TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

その魔法が解けるまで

一覧ページ

「その魔法が解けるまで」のメインビジュアル

その魔法が解けるまで

1 - その魔法が解けるまで

♥

1,767

2022年02月10日

シェアするシェアする
報告する

どーも。

今回は、ワカ武です!

初めて書いたので、口調迷子です

若狭くんが王子設定で、武道とは11歳差ってことにしています

身分の差を越えた恋とかいいなー🤭って思いまして…

クオリティ低めですが、

それでも大丈夫って方、どぞ

武道

ワカくんとうとう結婚するのか〜……

武道

寂しくなっちゃうなぁ………

やあ、はじめまして

武道

………、だれ?

わたしかい?

わたしは魔法使いだよ

武道

(胡散臭いな…)

魔法使い?

今、コイツ胡散臭いな…とか思っただろ?

武道

魔法使い?

キミ、名前は?

武道

……花垣武道です

魔法使い?

じゃあ、ハナガキ、キミの願いを1つ叶えてあげよう

武道

、……ワカく、……いや、特にないや

魔法使い?

そうかい…

魔法使い?

キミの願い叶えてあげよう!

武道

え?俺何も言ってな、…

ボン

武道

………?

武道

?!?!

武道

な、なにこれ?!

魔法使い?

年齢を本来より10歳ほど上にして、

魔法使い?

ついでに、女の姿にしてやっただけだぞ?

武道

………

武道

(‘‘だけ’’って……)

でも、図星だった

俺は女じゃなくて男だから、ワカくんと結婚できる女の人が羨ましかった。そして、ワカくんと年が離れているのが嫌だった。

魔法使い?

その姿でいられるのは今日だけだ。

魔法使い?

どうするかは全部キミ次第だ…

魔法使い?

キミの幸せを願ってるよ

そう言って、魔法使いは眩い光とともに消えていった。

武道

………

武道

今日でこの想いはちゃんと終わらせるから、

武道

どうか、今日だけは………

君のそばにいさせて…?

武道

あ!

武道は城の舞踏会に訪れていた。 この舞踏会で、若狭は婚約者を決めることになっていた。

王様

若狭、お前のために今宵は国中の多くの女性が来てくださったぞ

若狭

…………

武道

(うわ〜、ワカくん興味なさすぎだろ…)

武道

!(ヤベ、目合ったかも…)

若狭

……?

武道

(うわ、めっちゃこっち見てくる…)

武道

(一旦逃げよ)

武道が城の外に出ようとしたとき、誰かが後ろから武道の腕を掴んだ。

武道

?!

後ろを振り向くと、そこにはやはりワカくんの姿があった…

若狭

オマエ名前は?

武道

名乗るほどのものではございません

若狭

………

王様

若狭はどこに行った?!

執事

っ今、探して参ります!!

武道

あの、探されてますよ?

若狭

チッ

若狭

行くゾ

そう言って、ワカくんは城の中ではなく、外に向かって走り出した。

武道

え?!

武道

ハァ…ハァ

ワカくんが足を止めたのは小さな丘の上だった。そして空には綺麗な星が瞬いていた。

若狭

走らせて悪かったな

武道

い、いえ

武道

でも、舞踏会抜け出して大丈夫なんですか?

若狭

オレは興味ねぇからな

武道

(やっぱりか……)

武道

結婚相手を決める大事なものじゃないんですか?

若狭

…………

武道

戻ったほうがいいんじゃ…?

若狭

………じゃあさ、

若狭

オマエがオレと一緒に踊ってくれねぇか?

武道

(ん?……‘‘じゃあ’’?)

武道

(ここで踊るんじゃなくて、戻ってほしくて言ったんだけどな…?)

武道

てか、え?!お、私がですか?

若狭

うん

武道

い、いですよ

武道

(最後くらい、いいよね?)

若狭

ホントか?

武道

でも、音楽、

若狭

……オレが歌う

武道

…え?

若狭

〜♪

ワカくんが歌い始めた歌は、俺のよく知っている歌だった。 それは、小さい頃、迷子になって泣いていた俺のためにワカくんが歌ってくれた歌だった。

〜10年前〜

当時4歳だった俺は、町で買い物をしている途中に、母親とはぐれてしまった。

武道

ここどこ?

