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SnowManの病気怪我等たんぺんしゅう

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SnowManの病気怪我等たんぺんしゅう

第43話 - 深澤記憶喪失前編ﾘｸ

304

2023年04月30日

#病系

#絆系

しょこらどぉなぁつ🍩

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深澤

ん……、

照

ふっか……！！

佐久間

良かったぁ………

阿部

ふっかが頭打ったって聞いて、

阿部

ほんと焦ったよ……

康二

ほんま心配させんといてよー笑

涼太

どう？調子悪いとかない？

翔太

医者の人も、

翔太

命に別状はないってさ。

目黒

とりあえず仕事は休んで、

ラウール

うん。安静にしないと。笑

深澤

え………、

深澤

どういう……。

目が覚めると俺は、

8人の知らない人達に囲まれていた。

俺とは面識がないはずなのに

やけに馴れ馴れしい。

ネットで見たことがある。

記憶障害を起こすとき、

1番大事な記憶が抜け落ちやすいと。

どうやら俺は、

記憶喪失になってしまったらしい。

昨日

深澤

疲れたぁ………、

今日は一日中撮影と稽古だった。

ヘトヘトになった俺は、

マンションの階段を昇っていた。

鉛のように重い足を何とか動かし、

その時、

ガタッ………

深澤

うぁっ………！

ゴロゴロゴロゴロ………

階段で足を踏み外した俺は、

ゴロゴロと下へ転がって行った。

ゴンッ……

深澤

いっ…………て……

頭をぶつけた俺は、

そのまま意識を失った。

そして、今に至る。

照

……ふっか？

照

どうかした？？

深澤

………いや、

深澤

なんでもない笑

深澤

もう少ししたらリハビリだから、

深澤

みんなは仕事戻って。

深澤

ありがとう、来てくれて。

照

おぉ……分かった。

阿部

じゃあみんなそろそろ行こ。

目黒

そうだね。行こっか。

翔太

うん、分かった。

康二

ふっかさんまた来るなー！

佐久間

じゃーねーふっか！

涼太

なんかあったら連絡してね。

ラウール

ばいばーい！

ガラガラガラ……

皆が帰ってすぐ、

俺は携帯を取り出した。

LINEを開くと、

そこには大量のメッセージ。

メッセージは全て、

SnowManというグループからだった。

深澤

SnowMan………、

どこかで聞いたような気がする。

調べてみると、

画像にはさっきの8人と俺が写っていた。

深澤

俺……

深澤

あの人たちと…、

全く思い出せない。

親や友達のことは

まるっきり覚えているのに。

思い出そうとすればするほど、

俺から記憶が遠のいていくようだった。

深澤

先生。

深澤

俺って……

深澤

記憶喪失なんでしょうか。

医者

……そうですね。

医者

頭を打った衝撃で、

医者

記憶の1部が抜け落ち、

医者

その事を全く覚えていないという症状です。

深澤

………やっぱり、

深澤

……でも、

深澤

治るんですよね、？

医者

今の状態だと、

医者

何とも言えません。

医者

突然治ることもありますが、

医者

保証はできません。

深澤

………、

深澤

そうですか。

深澤

このこと、あの人達には言わないでください。

医者

いえ、しかし……

深澤

心配かけたくないんです。

深澤

俺が思い出せるまで。

医者

……分かりました。

1週間後

無事に退院出来た俺は

皆に呼ばれレッスンに来た。

ここに来たら何か思い出せるかも、

そう思ったけど、

何も思い出せず、

レッスンの時間になってしまった。

照

じゃあ皆、音合わせするよ。

佐久間

はぁーい！

このままじゃまずい。

ダンスなんてほとんど覚えていない。

皆が手馴れたように立ち位置に行き、

俺は1人取り残された。

阿部

ふっか、始めるよ。

深澤

えっ……と………、

康二

どうしたん？時間ないでー！

翔太

さっさとやろうぜ。

深澤

………、

深澤

ごめん、ちょっとトイレ。

ガチャ……

俺は耐えきれず、

逃げ出してしまった。

ラウール

え、ふっかさん……？

目黒

なんかあったのかな。

涼太

久しぶりだし、仕方ないよ。

佐久間

俺、ちょっと様子見てくるね、！

深澤

はぁ……

深澤

どうしよ………。

本当のことを言うべきなのか。

隠し通すなんて無理に決まってる。

でも、迷惑はかけたくない。

佐久間

あ、ふっか見っけ！

深澤

……、

この人は、確か、、

深澤

佐久間……。

深澤

レッスンだよね、？ごめん。

深澤

すぐ戻ろう。

佐久間

待って。

深澤

ん……？

佐久間

ふっか、

佐久間

本当は覚えてないんでしょ。

佐久間

俺たちのこと。