、私を見て 私を、抱きしめて

ママ、私を認めて

ライラの声、いや、少し幼いだろうか

ライラ・アプリコット(幼少期)

寂しいの?

ライラ・アプリコット

、、、

その時、ライラの幼少期の姿が 俺の隣に現れた

ライラ・アプリコット(幼少期)

いつも、ママに認められる事だけを考えても無駄よ

ライラ・アプリコット(幼少期)

だってママは、貴方を必要としていないじゃない

ライラ・アプリコット

違う!!傍に来ないで!

リヴァイ・アッカーマン

、ライラ

俺がそう呼びかけても尚、ライラは叫び続ける

ライラ・アプリコット

私は一人でも生きていける!!

誰も助けてくれない

ライラ・アプリコット

誰にも頼らない!!

誰も、私を抱きしめてもくれない

ライラ・アプリコット(幼少期)

嘘ばーっか
本当は、信じるのが怖いだけでしょ?

ライラ・アプリコット(幼少期)

本当は、

次の瞬間、俺は幼少期のライラを 斬り飛ばしていた

ライラ・アプリコット

、わたしはっ、

リヴァイ・アッカーマン

ライラ、よく聞け

俺は蹲るライラの前にしゃがみ

リヴァイ・アッカーマン

テメェの母親がお前を見ていなかろうと、

リヴァイ・アッカーマン

抱きしめてくれなかろうと

リヴァイ・アッカーマン

認めてくれなかろうと

俺がライラの手を握ると、微かに 肩が揺れた

リヴァイ・アッカーマン

俺は、何度だってお前を見てやる

リヴァイ・アッカーマン

何度も抱きしめてやるし、認めてやる

リヴァイ・アッカーマン

お前が望んでいなかろうと、俺は何度でもお前を助けに行く

ライラ・アプリコット

、ほんとう?

リヴァイ・アッカーマン

あぁ、約束する

リヴァイ・アッカーマン

だから、帰って来い

暖かい、今までドロドロしたモノが一気に浄化されていく

この人の名前、、いや、

知っている、

ライラ・アプリコット

、へいちょー、

リヴァイ・アッカーマン

やっと呼びやがったか、クソガキ

へいちょーはふっと軽く微笑んだ

ライラ・アプリコット

わたしっ、帰りたいっ、皆んなのところに、

ライラ・アプリコット

へいちょーの所に、帰りたいっ、!!

私がそう泣き叫ぶと、へいちょーは私の手を握り、立ち上がらせた

リヴァイ・アッカーマン

あぁ、さっさと帰ってガキ共を黙らせるぞ

ライラ・アプリコット

、うん、!

私はへいちょーに手を引かれるがまま、光の方へ歩いて行った

巨人討伐なんてグーパンで十分アル

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