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てと

新連載スタートです!!

てと

…どうぞっ!

◤◢◤◢⚠︎注意⚠︎◤◢◤◢ nmmn 💙🌷×💜‪👓⚠ 二次創作 性的表現等は一切ありません ┈┈┈𝐿𝑒𝑡'𝑠 𝐺𝑜!!┈┈┈

第一話/ 冷。

僕、高校二年生のなおきりは、今遅刻しそうだっっっ!! いいお天気なのに、こんなにも不運な事が起きるだなんて、最悪だ。

実を言うと 今日は転校初日で、絶対遅れちゃいけないんだ。

Naokiri

やっばい…

せっかくアイロンをかけたワイシャツが、くしゃくしゃになるような気がして気分が下がった。 額の汗がいつも以上に気持ち悪い。

先生

じゃあ朝礼始めるぞ~

mobu

あれー先生転校生は?

先生

それがな、遅刻なんだよな

mobu

転校初日遅刻はやばすぎる

mobu

それなぁ

Naokiri

お、遅れましたぁ…

Naokiri

すみません…

道も、校内も走ったせいで、息があがってしまった。 周囲の冷たい視線も気にせず、膝に手を付き、息を整えた。

先生

お、お疲れ…?

先生

じ、自己紹介できるか?

あ、 焦りすぎて、何を話すか忘れた…

Naokiri

こ、こんにちは

Naokiri

僕なおきりって言います

Naokiri

なお兄って呼んでくれると嬉しいです!

Naokiri

…なんか質問あります?

mobu

はい!はい!、好きなものは?

Naokiri

もちろん…ポピィ↑!

mobu

好きなゲームの種類はッ?

Naokiri

ホラゲーです!

〈面白い子だねぇ

仲良くなりたーい!!〉

先生

切り無さそうだな、聞きたい人は後でにするぞー!

Naokiri

僕、席は…

先生

あ~…もふの隣だな

Naokiri

もふ…?

首を傾げていると、窓側の端の子が手を挙げてくれた。 眼鏡を掛けた真面目そうな子だった。

その辺りだけ、空気が変わっているようだ。 なぜだかわからないけれど…

Mofu

ここですよ。

Naokiri

ありがとう!

精一杯の感謝を述べると、今までの喧騒が突然やんだ。 自分の発言がまずかったのか?と、冷や汗が背中に滲んだ。

なんだかよく聞こえないが、うわ、やば、なんてくだらない悪口が聞こえてきた。

Naokiri

…?

Mofu

Naokiri

よろしくね

Mofu

うん。

随分素っ気ない人だ。 目を合わせてくれようともしない。 酷く悲しい気分だ

俺構ってほしいんだけどなぁ …

先生

じゃあ問7をやってください〜

Naokiri

(ダメ…分からん)

横からシャープペンが紙の上を踊る音が聞こえた。 驚いて目をそちらに向けると、

もふくんが躓きもせず淡々と問題を解いているようだった。

先生

もふできるか?

Mofu

はい、__です。

先生

うん、正解!

Naokiri

もふくんって頭良い?

Mofu

別に。良くない。

Naokiri

(´゚д゚`)エ?

Naokiri

絶対いいじゃん!!

勢い余って立ち上がってしまった。 僕は、昔からオーバーなリアクションをすると、色んな人に言われてきた。

先生

おーい、転校初日からうるさいぞ~笑

Naokiri

あ、ごめんなさい

恥ずかしさで、周りの笑い声なんて耳に入らなかった。

Mofu

…。

今は、この頬杖をついて窓の外を眺めるこの人に興味津々。

Rest time

mobu

なお兄一緒にメシ食おうぜ!

mobu

あっ、私も!

mobu

お前らズルいー

Naokiri

ごめんっ、今日は他の人と食べるね

Naokiri

明日は一緒に食べよ!

mobu

お、じゃ俺達だけで食うか

mobu

はいよー

mobu

また後でねー

Naokiri

うん、

人付き合いの初歩の初歩。 仲良くなるにはアタック一択!!

