けちゃ×まぜ
「好きだよ」
けちゃからさっき通話で言われた すぐに「嘘だよ〜笑冗談!」とも言われたけど…
あいつは本気じゃないのに どうしてこんなに胸が苦しいんだろ
まぜ太
考えても余計わからなくなる一方
明日にればこんな気持ちもなくなっているよう 願いながらおれは目を閉じた
‐ 翌朝 ‐
まぜ太
今日
けちゃ
けちゃ
まぜ太
けちゃ
まぜ太
けちゃ
けちゃ
まぜ太
けちゃ
まぜ太
まぜ太
約束の時間に間に合うよう家を出て あっきぃから送られてきた居酒屋へと向かった
‐ 店内 ‐
あっきぃ
店に入った瞬間、トイレに行こうとしていたらしいあっきぃがおれに気がつき、飛びついてきた
まぜ太
あっきぃ
あっきぃ
言われた方向を見ると 座敷タイプの席でぷりっつとけちゃが 向かい合い楽しそうに話していた
何故かざわつく胸を抑えて 足早に2人の元へ行く
まぜ太
けちゃ
ぷりっつ
ぷりっつ
まぜ太
飲み会が始まってから少し経った頃 あきぷりはもうすでに酔い始めていた
あっきぃ
ぷりっつ
ぷりっつ
けちゃ
あっきぃ
けちゃ
騒がしい3人を見ながら唐揚げを頬張った
けちゃはお酒弱いくせに 度数の高いお酒のグラスへ手を伸ばす
おれはそんなけちゃの手首を掴んで止めた
まぜ太
まぜ太
けちゃ
まぜ太
この前アンプ全員でライブの打ち上げをした時に けちゃは飲んで相当酔っ払っていた
1人で帰れると啖呵を切って店を出たものの 結局路上で居眠りをして警察に保護された
今日もそんなことにさせるわけにはいかない
ぷりっつ
あっきぃ
まぜ太
あっきぃ
ぷりっつ
まぜ太
あっきぃ
けちゃ
渡されたお酒を嬉しそうに飲んでる
3分の1ほど飲み、ジョッキを置いてから けちゃがこっちを見てきた
まぜ太
けちゃ
上目遣いをしながら にやっと笑う姿に 胸がぎゅっと痛くなった
‐ 1時間後 ‐
ぷりっつ
あっきぃ
けちゃ
すごいことになった
おれ以外 全員見事に潰れてしまったらしい
まぜ太
ひとまずトイレに行ってきて席に戻ると けちゃは床にベタっと寝そべっていた
あっきぃとぷりっつは 幸せそうに肩を組んで語り合っている
まぜ太
けちゃの体を軽く揺すると 瞼がゆっくりと開いて目が合った
けちゃ
まぜ太
けちゃ
まぜ太
けちゃ
まぜ太
結局、2人分の料金を置いて けちゃを背中におぶってお店を出た
スースーとけちゃの呼吸が耳元で聞こえる
まぜ太
寝てるかなと思って声をかけてみたら 反応してか掴まる腕にぎゅっと力を感じた
けちゃ
まぜ太
けちゃ
けちゃ
まぜ太
けちゃ
まぜ太
‐ けちゃ宅前 ‐
まぜ太
まぜ太
けちゃ
まぜ太
けちゃの鞄の中やら上着のポケットを 一緒に探す
けちゃ
まぜ太
突然、けちゃの唇がおれの頬に触れた
まぜ太
まぜ太
けちゃ
余裕たっぷりにそんなことを言うけちゃ おれはこんなに動揺してるのに
けちゃ
けちゃ
まぜ太
少し考えて理解してから自分で恥ずかしくなった
まぜ太
まぜ太
けちゃ
まぜ太
けちゃ
けちゃ
まぜ太
けちゃ
まぜ太
まぜ太
けちゃ
自宅へ向かいながら さっきキスされた左頬に触れると、 自分でも信じられないほど顔が熱かった
まぜ太
相当小馬鹿にされたけど 不思議と嫌な気持ちではなかった
コメント
1件
初コメ失礼します! めっちゃこのストーリー好きです! 続き、楽しみにまってます!