テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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プロセカ×バンドリイベントストーリー

第3話 - 3話 (前半) 思い繋ぐ、未完成な歌

2024年10月06日

#プロセカ

#バンドリ

#オリキャラ注意

ハナ🫧🌷´-

暁山瑞希

お疲れ様〜！！

暁山瑞希

いやぁ〜
今回の曲もいい感じになったね

暁山瑞希

特に最後の所
結構良かったと思わない？

東雲絵名

瑞希、うるさい

東雲絵名

まぁ、私も確かに
あそこは上手くいったとは
思ってるけど

宵崎奏

うん。
この曲が、もっと沢山の人に
知ってもらって

宵崎奏

1人でも多くの人が
救われるといいな

暁山瑞希

うんうん♪
最近ボクら結構
まとまってきてるよね

出雲紗夜

この程度で満足されては困るわ
改善点は、まだまだあるんだから

朝比奈まふゆ

私も、、、
紗夜の言う通りだと思う

東雲絵名

はぁ？今は、お疲れ様とか
ここ良かったねとか言う所でしょ？
普通

東雲絵名

空気を乱すようなこと
言わないでくれる？

暁山瑞希

まぁ、まぁ3人とも
「慌てて3人を収める」

暁山瑞希

今日は打ち上げだし
前向きな事を考えていこうよ

朝比奈まふゆ

別に、なんでもいい

暁山瑞希

それじゃあ、皆〜！
コップを持って持って！！

宵崎奏

う、うん

暁山瑞希

それと、次の曲も
上手くいくように頑張ろー！！

暁山瑞希

おー！！
「コップを持ち上げて」

出雲紗夜

何度も言ってるわよね？
私は遊びでやっているんじゃないって
「不満げに」

暁山瑞希

う〜ん、、、

暁山瑞希

そうだとしても
日々の成長を確認する事は
いいことなんじゃないかな？

宵崎奏

私も、たまには
リラックスする事は
大事なんじゃないかな、、？

宵崎奏

それに、みんなとの
交流も今後の曲作りで
必要になると思うし

出雲紗夜

宵崎さんが
そういうのなら

東雲絵名

はぁ？
瑞希が同じこと言ったらダメで
なんで、奏が言ったらいいのよ

暁山瑞希

まぁまぁ
絵名落ち着きなって

朝比奈まふゆ

それで、今度の曲は
どんな感じにするの？

宵崎奏

イメージは浮かんでるんだけど
何個かあって
まだ絞れてはない、、かな

出雲紗夜

今回の曲もそうだけれど
私は中途半端な曲は作らない

暁山瑞希

ちょっとちょっと〜
また、曲の話になってる

東雲絵名

今は、忘れて
普通にしなさいよ
「ポテトを食べ」

暁山瑞希

ま、おかげで
ボクが頼んだポテトも
冷めて食べやすくなってるけど♪

ー奏寝室ー

宵崎奏

(今日は、楽しかったな、、)

宵崎奏

(最近、少しだけど
似たような感じになってきてる)

宵崎奏

(なにか今までと違うような
沢山の人に届くような、、、)

宵崎奏

わぁっ！？
「自分の髪の毛に引っかかっり
転んでしまう」

ドドドッ！！

宵崎奏

い、いたた、、、
また、自分の髪の毛に
引っかかっちゃった、、、

宵崎奏

こ、これはカセットテープ？
私はカセットテープなんて
持ってないし一体───

宵崎奏

、、、っ！？

宵崎奏

この字、、、
お父さんのっ！？

〜♪

宵崎奏

これっ、、！

宵崎奏

(この、心を揺さぶられる感覚、、
それに、この声お父さんっ、、！)

宵崎奏

(あの時と同じ楽しそうで
聞いてるだけで幸せな気持ちに
なってくる、、、、)

宵崎奏

───私も
この歌、歌ってみたい

奏は、これからも曲を作り続けるんだよ

お父さん！お父さん！！ねぇ、起きてお父さん！！！

宵崎奏

けど───

宵崎奏

(今の私に
この曲を歌う資格───)

宵崎奏

あるの？

ー翌日ー

Kがチャットに入りました

Amia

あっ、K来た！！

えななん

やっぱり
長いことやると
ネタは切れてくるわよね、、

ましろ

そうなると
今までとは少し違う感じの
曲想にした方がいいのかしら？

Amia

今までとは
違うボク達か、、

雪

盛り上がりを強くする、、
とか？

ましろ

それもいいかもしれませんが
ずっと同じテンションでは
単調に聞こえてしまう可能性もあるわ

ましろ

それに、今の私達の曲が
好きという人に
全然違う曲想の曲だと
離れてしまう可能性もあるわね

、、、、、

(あの曲が
ずっと頭から離れない───)

(あの曲を歌ってみたいっ、、)

Amia

確かに、ましろの言う事も
一理あるよね〜

(だけど───)

えななん

(奏、、？)

雪

それで、、、
Kはどう思うの？

───え？

Amia

え？って、、

Amia

も〜、K聞いてなかったの？
今回の曲の話！！
Kはさ、どんな感じの曲が
いいと思ってる？

それは、、、

───少しみんなに
聞いて欲しい曲があるの。
今、データ送ったから

えななん

聴いて欲しいって、、

Amia

まぁまぁ
聞いてみようよ！！

えななん

な、なにこれ！？

ましろ

(激しくて繊細で───)

