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哀雷🥀
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유키에
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今藤新⭐️
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コメント
2件

うわあああ😭✨ 回復まで1年かかっても、二人ともめっちゃ頑張ってて泣けた…!特に彩音ちゃんの「まだできます」がもう胸に刺さるし、最後の秘密の開発も普通にカッコよすぎる…!松田くんの異動も寂しいけど、まだまだこのチームから目が離せないよ〜💖 次回も楽しみにしてる!
リハビリ病棟――。 朝早くから、彩音と萩原研二はそれぞれ別々のリハビリ室へ向かっていた。 萩原は歩行器を握りしめ、 苦笑いを浮かべる。
萩原さん
担当の理学療法士は笑いながら言う。
理学療法士さん
萩原さん
最初は数歩歩くだけでも息が切れ、 傷口も痛む。 足は思うように前へ出ない。 それでも萩原は歯を食いしばって一歩、 また一歩と歩き続けた。
萩原さん
と、自分から立ち上がる。
一方の彩音。 担当の療法士が優しく声を掛ける。
理学療法士さん
諸伏 彩音(あかね)
ベッドから車椅子へ 移るだけでも全身が震える。 足に力が入らない。 ようやく立ち上がっても 数秒で膝が崩れそうになる。 療法士が支える。
理学療法士さん
彩音は悔しそうに唇を噛む。
諸伏 彩音(あかね)
理学療法士さん
その言葉に少しだけ笑顔を見せた。
数か月が過ぎる頃。 彩音は杖を使って 歩けるようになっていた。 理学療法士も驚く。
理学療法士さん
諸伏 彩音(あかね)
理学療法士さん
それからも彩音は 毎日休まずリハビリを続けた。 歩く練習だけではなく、階段の昇り降り、 体幹トレーニング、筋力トレーニング。 転びそうになっても、
諸伏 彩音(あかね)
と言って立ち上がる。 周りのスタッフも、 その強い気持ちに胸を打たれていた。
半年後。 萩原は走る練習を始めていた。
萩原さん
ゆっくりではあるが、自分の足で走れるようになっていた。 筋力トレーニングもこなし、 握力もほぼ元通り。 医師も驚くほどの回復だった。
理学療法士さん
萩原は笑って答える。
萩原さん
その夜も、みんなが帰ったあと。 彩音ちゃんは資材室で、 一人静かに工具を手に取る。
諸伏 彩音(あかね)
誰かを助けるため。 萩原さんや松田くん、そして一緒に現場へ向かう仲間たちが少しでも 安全に任務を終えられるように。 その願いを込めながら、 誰にも知られない秘密の開発は、 今日も続いていた。
一年後。 萩原はついに医師から告げられる。
お医者さん
萩原さん
松田さん
萩原さん
千速さんも目を潤ませながら笑う。
千速さん
そして彩音ちゃんも萩原さんと同じ、 一年後ーー。 診察室。 医師は検査結果を見ながら微笑んだ。
お医者さん
お医者さん
彩音は少し緊張した表情で医師を見る。
お医者さん
お医者さんは笑顔で続けた。
お医者さん
彩音ちゃんは目を見開いた。
諸伏 彩音(あかね)
お医者さん
その瞬間、彩音ちゃんの 目から涙があふれる。
諸伏 彩音(あかね)
萩原さん
と優しく頭をなでた。
そこへ松田くんと降谷さん、伊達班長、 ヒロ兄、千速さんも駆けつける。
松田さん
安室さん
伊達班長
ヒロ兄
千速さんも涙ぐみながら 彩音を抱きしめる。
千速さん
彩音ちゃんは、 涙を拭いながら笑顔で頷いた。
諸伏 彩音(あかね)
病室は、安堵と祝福の 笑顔で包まれていた。
みんなは「ちょっと売店行ってくる」「ついでに飲み物買ってくる」と口々に言って出ていって、今この部屋に残っているのは──彩音ちゃんと、諸伏景光だけ。 カーテン越しに廊下の 気配が遠ざかっていくのを聞きながら、 景光は少しだけ声を落とした。
