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ユウ
光を拒んで目を閉じても光はうるさいばかり。 その時初めて朝だと気付いた。
ユウ
光を拒み目を閉じながら思い出すのは昨日の記憶。
勝己
勝己
「____は?」
ラインを開いて
真っ先に口から出た言葉
「(いや…)」
「(お前居なきゃ私起きれないけど…?)」
ユウ
ユウ
ユウ
ユウ
既読は着いても返信は来なかった。
ユウ
ユウ
固く閉じていた瞳を仕方なく開けて、時計を確認する。
ユウ
ユウ
最悪だ!
最悪だ!!!
ユウ
ユウ
思わず飛び上がり、辺りを見る。
扉に掛けてある制服は憧れの物でも何でも無く、大人になる為だけの服。
ユウ
意味がない独り言でも、何故か口から零れ出た。
ユウ
時計は9時半を指していた、もう駄目。
ユウ
私は足早に、でも何処か物惜しげに準備を始めた。