ただ
気になっただけだった
俺は 貴族の悪魔だ
俺の家系は尻尾が宝石でできており、 その宝石から名前が決まる
母はサファイア、父はエメラルド 妹はパール
そして、俺は
悪魔
ミスリル。
父から聞くに、ミスリルはとても希少らしい。
悪魔
俺の家系は、 子が生まれるだけで新聞に出される。
それなのに ミスリルときたら…大変なんだろう
ミスリルは高値で売れる。 しかし鉱山が少ない
俺の尻尾を取ればミスリルが手に入るだろう と考える馬鹿者達のせいでずっと命を狙われた 赤ん坊の頃から。ずっと。
召使いも同じ。いつ狙ってくるかわからない。
悪魔
お前は天使だろう? 人間を助ける役目だろう? 何故俺に構う。結局ミスリル目当てなんだろ。
知り合いに、天使がいた
天使
いつも笑っていて
幸せの結晶の様な天使だった
悪魔
俺が知っている天使は
優しい、か弱い様な見た目をしながら 強欲で俺の尻尾を欲しがった
くだらない。気持ち悪い
天使
悪魔
天使
悪魔
悪魔
天使
天使
悪魔
天使
天使
悪魔
俺と話してもずっと笑顔
誰と話しててもずっと笑顔
悪魔
彼女は
負の感情がないのだろうか
悪魔
俺が生み出してやる。
そして俺は
天使
悪魔
負の感情を思いっきり彼女にぶつけた。
天使
悪魔
彼女は周りを見渡す
天使
悪魔
天使
怒ったと思った
俺の勝ち。そう思って 笑った
天使
でも
天使
天使
悪魔
彼女は笑った
気持ち悪い
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い。
悪魔
天使
悪魔
悪魔
天使
悪魔
悪魔
天使
悪魔
悪魔
悪魔
天使
気持ち悪い
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い!!
俺はあいつの笑顔が見たかった訳じゃない!!
あいつが、あいつが惨めになれば良かったのに!!
悪魔
悪魔
その出来事から
俺は眠くれなくなった
眠ろうとした時に
「 」
いつもいつもあいつが邪魔して
気持ち悪い
もう消えてくれ
記憶を消したい
嫌だ。嫌だ
悪魔
悪魔
あれ
俺の異能って
記憶を何かに移すんだっけ
悪魔
あの出来事を忘れたくて
必死に逃げた
その道中
天使?
悪魔
森で天使と出会って
天使?
怖くて
怖くて
お気に入りのペンダントに天使の記憶を移した
天使?
天使は眠って 何も言わなくなった
そしてペンダントを大事に持って走った
今の出来事も全部全部忘れたくて
走りまくった
暗い真夜中
悪魔
俺はミスリルの尻尾に記憶を移した
首元に天使の記憶をつけて
俺は
悪魔
ぐちゃ
尻尾を切った。
ちゅん、ちゅん
悪魔
悪魔
何処だろう
悪魔
悪魔
悪魔
悪魔
悪魔
名前 ラビア・ミスリル 性別 男 年齢 16 性格 穏やか 呑気 ふわふわ 人見知り 種族 悪魔の貴族 一人称 おれ 二人称 きみ 三人称 あの子 彼 彼女 その他 記憶を失っても、宝石は好きな様で、名前を"ミスリル"と名乗っている 元の性格は我儘で強欲.悪役のおぼっちゃんみたいな性格をしていた 今も天使が苦手な事は変わらないらしく、少し恐怖感を覚えている
能力 【おもいで】 対象の記憶を"何か"に移す 無機物でも体の一部でも。概念には不可能 何の記憶をなくす、など指定はできない。全ての記憶を失う 体の一部なら 完全に治った時、記憶が戻る 無機物なら 物が壊れる時、記憶が戻る
過去 小さい頃からミスリルの尻尾を狙われ、天使が醜い存在に見えた。 知り合いにいつも笑顔な天使がいて、彼女の怒り狂った顔が見たく、負の感情をかけたが ずっと笑っており。不気味で気持ち悪くトラウマに その記憶を忘れたくて忘れたくて必死に逃げた結果 天使の記憶をペンダントに移し自分が襲われない様にし、自分の記憶を尻尾に移し、自分の尻尾を切った。 その後記憶喪失になり、親切な人に拾われ、穏やかな性格になり過ごしている。 ペンダントは肌身離さず持っており、尻尾は少しずつ治ってきている。 丁度卒業する頃に完全に治る。
「おれ?おれ…元気!へへ」 「おれ悪魔だよ、尻尾ないけど。なんでなんだろ?」 「おすすめの宝石はね、サファイア! …え、花? んー…ミムラス…?」
悪魔
悪魔
悪魔
悪魔
悪魔
悪魔
「なんだ。この汚いドブネズミは。」 「…気持ち悪い。」 「やめろよ!!怒れ!!憎め!!」
ラビア
ラビア
ラビア
ラビア
ラビア
ラビア
設定長い+細かくてすみません🙇 笑顔な天使は 絵魔 様のとこにいらっしゃいます。
コメント
5件
もう作者さん消えちゃったから何とでも言えるけど よく思いついたな私
1番目のアイコンが記憶を失った後の姿です(こっちを使って欲しいデス) 2番目のアイコンが記憶を失う前の姿です