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私と幼馴染は合わない。

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私と幼馴染は合わない。

2 - 第一話【もしも話】

♥

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2022年11月01日

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ユウ

…眩し…。

光を拒んで目を閉じても光はうるさいばかり。 その時初めて朝だと気付いた。

ユウ

… … …あれ?不味くね?

光を拒み目を閉じながら思い出すのは昨日の記憶。

勝己

おい

勝己

明日起こせない

「____は?」

ラインを開いて

真っ先に口から出た言葉

「(いや…)」

「(お前居なきゃ私起きれないけど…?)」

ユウ

勝己なんで?

ユウ

困る

ユウ

起こせ。

ユウ

絶対起こせ。

既読は着いても返信は来なかった。

ユウ

…。

ユウ

… … … 。

固く閉じていた瞳を仕方なく開けて、時計を確認する。

ユウ

… … …

ユウ

うわぁー!!!!!

最悪だ!

最悪だ!!!

ユウ

にゅ…入学当初から…

ユウ

遅刻…だって!?!?

思わず飛び上がり、辺りを見る。

扉に掛けてある制服は憧れの物でも何でも無く、大人になる為だけの服。

ユウ

…あーあ、もし雄英に入れてたら私でも早起きしたのに。

意味がない独り言でも、何故か口から零れ出た。

ユウ

あ、流石にやばい。

時計は9時半を指していた、もう駄目。

ユウ

単位落とさなきゃいいけど____って流石に無理か。

私は足早に、でも何処か物惜しげに準備を始めた。

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