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あかーし
ぼっくん
あかーし
2人はそっと屋上を離れ体育館へ向かった
あかーし
ぼっくん
木葉
あかーし
木葉
ぼっくん
小見
あかーし
ぼっくん
猿杙
ぼっくん
あかーし
ぼっくん
鷲尾
ぼっくん
木葉
ぼっくん
あかーし
ぼっくん
木葉
ぼっくん
あかーし
猿杙
あかーし
木葉
あかーし
ぼっくん
あかーし
赤葦以外全員
あかーし
ぼっくん
木葉
次の日
桜花
桜花は今日はいつにも増して重い身体を無理やり起こし、洗面台に向かう
桜花
桜花は独り言を呟きながら口角を上げてみたが、昨日までのような上手な作り笑顔ができずにいた。
桜花
そこで気づいてしまった。男子バレー部には二度と近づくなと言ってしまったことに。 今更後悔しても遅いことは分かってはいるが、護るためだから仕方ない。という開き直りと、どうしてあんなことを言ってしまったのかと言う後悔の狭間で桜花の心は揺れていた。
ぼっくん
桜花
ぼっくん
木兎が悲しそうに下を向くのを見て、桜花の心には一層罪悪感と後悔の念が押し寄せた。ごめんなさい。その一言だけでいいのに、肝心の言葉は喉の奥につっかえてしまったかのように出てこなかった。
桜花
これが桜花の精一杯の声だった。
ぼっくん
普通の挨拶を交わしただけで目を輝かしてくれる木兎さんを横目に、桜花は逃げるかのように教室に向かった
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