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紅優
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紅優
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教会局本部。
数日間。
大きな残滓反応は確認されてなかった。
しかし。
十二席の間では。
一つの話題が残り続けていた。
白狐 颯。
第十二席候補。
そして。
黒核が反応した存在。
訓練場。
颯は剣を振っていた。
白狐 颯
一振り。
二振り。
三振り。
しかし。
以前とは違う。
焦りが少なくなっている。
琥珀の言葉。
『背負える奴が十二席になる』
風雅の言葉。
『選ぶのは使う人間』
その二つを思い出していた。
その時。
訓練場の扉が開く。
赫鞘 樹《赫災》
颯が振り返る。
白狐 颯
樹は木刀を投げる。
赫鞘 樹《赫災》
白狐 颯
赫鞘 樹《赫災》
模擬戦開始。
樹が先に動く。
早い。
颯は受ける。
白狐 颯
衝撃。
腕が痺れる。
赫鞘 樹《赫災》
次の一撃。
颯は避ける。
しかし。
以前のように《透過》へ逃げない。
剣で受ける。
赫鞘 樹《赫災》
少し笑う。
赫鞘 樹《赫災》
白狐 颯
赫鞘 樹《赫災》
赫鞘 樹《赫災》
数分後。
颯の木刀が樹の肩で止まる。
静寂。
白狐 颯
赫鞘 樹《赫災》
赫鞘 樹《赫災》
颯は少し笑った。
赫鞘 樹《赫災》
赫鞘 樹《赫災》
赫鞘 樹《赫災》
その様子を。
少し離れた場所から見ている人物。
風雅。
隣には琥珀。
龍樹 琥珀《葬列》
緑龍 風雅《白夜》
龍樹 琥珀《葬列》
龍樹 琥珀《葬列》
風雅は颯を見る。
緑龍 風雅《白夜》
緑龍 風雅《白夜》
その夜。
境界局研究区画。
怜が一人で資料を確認していた。
画面。
《白狐 颯》
そして。
《緑龍 風雅》
二つのデータ。
愛水 怜《無刻》
そこへ。
天音が来る。
桃園 天音《灯火》
怜は頷く。
愛水 怜《無刻》
天音は画面を見る。
風雅の侵食記録。
桃園 天音《灯火》
表情が曇る。
愛水 怜《無刻》
愛水 怜《無刻》
天音は目を伏せる。
桃園 天音《灯火》
愛水 怜《無刻》
怜は答えなかった。
翌日。
境界局本部。
緊急警報。
《王骸級残滓反応》
《未確認地点》
全員が凍る。
王骸級。
短期間で二度。
有り得ない頻度。
格納庫。
十二席集合。
しかし。
今回。
局長から一つ伝えられる。
局長
局長
颯は驚く。
白狐 颯
龍樹 琥珀《葬列》
緑龍 風雅《白夜》
その言葉。
胸の奥に響く。
出動直前。
風雅が颯を呼ぶ。
緑龍 風雅《白夜》
白狐 颯
緑龍 風雅《白夜》
少し間。
緑龍 風雅《白夜》
緑龍 風雅《白夜》
緑龍 風雅《白夜》
颯は頷く。
白狐 颯
そして。
十二席は。
出動する。
王骸級残滓出現地点。
そこに居たもの。
巨大な影。
しかし。
前回とは違う。
その残滓は。
颯を見た瞬間。
静かに頭を下げた。
全員が息を呑む。
龍樹 琥珀《葬列》
王骸級残滓。
その口から。
衝撃の物が出た。
『境界』
『待っていた』
颯の瞳が揺れる。
そして。
風雅の表情が大きく変わった。
緑龍 風雅《白夜》
コメント
3件
マジで俺はこれをまっていた
dnちゃん成長していってるな、ただ優しかった頃のdnちゃんは見る影も無くなってて、優しくてなにかを守るために力を発揮するようになったんだな…… そして異例とも言える王骸級、しかも意志疎通までできそうなんて何かおかしいな…… jpさんは大丈夫かな……侵食度も増え続けているから心配だな…… 続き待っております!
紅優さん、第52話読ませていただきました! 颯くんが《透過》に逃げず、自分の力で樹さんと打ち合う姿、本当に成長を感じました✨ 風雅さんの「今も優しいままだよ、だから強いんだよ」という言葉が沁みます…。そしてラストの王骸級が颯くんに頭を下げて「待っていた」って…何を? 風雅さんの表情が変わったのも気になります。続きが気になって仕方ないです!