俺は✘んだのか…
まぁあの状況やったし、俺の体で助かるはずないか…
死後の世界まで意識が保持されとるなんて
驚きやな(笑、
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母
ふと、すすり泣く母の姿が見える…
魂にでもなったのか、それとも走馬灯でも見ているのだろうか…?
あぁ、忘れる事なんて絶対にできない場面や、
母さんが抱いてるのはきっと…
???
???
なんて幼い声なんやろ、
この会話は、今でも鮮明に覚えとる
母の背中を抱き返しながら顔を不細工に歪めてる…
この子供は間違えなく…
俺なんやと分かる…
母
母
本当に母さんは言葉通り頑張ってくれた…
俺を安心させようと、作った硬い笑顔…
柔らかい髪の毛ごと、頭を良く撫でていた姿が懐かしいッ…
でも…健康な弟が生まれた瞬間ッ、
病室にも母は見舞いに来なくなった…
pr)幼少期
pr)幼少期
pr)幼少期
誰も居ない部屋で…
一人、ッ、寂しく泣いている俺がいた…
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小学校の図書室だな…
pr)幼少期
受け付けにいる図書係以外誰もいない…
たった一人で1冊の雑誌を手に取った俺が呟いてる…
美しく煌めいた湖面が優しく柔らかい夕日を反射し、
青々とした清明寮に満ちた山を映し出していた…
pr🍅📣
pr🍅📣
これが俺を写真の世界に引き込んだ、大きなきっかけやった…
無味乾燥で漠然と✘を待つばかりだった俺の人生に、
生きる目的をくれた。
友達なんて、作ったら✘ぬのが怖くなるし、
放課後も昼休みも一人で本を読んどった…
子供のうちは容態が変わりやすいからって、
遠足にもいかせて貰えかった…
だが、✘ぬのが怖くなるような友達は、作りたくないッ…
そんな俺の願望は、努力する間もなく、叶ったなッ…、
俺は病気で誰かに気を遣わせたり、
万が一の時に悲しませるのが嫌だからいつも一人でおった…
pr)幼少期
もちろん学校には居場所なんて無かった…
pr🍅📣
自ら独りになりたいというのと、居場所が無くて独りっていうのは、
少しちゃう…
pr🍅📣
眩しい笑顔で皆がワイワイと、賑わう中にひとりで居なきゃいけないのは、辛かったッ…
pr🍅📣
pr🍅📣
この写真に写る風景は、季節によってどう変わるんやろ、
温度や、香りはどんな感じやろ…
…そうやって綺麗な想像を膨らませるだけで、
空虚だった心が震えたのを覚えてる…
pr)幼少期
pr)幼少期
母
父
俺が借りてきた雑誌の風景写真を興奮しながら見せていた、
あぁ、そっか俺が笑っとったから、二人共笑顔やったんやな、
ほとんど笑わなかったし、可愛げの無い子供やったからな…
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pr)幼少期
pr)幼少期
pr🍅📣
pr🍅📣
それからは、親が買ってくれたカメラで
おかしくなったように風景写真取りまくっとったなぁ…笑、
疲れている2人の様子なんてお構いなく…、
pr🍅📣
pr🍅📣
pr🍅📣
母
父
父
写真を見て綺麗だ、と。そう言って、頭を良く撫でてくれた…
あの感覚は決して忘れる事は無かったんや、
俺にとって、写真撮影は唯一の趣味やった、
また、両親を笑顔にする…綺麗な思い出が残る写真を
プレゼントできる、
そう思っとった…
でも、許されるなら…
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???
pr🍅📣
突然、全く知らない男の人の声が聞こえてきた…
何だ…?、走馬灯では、記憶のない声が混ざるのか…?
pr🍅📣
戸惑ってると、また景色が一変した…
pr🍅📣
見慣れた白い天井を背景に、覗き込む人がぼんやりと、
そして鮮明に映る…
そして俺らは、しっかりと目が合った、
俺の顔を覗き込む、黄色く向日葵のような輝いている目…
透き通る綺麗な肌、
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???
???
すみません力尽きました…
次回もお楽しみに〜、
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続き楽しみに待ってる(っ ॑꒳ ॑c)(っ ॑꒳ ॑c)(っ ॑꒳ ॑c)(っ ॑꒳ ॑c)(っ ॑꒳ ॑c)(っ ॑꒳ ॑c)(っ ॑꒳ ॑c)(っ ॑꒳ ॑c)(っ ॑꒳ ॑c)(っ ॑꒳ ॑c)(っ ॑꒳ ॑c)
続き待ってるっ!