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陽葵
陽葵
担任「前野!ビシッとする!」
陽葵
「こら前野!10万ボルトじゃないぞ!」
皆「wwwwwwwww」
陽葵
陽葵
陽葵
陽葵
陽葵
陽葵
陽葵
「あっ!ピカチュウだ!」
「ピカチュウ!電光石火!」
色んな声が聞こえる。
うん。これ確定だわ。
………イジられてるわ。
陽葵
深いため息を付き、席に座ると、
皆察して、クラス中だんまりになった。
……なにこれ。私が悪いみたい………
こんな時、私がニーケーだったら。
思いっきり空を飛んで、
聞こえないふりでもしてたのかなぁ……?
何事も無いように、天を仰ぐ。
陽葵
実咲
実咲
イヤミだろうか。
実咲ちゃんはこのクラスの中でダントツに
足が早いのだ。
「そこ、喋ったから10周な。」
陽葵
実咲
陽葵
はぁはぁはぁはぁ、はぁはぁはぁ
運動不足にこの広いグラウンド10周はきつい。
さらにこの炎天下の中で。
こんな時、私がニーケーだったら、
翼で飛んだりしてるのかなぁ…
陽葵
コンビニの前に座って、ツナマヨおにぎりを食べる。
陽葵
陽葵
陽葵
ずびっ
陽葵
急いでハンカチで拭く。
そこを同級生に見られてしまった。
「あ、ピカチュ」
陽葵
大声が出た。
男子や、コンビニの店員、歩いていたおばさんが
こっちを向いた。
陽葵
急いで家に帰った。
陽葵
陽葵
ガリッ、ガリッ
陽葵
横にあった、今日美術で使った彫刻刀で。
手当り次第に自分の腕を傷付けていた。
陽葵