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弟
父親
母親
弟
(10歳)
………
(10歳)
弟
(10歳)
弟
(10歳)
弟
弟
(10歳)
白無「心信は生まれつき聴覚過敏だった」
白無「そのせいで周りから出来損ない扱いを受けていた」
白無「そして両親は心信よりも、血の繋がりが無い弟ばかりを可愛がっていた」
新人天使「親って…なんなんですか…?」
新人天使「親は子供を可愛いと思う人ばかりだと思ってました…」
白無「もちろんいい親は沢山居るよ、私達のお父さんみたいに」
新人天使「不神様ですね笑」
白無「不神様は優しい…」
白無「優しすぎちゃった…」
新人天使「え?」
「あいつ今日も来てんぞw」
「よく来れるよなぁw」
「嫌われてるって自覚無いんじゃない?w」
(10歳)
(10歳)
(10歳)
(10歳)
(10歳)
(10歳)
(10歳)
「…けて」
(10歳)
「…か……けて…」
(10歳)
「誰か助けて…」
(10歳)
(10歳)
(10歳)
(10歳)
(10歳)
(10歳)
(10歳)
(10歳)
新人天使「心信さんの耳が役に立ちましたね!」
白無「そうだね、耳が良くていいことはちゃんとあるから笑」
押入れ
(10歳)
新人天使「心信さん…自分が押入れに入れられてるのに人の心配を…」
白無「心信にとってはそれが普通だからね」
新人天使「早く次読みましょう…」