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紫耀side
これは、俺の10年前の話…
紫耀の友達1
紫耀!早く来いよー!
紫耀の紫耀2
ほら、バスケしに行くぞー！
紫耀の友達1
早くしないと置いてくぞー!
13歳の時の紫耀
待てよー!
麻衣の母のマネージャー
あらあら、わんぱくですねぇ。
麻衣の母
微笑ましいわねー。
9歳の時の麻衣
ママ、次ケーキ買いに行こー!
麻衣の母
はいはい、急がないの。
ちゃーんと、横断歩道は待つのよー!
ちゃーんと、横断歩道は待つのよー!
よっぽど、俺は急いでいたのか、その時、俺は横断歩道を無視していた。
大きなトラックが近付いているのも知らずに…
麻衣の母
( ﾟдﾟ)ﾊｯ!、危ない!!
キキーッ!ドンッ!
気付いたら俺は、女の人に庇われていた。
麻衣の母のマネージャー
あ…綾子さんッ!
綾子さんッ!!
綾子さんッ!!
9歳の時の麻衣
ママッ!
13歳の時の紫耀
……………………ッ!
麻衣の母
………あなた、名前は…?
13歳の時の紫耀
…ひ…平野…紫耀です…。
麻衣の母
紫耀くん…あなた…将来の夢って…ある…?
13歳の時の紫耀
……な…い…です…。
麻衣の母
紫耀くん…じゃあひとつ…お願いしていいかしら……
13歳の時の紫耀
な…んですか…?
麻衣の母
劇団に…入って…○○劇団…
そして…あそこにいる…小さな女の子、いるでしょ…?
そして…あそこにいる…小さな女の子、いるでしょ…?
13歳の時の紫耀
……はい。
麻衣の母
あの子…麻衣っていうの…十年後、あなたと再会するの…
13歳の時の紫耀
……はい。
麻衣の母
再会したとき…麻衣を守って…
麻衣を幸せにしてあげて…
麻衣を幸せにしてあげて…
13歳の時の紫耀
え…?
麻衣の母
頼んだわよ…。
私の大事な娘を…。
私の大事な娘を…。
そういって、女の人は倒れた。
9歳の時の麻衣
ママッ…!返事してよッ…!
ママァー!!
ママァー!!
俺はこの子の人生を奪った…
そのためにも、この子のお母さんが言ったことを守らなければ、
俺が…この子のことを護らなければ…
劇団に入る…そう決意した…
現在 食堂
麻衣side
麻衣
芽郁おはよー!
芽郁
おはよー!麻衣!
そろそろ美桜も来るかなぁ〜?
そろそろ美桜も来るかなぁ〜?
美桜
おっはよ!
芽郁
おはよー!美桜!
麻衣
おはよー!
美桜
おはよう!麻衣!
廉
おは、麻衣。
麻衣
廉座長!おはようございます!
美桜
何よ廉、麻衣狙いに来たの〜?
芽郁
バレバレですよ〜?
廉
うっさいなぁ、ええやろ。
芽郁
認めた…
美桜
面白いことになりそうねぇ
ガチャッ
紫耀
………
麻衣
（あ…平野座長…）
紫耀
おい、
麻衣
な…何ですか?
紫耀
行くぞ。
グイッ…っと腕を引っ張られる
廉
おい紫耀、俺らも一緒に食うんやけど?
芽郁
いいでしょ廉座長（小声）
美桜
ますます面白いことになりそうねぇ
麻衣
もう、一体なんなんですか!?
昨日から様子がおかしい!
昨日から様子がおかしい!
麻衣
何かあったんですか!?
紫耀
……
麻衣
ねぇ…
紫耀
単刀直入に言う。
麻衣
はい?
紫耀
俺はお前を護る。
麻衣
は？
紫耀
絶対幸せにする。
麻衣
え////?
麻衣
何言ってんの!?
紫耀
そういうことなんで、
麻衣
はーっ!?
芽郁
えぇー!?
廉
嘘やろー!?
美桜
面白くなってきたぁー!
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作品ページ
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