奏太とは大学2年からの仲で
毎日ふざけあっている。
私のことをよくバカにしてくる奏太だが、私はそんな彼のことを少し気になっているのです。
陽菜
(今日の実習、そうたの隣だ…
集中できるかな…)
奏太
おっつー
陽菜
おつかれぇー
奏太
陽菜が隣かよぉー、だりぃ
陽菜
うるさい、しゃーないの、決められてるんだから笑
奏太
今日の予習したか?
陽菜
(いきなりやな笑)
陽菜
したよ笑
奏太
教えて
陽菜
今日はp32のことをするんよ。
これがこうなる時、こういう反応を示すってのを確かめるんだってさぁ
奏太
え、なんてもっかい教えて
陽菜
近いなぁー笑
奏太
だってわかんないんだもん
陽菜
(距離感おかしいんだから)
陽菜
(私の気持ちも知らないくせに)
陽菜
(でも、まぁいっか)
陽菜
他の人にもこんなに近づいてるん?笑
マジ、奏太に慣れてない人だったらびっくりするよ?笑
奏太
いや、他の奴にはこんなに近づかんやろ笑
陽菜
え?笑
陽菜
なんで私にはこんな近いん笑
奏太
そりゃあ…陽菜だし
陽菜
(もーーーーーーーーー)
ほんとに奏太は私の気持ちには
気づいてないんだなと
思った私でした。