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早速スタート！
紫亜 莉歩実
んで…
紫亜 莉歩実
ここは？
奏音
（1Ａの教室だね）
伊堂 咲希
（うちらは何組なん？）
一瀬 優夏
（特進だから…あ！Ｅの隣！Ｔクラスってある！）
あ、（）は頭の中で話してます
まぁ…人格が出てると本体も喋っちゃうけど…
桜井 琉愛
（行ってみるか～）
月ノ瀬 凛
（は～い）
紫亜 莉歩実
あれ…7人しかいない…？
奏音
（他…全部男の子やな～）
伊堂 咲希
（あ、うちらの下に※書いてあるで）
一瀬 優夏
（この子は多重人格なので、性格を一人とカウントします。なのでこのクラスは12人です）
月ノ瀬 凛
（うれしいね、わざわざ）
紫亜 莉歩実
お母さんに相談してみて良かったわ…
桜井 琉愛
（特進だからいじめとかも無いだろうしね）
奏音
（そういえばなんで、わざわざ遠くの学校なんだっけ？）
伊堂 咲希
（あ～…中学のころさ？担任にうちが相談したら…担任に虐めらてん）
奏音
（あ、職員室とかは頭良い組に任せてたもんね…気付けなくてごめんね？）
一瀬 優夏
（大丈夫…いつこっちにも被害でるか分からんから…りほみにそうだんして決めたん）
紫亜 莉歩実
そうそう…
月ノ瀬 凛
（というかさ…？授業とかどうすんの？うちらのバカ組…ついてけんだろ？）
桜井 琉愛
（まさか…ずっと頭良い組に任せるわけには…）
奏音
（あれ？ここの特進勉強だけじゃないよ？）
月ノ瀬 凛
（あ、そうなの？）
一瀬 優夏
（勉強…演技力…歌…ゲーム…それぞれの最上位から引き抜いたらしい…）
桜井 琉愛
（しらんかった…）
紫亜 莉歩実
多分噂で聞いたから二人はたまたま、その噂聞いたとき寝てたんだね
月ノ瀬 凛
（んで？クラスは？誰居るの！？）
紫亜 莉歩実
あ、ええっと…
紫亜 莉歩実
アルケーさんと…
かなめさん…と
れむさんと…
しゃるろさんと…
うるみやさんと…
と……………
かなめさん…と
れむさんと…
しゃるろさんと…
うるみやさんと…
と……………
伊堂 咲希
（どうしたん？）
桜井 琉愛
（あ、見て！一番下…しのって…）
紫亜 莉歩実
……たまたまでしょ
一瀬 優夏
（だよね～…簡単に会えるわけ…
しの
…りほ？
紫亜 莉歩実
…しの…くん…
紫亜 莉歩実
あ…あ…
しの
会いたかった！！！！
しの
（りほみを抱き締める）
紫亜 莉歩実
ちょっ…！
しの
ずっと…後悔してて！向き合わなくて…ごめん！！
紫亜 莉歩実
…大丈夫だよ
紫亜 莉歩実
わたしは今…会えたことが嬉しい
しの
りほ…ちゃん…
紫亜 莉歩実
さっ、中に入ろうか？
しの
うんっ！！
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
紫亜 莉歩実
え…なにこのコピーロボットの数…五台？席に座ってるけど…？
奏音
（そもそも…コピーロボットか？これ？）
アルケー
お！これで全員揃ったな!
かなめ
初めまして！
紫亜 莉歩実
あれ…みんな知り合い？
しゃるろ
そそ！ここは中学と高校繋がってるから
うるみや
基本は中等部で1番優れてた人が集まるねん
れむ
れむたちはたまたま中等部の頃…学祭でバンド組んでてね？そのバンドごと特進に来たの
しの
だから…勉強で優秀な人来るって聞いてびっくりした
アルケー
なかなか無いからなこの特進に高校から来るやつ
かなめ
にしても…多重人格ってホント？
紫亜 莉歩実
あ、一応…でも、聞こえないもんな…
れむ
れむね！先生に伝言預かってて
れむ
なんか…頭に力を入れると魂が頭に戻るんだって？
紫亜 莉歩実
あ、そうです
れむ
んじゃ…それぞれの魂が…別々のロボットに行くように力を込めてみてって!
紫亜 莉歩実
だって！みんな出来る？
（やってみる！）
ｸﾞｯ~
紫亜 莉歩実
あ、ロボットの形が変わって…
奏音
ふぅ…
奏音
あれ？動いてる!!
伊堂 咲希
ホントだ!
一瀬 優夏
凄い凄い!!
月ノ瀬 凛
わーい！
桜井 琉愛
あ、え…あ！すごい…
紫亜 莉歩実
みんな…泣
わ～い！！
うるみや
でな？テストとかは別々に受けてもらうって…学校にいるときは基本このロボットに！って
しゃるろ
負担もロボットがその人分負担してくれるから、寝なくて良いって…記憶はそのままだけど
月ノ瀬 凛
え…ってこと…は…
月ノ瀬 凛
私はわたしで…テスト受けるんですか…？
桜井 琉愛
えー…むり
紫亜 莉歩実
…ヤバいね
奏音
うん…今まで頭良い組に任せてたから
かなめ
大丈夫！俺とれむ以外みんな、バカが大喜利するから
しの
そんなことないよ!!!
アルケー
大喜利は任せておけ!
しゃるろ
うぅ…
うるみや
俺は実は頭ええからな!？
www
紫亜 莉歩実
…あの
紫亜 莉歩実
みんな？
紫亜 莉歩実
私ね…君たちが寝た後お母さんにこの学校進められたって言ったじゃん？
奏音
そうそう！
伊堂 咲希
本体はケアレスミスばっかなのに…なんで？と思ったもん
紫亜 莉歩実
ここに来たら説明しようと、思ってて…
紫亜 莉歩実
この学校…技術が凄くて…
紫亜 莉歩実
もしかしたら…!みんなを一人一人にさせてあげられるかもしれないの!
月ノ瀬 凛
え…？
桜井 琉愛
そうなのー！？
紫亜 莉歩実
うん…！ただ…色々あるかもしれないけど…私…頑張るから!!
紫亜 莉歩実
絶対みんなを一人にするから！
伊堂 咲希
…なんか…そう言われると…寂しいな…
一瀬 優夏
でも…りほが頑張るならうちらもついてくよ!
紫亜 莉歩実
みんな！ありがとう！
そうして…慌ただしい…日常は去って行くのだった
次回、それぞれの恋愛が始まる!前編！
お楽しみに!
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