なお
なお
なお
なお
なお
昔から、君は優しくて
山形
秋田
本当の兄のように慕っているし
向こうも、僕の事を本当の弟のように接してくる
嬉しい
嬉しいのに
違う
僕の中で、なにかがそう叫んでいる
「...秋田?」
鬱陶しいくらいに、喉の奥の奥を締め付ける
息ができないほどに
「あきッ、ッ!?」
編み物の一本の糸を 一気に引っ張られるように
「ぅ、ッ"、ぁ"」
知りたくなかった 気づきたくなかった
「___ッ"!!!!!」
余りにも無謀で ぐしゃぐしゃにしたい感情
ガッ
秋田
脛あたりから全身に痛みが走る
山形
秋田
僕は、今、何をした?
秋田
山形
秋田
秋田
秋田
秋田
秋田
突然、山形が僕のけも耳を触ってきた
山形
秋田
山形
秋田
山形
秋田
秋田
山形
秋田
ほんっと、優しいなぁ
優しすぎて、心配だよ。
...
その優しさが
編み物の糸を思いきり引っ張っている手になっている
なんて、君は思っていないんだろうな。
はは、記憶喪失になって全部忘れたいなぁ
そうすれば、
コメント
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あっ尊い(?)