一目惚れ

授業が始まって結構立つのだが、はっきり言ってくだらない。

早く終わんないかな。そう思いながら前に居る♡を見る。 ♡は後ろからでもわかるほど真剣に授業を受けているようだった。

むしろ俺がちゃんと授業を受けなければならない側だ。でも受ける気にならないから仕方ないね。うん。

と思いながら授業を受けた。 まぁ半分…てかほぼ聞いてなかったけど…。

そしてようやく……

ああ、この時間だけが本当に至福だ。 ず〜っとこのままだったらいいのに。 そんなことを思いながら♡とずっと話していると

と、先生が入ってきた。 この先生あんま好きじゃないんだよなぁ。

あ、寝てた……。てか今♡当てられたよね…。

ここ難しそうなのに…凄いな……。 しかもあんなハッキリと断言出来るのもすごい…。俺だったら答えが違うのが嫌だから疑問形になるのに……

………終わった。 寝てたからわかんないし。俺言うほど賢くないし………。どうしよう。

あーあ、♡居るのに。カッコ悪いなぁ。

ころ 💙ちゃんが庇ってくれた。 でもごめん。俺授業聞いてなかった。

キーンコーンカーンコーン

出てった……。 てかお昼か………。

とりあえず俺はころ 💙ちゃんにありがとうと言いに行くため椅子から立ち上がろうとしたのだが……

ころ 💙ちゃんと話していると♡が話しかけてきた。こういうのはぶりっ子だったら嫌だろうけど俺は♡の事が好きだから逆に嬉しい。

というと♡は

と俺に言った。 普通の人からしたらありがた迷惑だが俺としては♡と2人っきりになれるチャンスなので嬉しい。

ていうかここまで気にしてくれるなんて……もう俺のこと好きなのかと思うレベル……

なんてアホなことを考えてると

おい、ころ 💙！！？ なんで邪魔するの！？ほんとになんで！？思わずえって言っちゃったじゃん！しかも濁点ついてるやつ！てか♡絶対いいよって言うじゃん……

すると俺の予想は当たり、

と、一言。

そ、そんなぁぁああ………。

その後ご飯は無事食べれました。