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ファイ・エクス

俺は裕福な家に生まれた

ファイ・エクス

魔力量、容姿も並外れ

ファイ・エクス

そんな俺は両親、学校の先生から期待されてた

ファイ・エクス

その期待は俺にとって苦しく感じた

ファイ・エクス

プレッシャーを感じ、息苦しい毎日を過ごした

ファイ・エクス

わくわくの楽しみを抱えた小学校に入学した

ファイ・エクス

最初の1年は楽しく過ごし

ファイ・エクス

この学校ならのびのびと過ごせると思っていた

ファイ・エクス

だがそこから3年後

ファイ・エクス

近寄ってくるのは顔と容姿と地位を狙う女だけ

ファイ・エクス

結局みんなそういうのばっかり

ファイ・エクス

俺は孤独感を感じたまま小学校を卒業した

ファイ・エクス

中等部に上がる前の休み、俺は不安を抱えていた

ファイ・エクス

また顔目当てで近寄ってくる女ばっかなのかと

ファイ・エクス

俺の唯一の幼なじみのラッシュに思いきって相談した

ファイ・エクス

なぁラッシュ

ラッシュ・リベンバー

なに?

ファイ・エクス

ちょっと相談いいか?

ラッシュ・リベンバー

お前が俺に相談するとか珍しいな(笑)いいぜ。なんだよ

ファイ・エクス

…中等部が心配なんだ

ファイ・エクス

また近寄ってくるのは顔目当ての女ばっかなのか

ラッシュ・リベンバー

顔が良すぎて困るやつが幼なじみなんて、肩を並べる俺がはずいわ

ラッシュ・リベンバー

でも、

ラッシュ・リベンバー

別に気にしなくて良くね?

ラッシュ・リベンバー

別にそいつと付き合わなきゃいけないとかないんだしさ

ラッシュ・リベンバー

誰と仲良くしたいかなんて決めるのはお前なんだから

ラッシュ・リベンバー

お前が決めろ

ファイ・エクス

!!!!!

ラッシュ・リベンバー

それに、女はそんな最低なやつばっかじゃないと思うぜ?

ラッシュ・リベンバー

たまたま小学校がそういうやつらばっかだっただけ

ラッシュ・リベンバー

中等部はこれよりももっと多い

ラッシュ・リベンバー

だからちゃんと中身まで認めてくれるやつはいると思うぜ?

ラッシュ・リベンバー

だから自信持てよ

ファイ・エクス

…そうだな

ファイ・エクス

サンキュー、ラッシュ

ファイ・エクス

お前は俺の一番の理解者だぜ

ラッシュ・リベンバー

まだ中等部が心配か?

ファイ・エクス

いや、

ファイ・エクス

逆に楽しみになってきた

ファイ・エクス

探してみる

ファイ・エクス

この俺に惚れないやつをなぁ!?

ラッシュ・リベンバー

そのいきだ!!

中等部 入学式

ファイ・エクス

えっと…俺の教室はどこかな…

ファイ・エクス

(変なやつじゃないといいけど)

ファイ・エクス

あ、ここか

ファイ・エクス

えっと…俺の席は…

ファイ・エクス

(あ、もう隣の子いる…)

ファイ・エクス

(あの感じ、女か…?)

スノー・アリア

あ、もしかして、隣の方ですか…?

ファイ・エクス

え、あ、君か

スノー・アリア

3年間よろしくお願いします

スノー・アリア

ここの学校は卒業するまでずっと同じクラスらしいので

ファイ・エクス

おう!よろしく!

ファイ・エクス

俺はファイ・エクス。よろしく!

スノー・アリア

私はスノー・アリアです。

スノー・アリア

仲良くしてくれると嬉しい…です

スノー・アリア

(やばい、この人怖いんだけど)

ファイ・エクス

(あれ?もしかして怖がられてる?)

ファイ・エクス

もしかしてだけど俺のこと、怖い?

