君と一生痛いを感じて居たい

“あれ”がなければ…

10年前

私たちの両親はよく喧嘩していた

ある日のこと…

私は母親に無理矢理引き連れられ2人とは離れ離れで暮らすこととなった。

後ろから玲央の泣き声が聞こえるのが辛かった。

2年前

私は高校生活を楽しんでいた。

しかし、楽しい日々も束の間だった。

ある朝のこと

なんだかこの頃ずっと体が怠かった。

私はどうやら教室で倒れてしまったらしい。

すぐに私は救急搬送されたそうだ。

幸いにも救急車の中で意識は戻った。

病院に着くといろんな検査をされた。

そして医師から言いづらそうに告げられたのは…

あの元気な私が白血病…？

でも治るのか！

だったら私頑張るよ！

それから私は治療を頑張った。

どんなに苦しくても負けなかった。

しかし1年後…