武道

おかあさん、どこッ?

武道

…、ウッ…ウッ、ヒグッグスッ

どうしたんだ?

話しかけてきたのは、黒いフードで顔を隠した少年だった。皆が関わらないように、見て見ぬ振りをする中、その子は俺に話しかけてくれた。

武道

おかあ、さんと、…はぐれちゃった…グスッ

オレが一緒に探してやる

武道

ウゥッ……グスッグスッ

…だから、泣き止めよ?

武道

コク、コク……グスッズビッ

止めようとしても、なかなか涙は止まってはくれなかった。

………

〜♪

武道

俺の頭を優しく撫でながら、その子はゆっくり歌を歌いだした。

初めて聴くその歌は自然と俺の心を落ち着かせてくれた。 綺麗な歌声を聴いているうちに俺の涙はいつの間にか止まっていた。

やっと泣き止んだな

武道

ありがとうニパッ

………!

あ、のさ

武道

…?

武道母

武道ー?たけみちーー!!

武道

あ!おかあさんだ!

…オマエ武道っていうのか?

武道

うん!

武道

ねぇ、きみはお名前なんて言うの?

若狭

……若狭だ。ワカって呼んでくれ

武道

ワカくん……?

若狭

おう

若狭

またな、武道

武道母

武道!あぁ、ほんとによかったぁ

武道母

目離してごめんね

武道母

怖かったでしょ?

武道

大丈夫だよ

武道

最初は怖かったけど、

武道

ワカくんがぼくのためにお歌歌ってくれたんだ

武道母

ワカくん?お友達?

武道

今日初めて会ったんだけど、

武道

ぼくが泣いてたときに、助けてくれたんだ

武道母

そう、それはよかったわねぇ

武道

うん!また会いたいなぁ

ワカくんと再会したのは、それから一週間後のことだった。

若狭

武道

お花畑で昼寝をしていた俺の耳に、ワカくんの声が聞こえた

武道

んん~?……ワカくん?

若狭

おう

若狭

……久しぶりだな

視界がはっきりしてきたとき、ワカくんの方を見ると、あのときとは違って、ワカくんは黒いフードをつけていなかった。

初めて見たワカくんは綺麗な白髪で、長い睫毛の美しい少年だった。

武道

わぁ、キレイ……

素直にそう思った

若狭

ソ、ウカヨ……///

武道

うん!

武道

武道

その格好……

ワカくんは高級そうな服に身を包み、その頭には太陽の光を反射して、キラキラと黄金に輝く冠がのっていた。

武道

え?!ワカくんってまさか、

若狭

ハァ、…オレはこの国の王子だ

武道

も、申し訳ありませんでした!

武道

俺、失礼なた、…

若狭

気にしなくていい

武道

で、でも

若狭

むしろ、これまでどおりに接してくれよ

若狭

オレ今まで、友達いたことねぇんだ

若狭

だめか…?

武道

わ、わかった

若狭

ありがとなニッ

武道

ドキッ(………‘‘ドキッ’’…?)

その日から、俺達は一緒に遊ぶようになった。と言っても、ワカくんは王子でなかなか城の外には出てこられないから、毎日会える訳ではなかったけど…… それでも、会える日は、日が暮れるまでふたりで遊んだ。

〜10年後〜

ワカくんは25歳、俺は14歳になった

相変わらず、俺とワカくんの関係は続いていた。その日もワカくんと話をしたりして過ごしていた。

若狭

〜〜?…〜

武道

〜〜〜!〜…

若狭

武道、

急に真剣な顔になったワカくんに俺も背筋を伸ばした

武道

どうしたの?

若狭

オレさ、もうすぐお見合いしなきゃいけないらしい

武道

そ、うなんだ

武道

(そうだよね…ワカくん、カッコいいもんなぁ)

改めてまじまじとワカくんの姿をみる。今のワカくんの髪色は、白色から、紫と黄色へと変わり、あの頃よりも色気が増した。国中の女性がワカくんとの結婚を望んでいた。

若狭

……でも、

武道

ごめん、今日はもう帰るね…

若狭

武道?!ちょっと待て、…

ワカくんが俺を呼び止める声を無視して俺はあの花畑へと走った

そして話は冒頭に戻る

若狭

ボーッとしてどうした?

