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心を読める。だから怖い……

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心を読める。だから怖い……

9 - 心を読める。だから怖い……

♥

160

2019年08月05日

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次の日〜

怜莉《さとり》

(はぁ……やっと着いた……あいつがいたせいでどっと……)

怜莉《さとり》

(えっ?なに……これ……)

机の中には沢山の丸められた紙が入っていた

その紙に書いていたのは……

しね

うざい

消えろ

学校来んな

というような悪口だった

怜莉《さとり》

(えーなんなのこれ)

怜莉《さとり》

ちらっ……

女子

クスクス

女子

クスクス

怜莉《さとり》

(……女子の奴らか……)

怜莉《さとり》

はぁ……

聡《さとる》

んー?どした?

怜莉《さとり》

あっ、聡。

怜莉《さとり》

私が愚痴書いた紙机の中にしまっててさ〜

怜莉《さとり》

まっ、見せもんじゃないから捨てるけど

怜莉《さとり》

(この前のようにならないようにしないと……)

聡《さとる》

(見え見えなんだよな〜心読めるし)

昼休み

怜莉《さとり》

やっと終わった……

女子

ねぇ怜莉さん。一緒に来てくれない?

怜莉《さとり》

……いいよ

怜莉《さとり》

(覚悟を決めて進め!)

怜莉《さとり》

(中庭……?トイレじゃないんだ)

女子

はーい。連れてきましたよーっとお嬢様‪w

愛華《あいか》

はっ‪w誰がお嬢様よ‪w

怜莉《さとり》

愛華さん

愛華《あいか》

ん?なに?全部あんたが悪いんだよ?

愛華《あいか》

昨日、大人しく私に従ってたらこんなことに…は…

愛華《あいか》

……なによ…その目は

怜莉《さとり》

私さ、小学生の時も友達って思ってたやつに裏切られたんだよね〜

愛華《あいか》

……それがなんなのよ

怜莉《さとり》

あ〜あぁ……思い出よみがえってきたわぁ〜……

怜莉《さとり》

私を舐めるのも大概にしとけよ?

怜莉《さとり》

自分一人で戦えねぇ虫けらなんざ、私ぐらいの力で潰せるっつーの

怜莉《さとり》

なに?殺る?殺り合う?

怜莉《さとり》

そんなに聡が欲しければ、私を殺ってみろよ!

怜莉《さとり》

これで邪魔者はいなくなるだろ……?

怜莉《さとり》

なぁ?

愛華《あいか》

…あ...な...なんなのよ!

愛華《あいか》

...くち...わ……悪すぎよ!

愛華《あいか》

なんなの?!私を侮辱したわね!?

愛華《あいか》

そんなこと、聡くんが知ってたら……あんた…嫌われるよぉ〜?

怜莉《さとり》

は?嫌われるとかどーでもいいよ

愛華《あいか》

……なんなの...ほんと……

愛華《あいか》

さ……聡くんに嫌われてもいいっての?!

聡《さとる》

おれ、怜莉の本性知ってっし……

聡《さとる》

今頃全然気にしねぇよ

愛華《あいか》

?!さとる……くん……?なんでここに!

聡《さとる》

怜莉が誘われるなんておかしいなって思ったのと、女子の誘い方が口説いから

愛華《あいか》

はっ!あんた達……?!

女子

あ……わ……私たちは普通にしたって!

愛華《あいか》

ギリッ……

聡《さとる》

それに、こいつの本性見てみろよ

聡が怜莉の結んでたゴムを解く

愛華《あいか》

あ……あぁ……

怜莉《さとり》

何してんのよ。聡

愛華《あいか》

この姿……なんなの?

愛華《あいか》

あの地味子が!なんで!

聡《さとる》

もう言おうぜ

怜莉《さとり》

言っていいよね?もう嘘事は嫌よ

聡《さとる》

俺は怜莉と

怜莉《さとり》

私は聡と

双子

聡《さとる》

だぞ

怜莉《さとり》

愛華《あいか》

は……はぁ?!

愛華《あいか》

はっ!「さとる」……「さとり」……
名前がにてる……

怜莉《さとり》

そーしーて〜なーんと……

怜莉《さとり》

私たちは心を読めるんだなー?

聡《さとる》

お前達のことはお見通しだったってわけ

怜莉《さとり》

だからさ、

怜莉《さとり》

《私に隠し事はできない》

怜莉《さとり》

よ?

聡《さとる》

はっ。全部言ったな‪w

怜莉《さとり》

スッキリ〜

愛華《あいか》

ぜ……全部みんなにばらしてやる!

愛華《あいか》

学園生活終わったね……!

怜莉《さとり》

べっつにー言ってもいいよ

聡《さとる》

そんなに害はないしな

愛華《あいか》

……ほっとに!むかつく!うざい!

タッタッタッ

怜莉《さとり》

あーあぁ……本性が……

聡《さとる》

そっちの方がいいじゃねーかよ。

怜莉《さとり》

クラスで目立ちたくないっつってんでしょ!

聡《さとる》

まあ、いいじゃんいいじゃん‪w

聡《さとる》

これからも宜しくなっ!相棒!

怜莉《さとり》

……ええ。宜しく、[相棒]

私の本性は、あれだ。

すごい口が悪いだろ?

まあ、もういいんだ。悪く思うなよ

私たちはそれぞれ裏を持っている

あの時の記憶が過り、限界限に達した時。 私は本性を現す

心を読める能力って、以外に怖いんだよ

知っちゃいけないこと、知っては後悔すること、

いっぱい怖い思いをしてきた

暴走するのも、多分、あのことがトラウマってことじゃないんだ

多分

《心を読める能力》

のせいだ。

そのせいで、あの時も知っては行けない事実があったんだ

いじめっ子の、心の中を……

心を読める。だから怖い……

END

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160

コメント

14

ユーザー

病兎ちゃん ありがと〜😭

ユーザー

病兎ちゃん ごめんよ‪w‪w‪w

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