Amia

(すっごいカッコイイ！！
Kが歌ったら
もっといい感じになるな〜。これ！！)

雪

(聴いてるだけで
心がギュっと締め付けられる
感じがする、、、)

曲が終わる

えななん

す、凄かった、、、

Amia

凄い、凄いよこれ！！
Kが作ったの？！

雪

Kが作ってる曲とは違う気がする
多分違う人、、

えななん

とにかく！
私、この曲に合う
いいアイディア思いついたから

えななん

ラフ書いたら見せるね

ましろ

私も、この曲なら
私達のイメージとさほど
ズレてはいませんし
この曲でやる事に賛成です

ましろ

ですが、この曲を歌っている方は
誰なんでなんですか？

それは───

雪

この歌い方、、
もしかして、Kのお父さん？

、、、っ！

えななん

えっ、嘘！？

Amia

確かに、歌い方が
どことなくKに歌い方が
似てたような気がするけど───

えななん

───って、なんでそんなこと
アンタに分かるのよ！

ごめん。
やっぱりさっきの話は
無かったことにして

えななん

えっ？！

余計な時間取らせちゃって
ごめん。

それで
今、私が考えてるのは───

東雲絵名

(今日、聴いた曲
絶対いいって思った)

東雲絵名

けど───

東雲絵名

(奏、何かあったのかな、、)

暁山瑞希

あっ、絵名！！
おーい！！！

東雲絵名

えっ？瑞希？！

暁山瑞希

可愛い服を探して
帰ってきた所なんだけど
絵名はどうしてこの時間に？

東雲絵名

ちょっとね、、、

東雲絵名

瑞希はどう思った？
奏が聞かせてくれた曲

暁山瑞希

ボクは、あの曲
すごくいいと思ったよ。

暁山瑞希

かっこよくて
繊細で、優しくて、、

東雲絵名

あの時、聞いた時
絶対これがいいって思った

東雲絵名

けど
奏は違うのかな、、？

暁山瑞希

まぁ、正直
ボクもそれにモヤモヤして
発散の為に外に出ただけなんだけど

暁山瑞希

だから、もう一度
相談してみようよ。

暁山瑞希

紗夜にまふゆ
それに、奏に───

東雲絵名

───そうだね。

東雲絵名

───ってあれ奏と
まふゆじゃない？

暁山瑞希

えっ？
あっ、本当だ！

暁山瑞希

おーい！！
奏、まふゆー！！！

宵崎奏

えっ、瑞希？！
それに、絵名も、、

東雲絵名

はぁはぁ、、
やっと追いついたっ、、！

東雲絵名

瑞希早いっ、、、！

暁山瑞希

えぇ〜？
絵名が外出なさすぎて
体力ないだけじゃなぁ〜い？

東雲絵名

はぁ！？

東雲絵名

───じゃ、じゃなくて！
奏！今日聞かせてくれた曲
私、あの曲で絵を描きたいの！

宵崎奏

、、、、っ

東雲絵名

私、あの曲を聞いた時
この曲じゃないとダメって思った
奏が私達に聞かせてくれたのだって
この曲を歌いたいって
思ったからじゃない？

宵崎奏

それは───

暁山瑞希

ボクも、あの曲を聞いた時
これは、奏の為の曲だって思った。

宵崎奏

───私のため？

東雲絵名

だから、私達に
あの曲をやらせて欲しい

宵崎奏

───私の歌声は
そんな純粋なものじゃないから

朝比奈まふゆ

、、奏？

宵崎奏

それに、初めから私には
あの曲を歌う資格はないから

宵崎奏

───けど

宵崎奏

少し考えさせて
「走り去る」

朝比奈まふゆ

「追いかける」

東雲絵名

あっ、奏待っ───

暁山瑞希

待って！絵名
追いかけない方がいいかも。

東雲絵名

けどっ、、！

暁山瑞希

奏も悩んでるんだよ。
この曲をやるか。
お父さんの曲って言ったら尚更

暁山瑞希

ここは、まふゆに任せよ

東雲絵名

、、、、、、

宵崎奏

はぁ、、はぁ、、
(もう、追いかけてきて、、ない？)

朝比奈まふゆ

───歌う資格がないって
どいうこと？

宵崎奏

ひゃぁっ！？

朝比奈まふゆ

やっぱりあの曲
奏のお父さんなの？

宵崎奏

───うん。

宵崎奏

あれは、お父さんが
倒れる前に作った曲

宵崎奏

お父さんの全てを奪った私に
今の私が歌った言い訳がない

宵崎奏

私は───

朝比奈まふゆ

言うのが辛いなら
言わなくていい

朝比奈まふゆ

けど、私もあの曲を聞いた時
何か感じた気がする

宵崎奏

、、っ！？

朝比奈まふゆ

けど、絵名と瑞希に何を言われても
奏の思ってることを
大事にしたい、、って思う。

朝比奈まふゆ

それに、奏が音楽に対して
向き合う気持ちは───

朝比奈まふゆ

よく分からないけど
私なんかより純粋、、だと思う

宵崎奏

───向き合う気持ち

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