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12月21日
雫
莉津
雫
遥哉
雫
雫
莉津
実母
遥哉
これは今から1年前の話。
実母
遥哉
実母
遥哉
実母
こうして殴られる日々を送っていた。
なんで抵抗しなかったのかも分からない、学校でも痩せきった体を馬鹿にされいじめられ、
ここしか居場所がないと思っていたのかもしれない。
12月22日 あいつの新しい男が来た。痛い、しかもこんな季節に外に出された。最悪だ。
12月23日 もう耐えられない、このまま死んでいくのか
12月24日 家出でもしようかと思ったけど金がない。外ではクリスマスらしい飾り付けがされていて、あんな所に住んでいる自分が馬鹿らしくなった。
12月25日 神様がチャンスを与えてくれた
叔母さん
実母
叔母さん
叔母さん
叔母さん
実母
叔母さん
叔母さん
遥哉
どこにも居場所なんてなかった
でも叔母さんはそんな俺に居場所を作ってくれた。
12月25日
雫
莉津
遥哉
雫
叔母さん
今日は遥哉がお友達を連れてきた。
叔母さん
引き取った時は痩せ細ってすごく心配だったし、受験生で不安もあった。
元々頭が良くて今は楽しい高校生活を送れてるらしい。
遥哉
叔母さん
良かった、本当に
あの日あの人の家に行って
君を見つけられて。
子供に恵まれなかった私たち夫婦の可愛い甥っ子、
大好きな息子。
1年しか経ってないけどお母さん出来てるかな?
これからも遥哉の幸せを願っています。