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ﾀｯﾀｯﾀｯ
レオナード…？
（……だが……いくら寝ているからといっても『森の魔女』……彼奴がそんなにヤワなわけ無いし、緊急事態なら俺を起こすはず……）
レオナード…？
（なら何故……？）
レオナード…？
（……く……っ考えてる暇はない！一刻もはやく、ドロシーを…！！）
レオナード…？
………ん………？
エレナ
でさぁ！
エレナ
そん時のメフィスト先生！凄く面白かった！
ネロ
あ！それ僕も覚えてる！
マリア
そう……私はその日丁度美容院行ってたから見てなかったわ…
（ドロシーとネロの姿が重なる）
レオナード…？
（！見つけたぞ！ドロシー!!）
レオナード…？
（……だが何故彼処の青髪の人間しかり、ドロシーしかり……ピンク髪の魔族と話している?!しかも親しそうに……）
レオナード…？
（ｯ洗脳されているのか？！）
レオナード…？
ｯｯ貴様ｯｯ！！
マリア
？！何？！
レオナード…？
はぁっ！！
ｼｭｯ！（剣で斬ろうとする）
ネロ
？！
エレナ
？！辞めてーーーっ！！！
エレナ
ｶﾞｷﾝｯ！（精霊剣を出して応戦する）
レオナード…？
（？！精霊剣だと…？！）
ネロ
！！エレナ！マリア！僕、メフィスト先生呼んでくるっ！！
マリア
頼むわよ！！
ﾀｯﾀｯﾀｯ
レオナード…？
……(・д・)ﾁｯ
レオナード…？
（やはりドロシーは……あの魔族に洗脳されているんだな……）
エレナ
ちょっと！貴方は誰？！急に女の子に斬りかかるなんて！許せない！！
レオナード…？
……………
マリア
なんで答えないの？
レオナード…？
……黙れ、魔族めが
マリア
……ｯ
エレナ
（！強い殺気…！！）
レオナード…？
そもそも何故、人間と魔族が親しそうに話している？
エレナ
！ウチはマリアの友達だよ！
レオナード…？
友達…？魔族がか……？！
マリア
そうよ！
マリア
魔族と人間が戦争していたのは遥か昔！200年以上前のことじゃないの！
レオナード…？
は……？
レオナード…？
何言って……
エレナ
……なんか会話が噛み合ってない気がするけど…！！
エレナ
ウチの友達を傷つけようってんなら！人間だろうが魔族だろうが容赦はしないよっ！！
エレナ
ﾁｬｷｯ（精霊剣を構える）
マリア
（う…っ精霊の力……ね……）
レオナード…？
……そうか
レオナード…？
なら俺も……
ｶﾞｼｬｯ（剣を捨てる）
エレナ
？！（降参…？！）
マリア
？！
レオナード…？
……少し、本気を出させてもらう
ﾁｬｯ……（精霊剣を出す）
エレナ
？！せｯ！精霊剣ｯｯ？！
マリア
嘘……ｯ！
レオナード…？
さぁ……いつでもかかってこい……
エレナ
……一つ……聞いてもいい？
レオナード…？
……なんだ？
エレナ
なんで……なんでマリアを襲うの？！
レオナード…？
そんなの、魔族だからに決まってるだろ？
マリア
なっ！私はたしかに大魔王の孫娘だけど…！過激派では無いわよ…！！？
レオナード…？
過激派…？なんの話だ
レオナード…？
…あと…さっさとドロシーを返せ
エレナ
ドｯドロシー？！そんな人知らないよっ！！
マリア
もし私達がそのドロシーって人を拐ったと思っているんだったら、それは貴方の勘違いよ？！
レオナード…？
は？とぼけんな！さっきの魔女の事だよ！
エレナ
ま、！魔女？！もしかしてネロの事っ？！
レオナード…？
ネロ…？誰だ其奴……
ﾀｯﾀｯﾀｯ
ネロ
！メフィスト先生！あの人です！！
レオナード…？
！？メフィｯ……！？
メフィスト
…っ？！
メフィスト
ｶﾞｼｯ（腕を掴む）
メフィスト
…！ちょっと！落ち着いて！！
レオナード…？
！離せ！メフィスト！！
エレナ
？！メフィスト？！
マリア
知り合いなの？！
メフィスト
あー！もう！！いいから落ち着いてよ！！
『レオちゃん』！！
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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