でも…どこを見ようにも、もふくんの姿は見当たらなかった。

コンクリ製の廊下は、蹴ると硬い音がした。 昼休憩だからか廊下は人で溢れかえって、ざわめきを起こしていた。

Naokiri

いないなー

Naokiri

…うわぁっ

角を曲がろうとした時、運悪く誰か人がいたようだった。 固いような柔らかいような衝撃が体に伝わって、大きな声を上げてしまった。

Naokiri

…あ、ごめんなさい!

Eto

びっくりした~…ごめんねー。

Noa

その上靴の色、君2年生か

Naokiri

そうですけど、

Runa

確か一組に転入してきたなおきり…くん?

Naokiri

君も2年生?

Runa

そうです( ・´ー・`)ドヤ

Eto

ドヤる所じゃない

Noa

急いでる様子だけど、どうかしたの?

Naokiri

人捜し?

Eto

なぜ疑問形…

面白い人たちだな…

きっと、優しくて人気者。

Naokiri

もふくんさがしてるんです!

Eto

あぁ~、生徒会長ね?

Naokiri

そうそう…

ん?ゑ?ゐ?

_『生徒会長ね』_

脳が今までに無い程急速な回転を始めた

Naokiri

えぇぇぇッッ?!

Eto

知らなかったの?

Noa

まあ初日だから無理もないよ。

まさかの返しに頭が真っ白になった。 驚きが隠せてない気がする

Naokiri

通りで頭がいい…

Runa

私と同じぐらい…

Eto

ん?

Runa

え?

Noa

…急がなきゃいけないよね!

Naokiri

まぁ…

Eto

もふくんなら屋上に居るよ。

Eto

いつも屋上で昼飯食べてるよね

Noa

静かな子だよね

Runa

でも、お顔は凛々しいですから

Naokiri

なんか、ありがとうございました!

Eto

いつでも頼ってね

Noa

私達3の2だから、いつでも遊びに来てね!

Runa

(*•∀•)/

Naokiri

ありがとうございますっ!

軽い会釈を交え、屋上へと足を踏み出した。 それより、前の学校では屋上は立入り禁止だったからなんだかわくわくする。 物語で見る青春って感じだ。

重い鉄の扉を開くと、目の前には青い空が広がっていた。 空気も澄んでいて心地良いのに、人の気配が全くない。

Naokiri

あ、!

Mofu

あ。

Naokiri

やっと見つけた~

Naokiri

先輩に教えてもらって来たんだ

Mofu

どうして?

Naokiri

俺、もふくんと食べたくて

Naokiri

だめ…かな

Mofu

別に…

Naokiri

そっか~

素っ気ない返事に内心凹みそうになったが、気を取り直してもふくんの隣に腰を下ろした。 それっきり、1度も目を合してくれなくなってしまった…

Mofu

何?

見つめていた俺を振り返ったもふくん。もふくんも流石に気になったようだ。

Naokiri

いつも一人で食べてるのかな、って

Mofu

まぁ…

Naokiri

皆で食べたほうが美味しいよ?

Mofu

別に味は…

Naokiri

おにぎりは不味くならないしね笑

Mofu

うん。

何を言おうにも、もふくんは冷たい返事ばかりだ。 口におにぎりを頬張っては、しきりに咀嚼して静かに飲み込む。

Mofu

モグ、モグ…

こうして間近で見るとよく整った顔だと気付かされる。 よく整えられた髪には艶がある。

触り心地の良さそうな白い肌には、つい触れたくなる。

綺麗な瞼に、綺麗な瞳。 太陽の光を吸い込んでいるようだ。

ああ、だめだ。 どうにもこうにも気にってしまう。

仲良く…なりたいな、

【無愛想な生徒会長を振り向かせたい!!】🌷.👓

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コメント

6

ユーザー
ユーザー

すごい😍😍😍😍😍

ユーザー

なんででしょうか…センシティブになってるんですけど?!! 最近、全くいかがわしくないのにセンシティブ設定になるんですけど?! 誰やねん通報してる輩!又はサイトパトロール! もう泣いてもいいですか?😢‪

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