マネー・キリングゲーム

大雅は、他の参加者を一人ずつ目で見てから一番近くにいた、人当たりの良さそうな笑みを浮かべた少年に近づいた。

ある程度尚斗とはなし、そばを離れると他な参加者もそれぞれ話している。

ロリッ子の格好をしている女子は手にクマのぬいぐるみを持っていて、話しかけている。

また違うところでは、いかにもサッカー少年っぽい男子と真面目そうな女子が口論していた。

また違うところを見ると、泣きそうになっている少年や、手を組みうつむいている美少女などがいた。

すると、今まで閉じられていた館の扉が開き、中から少年が現れた。

死期は、死人と思われるほどの白い肌をしていた。それに狙った獲物は逃さないと言わんばかりの目つきをしている。

そういわれ、走りだしたのはあのサッカー少年っぽい男子だった。

館の中に入ると、外見よりもとてもきれいだった。

天井には巨大なシャンデリアが輝き、床には赤いカーペットが敷かれている。

そういって死期が指差したのは・・ 大雅だった。

次に指差したのは・・ 尚斗。

次に指差したのは、あのサッカー少年だった。

次は、さっきサッカー少年と口論していた真面目女子。

次に指差したのはみんながさっきしゃべっているなか一言もしゃべらず、周りを見ていたクールそうな男子。

そう死期に言われてもしゃべらない男子。 少ししてようやく口を開いた。

そうしてまた琢麿は口を閉じてしまった。

次はあのロリッ子少女だった。

それを聞いて楓が鼻で笑った。

最後に指差したのはさっき祈るように手を組んでいたボブの少し気の強そうな女子。

そのあと、死期に案内され、それぞれの部屋に入った7人。

大雅の部屋