高宏
起きろ。朝だ。

令夏
んー...もうちょい寝たい...

高宏
起きないと全力ハグだゾ

高宏
まぁそれはそれで俺は嬉しい😃

令夏
じゃあ起きる

高宏
えー...そこは寝ろよ

高宏
大好きなお兄ちゃんがハグしてくれる珍しい機会だゾ。

令夏
いつもでしょ。そんなことより お母さんは?

高宏
母さんもう仕事行ったぞ。

令夏
朝ご飯作ってくれた?

高宏
もう出来てる

令夏
さすが。

令夏
家事だけはしっかりしてるな

高宏
嬉しいなぁー大好き♡

令夏
なんか褒めて損した気分。

高宏
なんでだよ

健太
おはよ令ちゃん

令夏
おはよ。巨人。

こいつは小学校からの幼なじみで皆より背が高いことから巨人と言われている。
健太
そう言えばお前の兄ちゃん元気か?

令夏
元気だけど。

令夏
なんで?

健太
なんとなく。

令夏
LINE来た。

お母さん
今日遅くなるかも。 高宏に言っても忘れるといけないからあなたに言っておく。

健太
ねぇ今日暇?

令夏
多分暇

健太
じゃあ放課後ね

令夏
わかった

高宏


高宏
これ何に見える?

令夏
猫?

高宏
残念。俺の絵。

健太
見せてw

健太
なんか

健太
すごい

令夏
いやーほんと疲れた。

令夏
ニュース見るか

令夏
え。?

内容 今日未明男子中学生が60代男性の車に跳ねられ重傷。
令夏
なんで?

高宏
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不在着信

高宏
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高宏
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高宏
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高宏
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令夏
お兄ちゃん...

令夏
なんで...

お母さん
令夏。家に来なさい。

お母さん
令夏。驚かないで聞いてね?

令夏
うん。

お母さん
だからね。令夏。

令夏
何?

お母さん
お母さんは入院費とか稼ぐから 令夏は学校へ行かない変わりに お兄ちゃんの面倒を見なさい。

令夏
わ、分かった。

そんなことを知らず母がまた仕事に行き私がため息をついていると。
令夏
はーい

健太
どうした。約束忘れたりして。

令夏
いや...なんでも。

健太
嘘つくな。

令夏
え?

健太
あ、今の忘れて。

令夏
もう覚えた。

令夏
で、何?

健太
なぁ

健太
令夏。

令夏
何突然。

健太
家に令夏しか居ないな?

令夏
うん。

健太
話したい事があるんだ。

健太
あのな

健太
実はさ。

令夏
うん

健太
俺。

令夏
えぇ?!

健太
驚くのが早い。

健太
でな。俺は

健太
お前の

令夏
ええ?!

健太
だから早い

健太
次言ったら怒る。

令夏
はーい

健太
でな。俺はお前の

健太
本当の兄だ。

令夏
は?

令夏
いや。え?

健太
お前。父ちゃん居ないやろ?

令夏
離婚したらしいけど。

健太
でな。俺はお前の母さんから産まれた。

令夏
は?

健太
まぁ。そう言うことで話を進めるぞ。

令夏
分かった

健太
んで俺は4月6に産まれた。

令夏
知ってる

健太
んで結構貧乏だった

令夏
はぁ。

健太
んで次に令夏が産まれる事になった

令夏
それで?

健太
かなりお金を使うこととなった。

令夏
うん。

健太
それで喧嘩して

令夏
健太は私の元お父さんに引き取られた。と

健太
そゆこと。

令夏
じゃあなんで今私に兄がいるの?

健太
それはお父さんの連れ子で高宏は父さんに捨てられたと。

令夏
はぁ。

令夏
要件はそれだけ?

健太
お、おう

令夏
行かないと。

健太
どこに?

令夏
病院

健太
なんで?行く意味がわからん。

令夏
あのね...

健太
そうか。じゃあ俺も行く

令夏
わかっt...って。は?

令夏
いやなんで?w

健太
お前の兄だから。

令夏
なんかすごく言いづらい。

健太
普通にしてればいい

令夏
お兄ちゃん!

高宏
おう。

健太
こんにちは。

高宏
どうも

令夏
お兄ちゃん大丈夫?

高宏
まぁ。大丈夫って言ったら嘘だけど

令夏
え?

高宏
あ、いやなんでもない。

健太
令夏部屋でてもらっていい?

令夏
別にいいけど。

高宏
なんだ突然。

健太
高宏。令夏にちゃんと言ったから。

高宏
あぁ。例の事か

高宏
令夏。来ていいゾ

令夏
.....。

令夏
話。聞いちゃった

令夏
お兄ちゃん。なんで言わなかったの?

高宏
.....。

健太
.....。

令夏
黙ってないで何か言ってよ

高宏
あのな。令夏。

令夏
何。

高宏
俺は.....

令夏
?!

令夏
お兄ちゃん?!

健太
医者を呼んでくる!令夏はそこで待ってろ!

令夏
お兄ちゃん!目を覚まして!

看護師A
大丈夫ですか!

医者
集中治療室へ!

看護師達
はい!

医者
奥さん。びっくりしないでください。

お母さん
高宏は...高宏はなんの病気なんですか?!

医者
息子さんは...ステージvの癌です。

お母さん
手術で治ることは無いんですか?!

医者
今の状態だと無理に近いと思います。

医者
最悪の場合余命がつくほど大変です。

お母さん
........。

令夏
お母さん……。

健太
母さん。

お母さん
え?健太?

健太
父さんのせいだ。

お母さん
なんで?

健太
父さん。事故当時の時間帯車で出かけてたんだ。

健太
それで。なんか最近紙に何か書いてたんだ。

令夏
紙になにか書くって何かしら書くでしょ

健太
違う。父さん無職なんだ。

お母さん
あの人ろくに仕事もしてないの?!

健太
俺のパソコンで学校のホームページも見てたし。

健太
かなり不自然だよ

健太
きっと高宏を狙ってたんだ。

医者
あの.....。

お母さん
はい。

医者
お母さまに聞きたいんですけど。

お母さん
はい

医者
息子さん。この病院に何回も癌の状態を見に来てたのはご存知ですか?

お母さん
え。

医者
もしかして本当にご存知ないのですか?!

お母さん
はい

令夏
何それ

医者
癌の事はちゃんと親に言うと言ったですけど........。

お母さん
私のせいだわ。

お母さん
家の家計が厳しいからわざわざ心配しないように.......。

令夏
もう帰ろ。健太。

健太
おう

お母さん
健太。令夏を頼んだわよ

お母さん
お母さんお兄ちゃんの所いるから。

令夏
ねぇ

健太
なんだ?

令夏
暇だね

健太
そうだな。

令夏
おりゃ!

令夏
どうだ!ブレすらないぞ!

令夏


健太
我なながらイケメン

令夏
そういう所は高宏に似てる。

健太
俺もカメラで令夏撮ってやる。

健太


健太
ドヤ

令夏
えぇ。

令夏
めっちゃブレてる

健太
えへ

令夏
もう遅いし先に寝る

健太
じゃ俺も

令夏
zzz……

健太
マジで寝たな。

健太
可愛い。

健太
なんか俺も眠くなってきた。.....

健太
.....

主
こんにちは。主の猫姫と申します。

主
今回は初投稿でかなりグダってしまいましたがありがとうございます。

主
また次の話も見て行ってやってください!

主
今回はありがとうございました!