諸伏 彩音(あかね)
ヒロ兄
諸伏 彩音(あかね)
ヒロ兄
諸伏 彩音(あかね)
諸伏 彩音(あかね)
その瞬間、ヒロ兄の呼吸が ほんの少しだけ浅くなる。 でも表情は崩さないまま、静かに答えた。
ヒロ兄
彩音ちゃんが少し笑ったあと、 ふっと視線を落とす。 その空気の流れを受けて、 諸伏景光は小さく息をついた。
ヒロ兄
諸伏 彩音(あかね)
景光は苦笑いを浮かべる。
ヒロ兄
ヒロ兄
ヒロ兄
諸伏 彩音(あかね)
諸伏 彩音(あかね)
一瞬だけ、景光の表情が止まる。 それから、少しだけ 視線を外してから答えた。
ヒロ兄
ヒロ兄
その一言に全部が詰まっているみたいで、 あえてそれ以上は続けなかった。 代わりに、ヒロ兄は、 少しだけ優しく笑って付け足す。
ヒロ兄
その声はいつも通りなのに、 ちゃんと“安心してほしい”って 気持ちだけが真っ直ぐ乗っていた。
爆発物処理班。 その日の業務を終えた 隊員たちが帰る準備をしている頃。
「お先でーす!」 「お疲れ!」
みんなの姿が見えなくなると、 彩音ちゃんは廊下を確認して、 小さくつぶやいた。
諸伏 彩音(あかね)
誰もいない資材室へ向かい、 扉をそっと閉める。 カチャッ。
棚の奥から、 小さなケースを取り出した。 中には、何日もかけて 集めた電子部品や工具、 びっしり書き込まれた設計ノート。
諸伏 彩音(あかね)
爆発物を処理する隊員が少しでも危険な目に遭わないように。 彩音ちゃんは一人、 試作品の製作を始める。 カチッ…… カチッ……
諸伏 彩音(あかね)
何度もやり直しながら、 少しずつ改良を重ねていく。 翌日ーー。
萩原さん
萩原さん
諸伏 彩音(あかね)
萩原さん
諸伏 彩音(あかね)
少し慌てて答える彩音ちゃん。 そこへ松田くんも会話に入る。
松田さん
諸伏 彩音(あかね)
松田さん
諸伏 彩音(あかね)
二人は顔を見合わせる。
松田さん
萩原さん
萩原さんはそう言って笑った。 彩音ちゃんは、 ほっとしながらも心の中で思う。
諸伏 彩音(あかね)
深夜の爆発物処理班の資材室。 静まり返った部屋に、 工具の小さな音だけが響いていた。 カチッ。 ピッ――。 彩音ちゃんは何度も確認を繰り返し、 最後の部品を取り付ける。
諸伏 彩音(あかね)
ゆっくりと電源を入れる。 ランプが緑色に点灯した。
諸伏 彩音(あかね)
諸伏 彩音(あかね)
諸伏 彩音(あかね)
諸伏 彩音(あかね)
最後のチェックを終えた 彩音ちゃんは、 大きく息を吐いた。
諸伏 彩音(あかね)
諸伏 彩音(あかね)
『最大展開範囲:約20人を保護可能』
起動すると特殊な エネルギーフィールドを展開し、 爆発の衝撃や熱、 破片を打ち消して周囲を守るという、 現実には存在しない画期的な発明だった。
彩音ちゃんは設計書を閉じ、 装置を専用ケースへしまう。
諸伏 彩音(あかね)
完成したことを知れば、 きっとみんな驚く。 だからもう少しだけ秘密にして、 十分に動作確認をしてから
仲間たちに見せよう。 そう決めた彩音ちゃんは、 ケースを大切に抱え、 静かに資材室の明かりを消した。
爆発物処理班に配属されて数年。 その日、 隊員たちは朝礼室に集められていた。 上司が一枚の辞令を手にする。
「本日付で異動となる者がいる。」
部屋が静まり返る。
「松田陣平。警視庁刑事部捜査一課・強行犯三係へ異動。」
萩原さん
最初に声を上げたのは萩原さんだった。
萩原さん
彩音も目を丸くする。
諸伏 彩音(あかね)
松田さん
松田さん
諸伏 彩音(あかね)
松田さん
松田さん
萩原は苦笑しながら頷く。
萩原さん
松田さん
松田が即答すると、部屋に笑いが広がる。 彩音も笑顔になった。
諸伏 彩音(あかね)
松田さん
こうして松田陣平は、爆発物処理班で培った経験を胸に、新たな任務の舞台である警視庁刑事部捜査一課・強行犯三係へと異動していった。別々の部署になっても、 萩原さんや彩音ちゃんとの仲間としての絆は変わることはなかった。