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jungwoo

どう?雪には慣れた?

yura

少し?

雪は見る分にはいいものだけど、雪で遊ぶとかは好きではないと思ってた。 でも、実際に遊んでみれば面白いものだなって思った

jungwoo

ならさ、ソリに乗ろうよ!

yura

ソリ?

yura

怖い。イヤ

jungwoo

物は試し。乗ってみれば面白いかもよ?

どこから持ってきたのかは不明だけど、ジョンウは 雪の上にソリを置き、その上に私を乗せた

jungwoo

はい行くよ~

yura

まだ○にたくない!

jungwoo

・・・

jungwoo

大袈裟だってㅎ

ジョンウは微笑を浮かべながらソリとソリの紐の間に体を入れ、 ゆるゆると歩き始めた

どこに向かってるんだろう.....?

ソリで引かれている間、ジョンウにしては珍しく静かだった

yura

どこに向かってるの?

jungwoo

丘だよ

yura

どうして丘なんかに

jungwoo

丘の頂上から滑れば楽しいでしょ?

yura

なるほどね~

jungwoo

ほら、もうすぐ着くよ

これって、傍から見たら「犬ぞり」なんじゃないの?

――――――――――――――

yura

ね、ジョンウ

yura

怖いって。怖い怖い

遠くから見ればそこまで高くない丘でも、いざ登って丘の上から 周りを見渡せばまあまあの高さがあることに気付いた

jungwoo

大丈夫だって

yura

怪我したらどうするの

jungwoo

「痛いの痛いの飛んでいけ~」って言ってあげr

yura

ふざけるな←

jungwoo

でもあれね、心理的な安心感や触覚刺激が痛みを和らげる効果があるんだって

ジョンウって妙にそういう雑学には詳しいときがあるよね 謎だよ、謎

yura

・・・

yura

そのおまじないする前に怪我の防止を頼むよ

jungwoo

一緒に乗る?

yura

うん、乗る

2人で乗った方が落ち着くしね....

その後は、2人でソリで滑っては丘に登り直し、頂上に着けば また2人で滑るを飽きることなく何回もした

もちろん、丘に登るときはジョンウが私をソリに乗せて引いていった

yura

はぁ~もう疲れた

jungwoo

かくれんぼしない?

yura

かくれんぼ?いいけどさ~

yura

どっちが鬼なの?

jungwoo

僕が鬼やるよ

yura

私が隠れていいの?

jungwoo

うん、隠れな

私をかくれんぼで隠れる側にさせるということは、すなわち、

相手の破滅を意味する!!!

とまではいかないけど、かくれんぼはかなり得意←

yura

ハッハッハッ~

yura

残念だったな!

jungwoo

え、え、何?←

jungwoo

キャラどうしたの?

yura

私ね、かくれんぼ得意なの

jungwoo

・・・

jungwoo

あ、そうなの?

かくれんぼが得意がゆえに悲しい思い出となったエピソードがあるんだよね

yura

小学生の頃から、友達とかくれんぼをよくしてたの

jungwoo

うんうん

yura

ある時ね、昼休みにいつも通りかくれんぼをしてたんだけど、

yura

私ね、頑張って探さないと見つからないだろうなぁって場所見つけたの

jungwoo

どこなの

yura

焼却炉の中

jungwoo

怖い怖い怖い←

yura

焼却炉に隠れて運動場の様子を見ていたんだけど、一向に見つけてもらえなくて、

yura

ついにね、昼休み終了のチャイムが鳴ってみんなが帰ってく中、

yura

どうしてだか今でも分からないけど、きっと誰かが見つけてくれるって思って、

yura

放課後までここにいようと思ったの

jungwoo

は~?

yura

だけど誰も見つけてくれなかった

yura

結局はそ次の昼休みまで見つけてもらえなくてね、最終的に誰が見つけてくれたと思う?

jungwoo

学校の先生でしょ?

yura

忘れた

jungwoo

えっ←

yura

誰が見つけてくれたかは忘れたの

記憶力が悪いってのは良くないね.... いやなもんだ....

jungwoo

・・・

jungwoo

今度はもっと見つけてもらいやすい場所に隠れよう

yura

うん

jungwoo

さぁ、隠れな

yura

はーい

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