ーPrologー
少女
少女
おかあ、さん…
母
っ……!
少女の目の前には、真っ赤な世界。
そして、眉を寄せ、涙を流している少女の母。
少女が母に近づこうと、一歩前へと出る
母
来ないでっ…!
少女
え…、
母
母
ッ私に…、近づかないで…
少女
お母さ…、
母
呼ばないでっ…!!!
母の声が響き渡る
涙を浮かばせ、母を見る少女
母は、ゆっくりと少女の方を向き、
母
母
私を、"お母さん"と呼ばないで…
少女
なに、言って…ッ
母
母
私は…、
母
あなたを一度も娘だと思ったことないわ…
少女
っ…………!
その母の言葉に少女は絶望した
そして、少女の叫び声と共に真っ赤な世界は"破壊"された
.
.
.
森の中、
少女を抱いて歩く、人影があった
..
..
…何しに来た
年老いた男が、少女を抱く人影に問いた
少女を抱く人影は、
安らかに眠る少女を見たあと、、
年老いた男を見た。
そして、
.
.
…この子を、預かって欲しい。。
……To be continued