君との時間は

俺は高校に入って すぐ青に一目惚れをした

仲良くなって、毎日告って るけど毎回断られる

この時はまだ青のこと あまり知らなかった

青は最近ずっと 学校を休むようになった

帰り道

青は急いでどこかに 向かっていた

俺は黙って青の後ろをついて 行くことにした

青は急にぴたりと止まり 建物に入って行った

俺は目を見開いた

青が入っていた建物は 大きな病院だったから

ずっと学校を休んでいたこと

体調がすぐれなくてよく保健 行っていたこと

学校を遅刻してくることが 多かったこと

病気だとしたら、辻褄が合う

青は次の日普通な 顔で学校に来た

あの現場を見てしまい 嫌な想像しか出来ない

俺はなるべく普通な顔を して青に接する

＜バイバーイ ＜またね〜

みんなに別れを告げ、 帰り道が同じ青 と二人きりになった

あの病院のことが気になる

楽しい時間はすぐにすぎて行き

あっという間に青の 手術の日になってしまった

絶対泣かないと決めていたのに 目から涙が溢れてくる

青の方が不安なはずなのに

ぎゅっ

君が優しく僕を掴んでくれた

初めて聞いた青の弱音

君の小さな体が小刻みに 震えていた

君はそう言って笑っていた けど、目には涙が溜まっいた

なんか謎の新連載 全部で2話です

他の作品進めろよって感じなんですけど書きたくなったので