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公園のベンチに座っていたのは
寂しげな瞳で鳥を見ている男性。
私は毎日のようにここに来ていて、
いつもあのベンチに座る。
なんて思いながら
私の足は、少しずつベンチに近づいていた。
私の目には、いつの間にか淡い雫が 垂れてきていて、
ゆっくりと頬を伝っていた。
他人の話なはずなのに
なんでこんなに涙が出るんだろう。
ひとつの命が無くなっても
『明るい日』、『明日』に向かって
生きようとしている。
私もこんな風に
この人の家族のように
生きてみたいと思った。
ベンチの下に光るネックレスが。
これは、、
自分のイニシャルが書いてある、
妻のネックレスだった。
書いてあるのは、『 N.D 』
僕の名前は『 西畑大吾 』だ。
彼は、この子が妻の生まれ変わりであることは
生涯誰にも話さなかった＿
_𝐞𝐧𝐝_
⌇登場人物⌇
￤西畑大吾
￤年齢は、ご自身のお父様くらいで考えていただけると🤲🏻
〜 解説 〜
大ちゃんが話していた女の子は、 ネックレスを最初に見たときに 亡くなった奥さんと同じ言葉を発していた。 そして仕草や話し方が似ていると感じる。
極めつけはラストのシーンでのもうひとつのネックレス＿
『 N.D 』
というイニシャルが入っていた。
そのネックレスを落としたのはさっき話した女の子。
ならなぜ亡くなった奥さんのネックレスをその子が持っていたのか、？
つまり、、その子は奥さんの生まれ変わりだった。
主
主
主
𝑭𝒊𝒏.
コメント
17件
物語天才過ぎる！！ 莉緒にはまるかも(？)
莉緒の物語全部沼なんですけど
