君と過ごした時間
君と過ごした日々
全部残らないようにそっと
胸にしまっておくんだ
華
私はそんなことを思いながら
あなたのカオを思い浮かべた
"多分、私じゃなくてよかった"
華
華
きっと私たちは相性が合わない
ころん
華
ころん
華
ころん
二人きりの部屋のなか
ずっとあなたばっかり喋ってたから
もしも何処かで会えたなら
今日のこと、笑ってくれるのかな?
理由もちゃんと話せなかったけど
あなたが眠った後に泣くのは嫌だった
だから泣かないようにしてた
華
そう思い
私はテーブルに置いてある ドライフラワーを目にした
ホントはあなたのこと全部覚えてる
華
華
このドライフラワーのように
君と過ごした日々も全部色褪せていく
華
この君にもらったドライフラワーでも
持って。
ガタンゴトン
私はいつの間にか電車に乗っていた
華
この電車は君と初めて乗った電車だ
華
でも君とお別れすればこれ以上 泣くこともない
「私ばかり」というコトバに とらわれなくて済む
.....
この海辺は別れを切り出したとこだ
"私"から
華
どーせ時間が経てば 消えていくんだから
新しいヒトがもうそばに いるんだろうな....
上手くやれてるかな....?
華
華
もうカオも見たくないのに
あの頃から"都合"がいいのは ちっとも変わってない
華
どうしても返信してしまう
華
それは君の顔や声、不器用なとこが
多分、今もキライじゃないから
華
華
華
消えていく
ぼんやりしていると
いつの間にか夜になっていた
華
きっと私もどうかしている
ぼんやりとまた暗闇に
君と過ごした色彩みたいな日々が
目に浮かんでいる
華
華
私は....
"ころん"っていうヒトがまだ好きなの かもしれない
華
忘れたいけど忘れられないヒト
忘れられたらどんなにいいことか
キライになれたらどんなにいいことか
分かったもんじゃない
だからあえて思うんだ
君の全てを忘れられるように
全部、全部....
華
私はそう思い
君にもらった
ドライフラワーを浜辺に置いた
華
華
そう
このドライフラワーは
君からもらった最後の"オクリモノ"
だから
華
華
大好きだったよ
ずっと。
この思いが
君に届きますように
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
確か僕が最後に彼女にあげた花も こんなものだったような気がする.....
ころん
どうか
この思いがカノジョに 伝わりますように
コメント
4件
切ないですね! 泣きそうです!
初コメ失礼します。 フォローさせていただきました!
普通に泣けるんだが . . . . 泣 切ないな . . .(?