一覧ページ

ひとりの少女と麦わらの海賊たち

第2話 - 麦わら帽子の海賊との出会い

577

2023年04月01日

#ワンピース

#夢小説

ここあ

伯母

ユアちゃん〜。12番席にお酒運んで。

ユア

はい。ﾄｺﾄｺ

ユア

お待たせしました。お酒です

おじさん

おぉ、ありがとう。

ユア

ええ。ﾄｺﾄｺ

私はユア。幼い頃に両親を失った。伯母が拾ってくれて今は伯母が経営してるお店で働いている飲食店だ。

伯母

ユアちゃん。もう今日は終わりで休んでていいわよ。

ユア

はい。ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ

伯母

あら、もしかしてまたお師匠さんのところへ行くの？

師匠とは私に武術や覇気を教えてくれる先生のことだ。

ユア

はい。

伯母

頑張ってるのはいいけど無理しないでね

ユア

はい。ﾀｯﾀｯﾀ

ユア

師匠ー…(どこに行ったんだろう)

師匠

…また来たのか

ユア

あ、ええ。

師匠

はぁ少しは休んだらどうだ。伯母さん心配していたぞ。

ユア

大丈夫です。平気なんで。

師匠

…今日は山下りだ。

ユア

え…昨日もそうだったよね…？

師匠

あぁ。山下りもいい練習になる。

ユア

…分かった。ﾀｯﾀｯﾀ

ユア

よし。(今日はここから師匠がいたところまで20分でいけるようにしよう…。)

ユア

ﾀﾞｯﾀｯﾀｯﾀ

私の鍛錬の一つ。山下りがある。山下りは山の頂上から師匠がいる場所まで障害物を避けながら走って気配と忍耐力を鍛える練習だ。

山の頂上から師匠がいる場所までの距離は歩いて1時間以上はかかる。

20分後…

ユア

はぁはぁ…(やった20分丁度着いた…)

師匠

お疲れ様。

ユア

師匠。お疲れ様です。

師匠

はぁまた怪我しよって、手が傷だらけじゃないか。

ユア

これくらい大丈夫です。私もう戻りますね。明日も来ます。ﾀｯﾀｯﾀ

師匠

…あの子は走ってばっかだなぁ。

ユア

ただいま。

伯母

あらおかえりって…また怪我してる！…

ユア

伯母さん心配しないでください。

伯母

心配するに決まってるわ…

ユア

私は大丈夫です。私…お風呂入ってきます

伯母

ユアちゃん…

ユア

はぁ…ﾎﾞﾌｯ

ユア

…(いつも心配かけちゃって…だめだなぁ私。でも、怪我してもいい。強くなりたい…。ただそれだけ…仕方がないのよ)

ユア

…もう寝よう。

次の日…

ﾁﾘﾝﾁﾘﾝ🔔

ユア

いらっしゃいまs

ルフィ

腹が減ったァァ…ｹﾞﾌﾟｩ

ナミ

わかったから少し待ちなさい！
あの、肉ありますか？

ユア

ありますよ

チョッパー

ならその肉持ってきてくれ！ルフィが飢えそうなんだ！

ユア

わかりました。

ユア

持ってきました

ルフィ

肉だァァ！！🍖ﾊﾞｸﾊﾞｸ

チョッパー

ふぅ…ルフィの腹はこれでひと安心だな！

ユア

どうぞ。水です

ナミ

ほんと助かったわ！ありがとう！

ルフィ

ありがとな！

ユア

いいe

ﾊﾞﾘｨｨﾝ!🍺

海賊

おい早くお酒持ってこいよ！

海賊

そうだよ早くしろよ

伯母

いや、すいません。もうお酒のストックがなくてご用意できません。

海賊

はぁ？！俺たち海賊に逆らう気か！

ルフィ

…

ナミ

なにあいつら…

チョッパー

やばいんじゃないのか…？！

ユア

…

海賊

だから早くしろよ！ﾊﾞｯ

伯母

っ！！

ユア

ｶﾞｼｯ

海賊

あ？

ナミ

あんた！危ないわよ！

ユア

ｷﾞｭ(強く握る)

海賊

痛たたたた！！！！

お客さんたち

？！！ユアちゃん？！

ユア

気安く伯母さんに触ろうとするなｷﾞﾛ

海賊

はぁ？…ていうかお前結構美人だなぁ。
どうだ俺達と一緒に来ないか？

ユア

残念だけど…あんたたちと一緒に行くよりか、森で野獣と暮らしたほうがマシ。

お客さんたち

ｸｽｸｽ🤭

チョッパー

か、かっこええ！！✨

海賊

っ？！

海賊

いい加減にしろよ！ﾊﾞｯ

ユア

ｽｯｼｬｷｰﾝ🗡

海賊

ﾋｯ

ユア

どうします？ここで私にボコボコにされて海軍に引き渡されたい？

海賊

ﾁｯ！お、覚えてろよ！！ﾀｯﾀｯﾀ

海賊

ﾀｯﾀｯﾀ

海賊

ふっ！ﾀｯﾀｯﾀ

お客さんたち

すげぇ〜！！！ユアちゃん！！

ユア

…あんなのへでもないわ。

ルフィ

お前すげぇな！

チョッパー

ちょー！かっこよかったぞ！

ナミ

ほんとよ！！

ユア

…別に。

伯母

ユアちゃん…ありがとう。

ユア

伯母さん怪我ないですか？

伯母

…あ、あぁ…。

ユア

ﾊｯ手怪我してますよね。見せてくださいｶﾞｼｯ

伯母

ごめんなさいね。心配かけてしまって

ユア

…守れなくてごめんなさい。

お客さんたち

いやいや、ユアちゃんかっこよかったしちゃんと守れてたぞ！

ユア

…いえ、全然修行が足りませんでした。

ルフィ

…修行？なんだそれ。

ユア

お客様には関係のないことです。ﾄｺﾄｺ

伯母

…ユアちゃん。

ユア

…はぁ。(…私にはやっぱり人を守ることなんてできないのかな)

師匠

何を考えておる。

ユア

あ、師匠…。

師匠

伯母さんから聞いた。助けてくれてたんだな。良いことだ。

ユア

…師匠。鍛錬増やしてください。

師匠

だめだ。

ユア

なんでですか。

師匠

今の鍛錬でもそんなに怪我をしておる。だのに、鍛錬をまた積み重ねると命に関わってくる。

ユア

大丈夫です

師匠

大丈夫じゃないだろうに。

ユア

…(強くならなきゃいけないのに)

ユア

大丈夫ですよ。

師匠

それは自分に言い聞かせてるだけだ

ユア

…ｽﾞｷ

ユア

もう、いいですﾀｯﾀｯﾀ

この作品はいかがでしたか？

577

2件

続き待ってます!!

ここあ

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

ひとりの少女と麦わらの海賊たち

第2話 - 麦わら帽子の海賊との出会い

作者の他の作品すべて見る

#ワンピースの新着小説
一覧

関連するタグ

ひとりの少女と麦わらの海賊たち

第2話 - 麦わら帽子の海賊との出会い

作者の他の作品すべて見る

#ワンピースの新着小説一覧

関連するタグ

#ワンピースの新着小説
一覧