武道

え、あ、スミマセン

ワカくんとの思い出に浸っている間に、いつの間にかダンスは終わっていたらしい。

若狭

この歌知ってたか?

武道

え?あ、初めて聞きました

若狭

そっか…

武道

好きな歌なんですか?

若狭

あぁ、オレの大好きなやつが好きって言ってくれた歌でさ

武道

……(ワカくんの結婚相手もその歌好きなんだな…なんか複雑だなぁ…)

武道

(いやいや……俺には関係ない話だろ?)

若狭

………

若狭

オマエさ、

武道だろ?

武道

……え?

武道

だ、だれですか?

若狭

ふはっ、誤魔化すの下手すぎだろ

若狭

その綺麗な青い目も、

若狭

おひさまみたいな匂いも、

若狭

全部オレの大好きな武道のモンだ

武道

(だいすき…?)

若狭

間違うワケねぇだろ?

武道

………っ

武道

ち、ちがいます

武道

私、もう行きますね

そう言って、勢いよく走り出した。 ……いや走り出そうとした。

石につまずいて、足がもつれ、だんだんと地面が近づいてきた。 訪れるであろう衝撃に身構えたものの、訪れたのは優しい衝撃だった。

ポスッ

武道

ゆっくり目を開けると、細いわりにしっかりとした腕が俺を支えていた

若狭

大丈夫か?

武道

は、はい…すみませんッ!

武道

今、離れま、

ゴーン…ゴーン…ゴーン

若狭

もう0時か…

若狭

………って、あ?

若狭

オマエやっぱり、武道じゃねぇか

武道

え?

ほら、と手渡された手鏡を覗き、慌てて自分の姿を見ると、そこには、いつもの冴えない俺がいた。

武道

…………

魔法は解けたのだ

武道

ごめん……

武道

でも、もうワカくんには関わらないから

若狭

ッは?

武道

結婚相手決まったんでしょ?

武道

幸せになってね

武道

じゃ、…

若狭

おい!

若狭

ふざけんじゃねぇぞ

武道

(怒らせたかったわけじゃないのにな……)

ポロポロ

武道

あ、あれ?なんで俺泣いて、…

ポンポン

若狭

〜♪

武道

ワカくんは、あの日、俺を泣き止ませたときみたいに、俺の頭を撫でながら、あの歌を歌ってくれた

若狭

……落ち着いたか?

武道

コクコク

若狭

武道オレの話聞いてくれるか?

武道

うん

若狭

オレさ、好きなやつがいるんだ

武道

(知ってるよ。その人と結婚するんでしょ?)

若狭

ソイツ、オレより年下だし、

武道

……

若狭

鈍臭くて、ほっとけねぇやつなんだ

武道

……

若狭

フゥー

若狭

武道、

オレはオマエのことが好きだ

武道

…………え?

武道

う、嘘

若狭

嘘じゃねぇ

若狭

オレ何回も言おうとしたのに、

若狭

毎回遮りやがって、

武道

………(そ、そんなの、)

ポロポロ

若狭

?!またカヨ?!

武道

俺、男なんだよ?

武道

女の子みたいに可愛くな、…

若狭

オマエは世界で一番可愛い

若狭

オレが保証する

武道

フフッなにそれ

若狭

オマエの笑った顔が大好きなんだ

若狭

男か女かなんて関係ねぇ

若狭

オレはオマエのことが、

若狭

‘‘花垣武道’’という人間が好きなんだ

武道

お、俺も…!

武道

ワカくんのこと大好き

チュ…

武道

////

若狭

武道照れてる笑

武道

ムッ

若狭

で、武道オレと結婚してくれるか?

武道

……ッしたいけど、

武道

でも、俺まだ15さ……

武道

(年齢の差はどうやったって埋まらない…)

若狭

待つワ

武道

え?

若狭

オマエが結婚できるようになるまで何年でも待つ

若狭

もし、認められなかったとしても、二人でどこか遠い所に行って暮せばいいだけの話だ

武道

うん!ニコ

ワカくん大好き、その想いを込めて、今度は俺から彼に2度目のキスをした

この作品はいかがでしたか?

1,767

コメント

5

ユーザー

好きです、LOVE🫶💕

ユーザー

あなた毎回なんでこんな神作を作るんだ俺は涙が止まらねぇぜよ

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