スノー・アリア

わかりますか?

ファイ・エクス

話し方とか

ファイ・エクス

あと俺心を読む能力だからわかるんだ

ファイ・エクス

てか、怖がんなくていいぜ

ファイ・エクス

こんな見た目だけど

スノー・アリア

あ、ありがとうございます。ファイくん?

ファイ・エクス

俺のことは呼び捨てで読んでいいぜ

ファイ・エクス

それとタメ口

ファイ・エクス

俺堅苦しいの嫌だからさ

スノー・アリア

…ではお言葉に甘えて…

スノー・アリア

よろしく!ファイ(^-^)

ファイ・エクス

よろしくな!スノー!

ファイ・エクス

(てかこの子かわよ)

ファイ・エクス

(普通に顔面偏差値70越えてるぞ)

スノー・アリア

(とりあえずすっごいイケメン)

スノー・アリア

(それしか感想がない)

2カ月後

ファイ・エクス

てことがあってさー

スノー・アリア

まじで!?w

モブ1

ねぇファイくんってイケメンじゃない?

モブ2

わかる!付き合いたい!

ファイ・エクス

・・・・

スノー・アリア

どした?

ファイ・エクス

いや、ちょっとあいつらがな

スノー・アリア

あーね?

スノー・アリア

その感じなんかあったやろ

ファイ・エクス

実はな…

状況説明中

スノー・アリア

なるほどねぇ…

スノー・アリア

現実に起こるんだ。イケメンすぎて悩むって

スノー・アリア

憎しみ通り越してびっくりだよ

スノー・アリア

まぁ、

スノー・アリア

そんな気にしなくていいんじゃない?

スノー・アリア

気にすることでもないんだし

スノー・アリア

お前はお前らしくのびのび生活しとけりゃいい

スノー・アリア

悩んでる暇があったら笑ってろ

スノー・アリア

笑わないとお前がタイプの女は寄ってこねぇぞ~?(笑)

スノー・アリア

まぁ、

スノー・アリア

私はそういう面白くてたまに優しくて、さらっと人を褒めれるお前が大好きだよ?

ファイ・エクス

!!!!!

スノー・アリア

あ、もちろん友達的の話だけどね

スノー・アリア

勘違いすんなよ~この女たらしがよ~(笑)

ファイ・エクス

(小声)勘違いしてんのはお前だよ

スノー・アリア

ん?なんかいった?

ファイ・エクス

いや、なんでもない

スノー・アリア

じゃあ一緒に昼飯食べに行こ!

スノー・アリア

ほら早く早く!

スノー・アリア

早くしねぇとサンドイッチが売り切れちゃう!

ファイ・エクス

(小声)本当に鈍感だな。お前は

ファイ・エクス

多分この頃から俺はこいつに惚れた

ファイ・エクス

今まで外側しか褒めてくれないやつばっかだったけど

ファイ・エクス

初めて内側まで認めてくれたやつを見つけた

ファイ・エクス

…あいつがほしい

ファイ・エクス

俺はこいつを全力で惚れさせる

ファイ・エクス

どんな手を使ってでもな

現在

ファイ・エクス

俺は俺の全てを認めてくれたあいつの優しさに惚れた

ファイ・エクス

あいつのことは誰にも渡さねぇ

ファイ・エクス

例えそれが仲間だとしても

ファイ・エクス

あいつを俺のものにする

カタル・クラード

なるほどな

カタル・クラード

だが俺も譲る気はねぇ

カタル・クラード

あいつが振り向くまで俺は諦めないことを肝に命じておけ

ファイ・エクス

…こっちのセリフだ

カタル・クラード

どこかで決着をつけよう

カタル・クラード

俺は帰る

カタル・クラード

アクセルドライブ!

帰った

ファイ・エクス

スノー!帰ろって

ファイ・エクス

あいつ、帰りやがった

魔法学校で一番を取れ

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