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ザーザーザー...

凛崎 悠太

どこだ...ここ

海野 叶

お、起きたか

ぼやけている目を擦りながら声の方に目を向けた

凛崎 悠太

先輩?

海野 叶

私たち遭難したみたいだね

先輩はひどく冷静でこの先の"何か"を見据えている気がした

凛崎 悠太

俺たちサークルの合宿行く途中...でしたよね?

海野 叶

そうだね

凛崎 悠太

とにかくここはどこなんです?

凛崎 悠太

って聞いても野暮ですよね...

海野 叶

ここがどこかは分からない

海野 叶

とりあえず、ついてきて

凛崎 悠太

あっはい

ザッザッザッ

海野 叶

着いたよ

凛崎 悠太

ここって村?的な感じですかね

海野 叶

そうっぽいけどね

なんで先輩がこんなとこ...

凛崎 悠太

あっ!

凛崎 悠太

奥から誰か歩いてきますよ!

住民1

お主ら客人か?

凛崎 悠太

いや、遭難してしまって

住民1

ほほう、そうじゃったか
一度病院に連れてってやる

住民1

そこには宿屋の娘もおるからのぉ紹介状を書いてもらえ

凛崎 悠太

分かりました!ありがとうございます!

海野 叶

良かったね悠太くん

凛崎 悠太

良かったもなにも先輩がここに連れて来てくれたんじゃないですか

海野 叶

...そうだね

先輩はなぜか哀しそうな表情を見せていた

凛崎 悠太

先輩?

海野 叶

ん?いやなんでもない

凛崎 悠太

そうですか...

麦田 雪花

二人とも目立った怪我はしてないわね

凛崎 悠太

良かった、ありがとうございます

凛崎 悠太

先輩行きましょうか

海野 叶

行こうか

麦田 雪花

あ、二人方待って待って

凛崎 悠太

ん?どうしたんです?

麦田 雪花

"紹介状"紹介状!

凛崎 悠太

ああ!そうでしたね笑

麦田 雪花

よしっこれでOKと

凛崎 悠太

ありがとうございます!

凛崎 悠太

行きましょうか、先輩

海野 叶

行こうか

麦田 雪花

...

凛崎 悠太

やっとついた...

凛崎 悠太

おーい!せんぱーい!こっちですよー!!!

海野 叶

はぁはぁ...

海野 叶

つかれたぁー

凛崎 悠太

早速行きましょうか

ガラガラ

麦田 淳之介

いらっしゃい

凛崎 悠太

あのー二人です

麦田 淳之介

んなもん見ればわかんだよ!!!

うわやばいタイプの店主さんじゃん...

海野 叶

雪花さんのとこの紹介なんですけど

麦田 淳之介

ああそうかい

麦田 淳之介

なら代金は要らんよ
ほれ、部屋の鍵じゃ

麦田 淳之介

二階に上がって3番目の部屋だよ

海野 叶

ありがとうございます

その晩

凛崎 悠太

いやー!お腹いっぱいに食べさして貰えましたねー!

海野 叶

...

凛崎 悠太

んー...

さっきから先輩の顔色が悪い気がする... 気のせいなのか...?

凛崎 悠太

先輩雪花さんのとこで見てもらった方が...

ドン!!!

凛崎 悠太

うわっ!

海野 叶

...やっぱりか

ドンドンドンドンドン!!!

???

----------

何か分からない言葉で行進している...なんかの儀式?それともお祭り的なやつか?

凛崎 悠太

なんですかね...あれ

そう言って先輩の方を向いた

凛崎 悠太

あれ?先輩?

バコン!!!

パチッパチパチッ

凛崎 悠太

はっ!

凛崎 悠太

先輩!

起きた時には遅かった 先輩と俺は燃えたぎる炎の上に括り付けられていた

凛崎 悠太

クソ!離れない!

???

久々の客人よー!!!もてなせー!!!

海野 叶

ま...か...

太鼓がうるさすぎて先輩の声を聞き取れなかった

そう思った矢先何かわからない言葉で合図された瞬間俺たちは業火の中に振り下ろされた...

ザーザーザー...

凛崎 悠太

ん...んん?

海野 叶

おっ起きたか

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