テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
未来莉
いつのまにか、リズによって止められた時間が解除されたのか私以外の人間が動き出していることに気がついた。
女子生徒A
女子生徒B
未来莉
女の子達がキャーキャー騒ぎ、校舎に指を刺していたので振り返ると 私がさっきいた教室が燃えていることに気づく。
火の手は激しく窓の外からも火が噴き出ているのがわかる。でも、私は…。
未来莉
未来莉
恐怖による過呼吸を何とか抑えて蓮の自宅へ急ぐ。
未来莉
未来莉
早々に足を早めた。
蓮
陽菜
15分前、陽菜から電話があったので急いで家に帰り、玄関へ向かうと陽菜が腹を抑えて苦しそうにしていた。
蓮
ベランダから洗濯機を回す音と誰かの泣き声が聞こえていて咄嗟に蓮は血の気が引いた。
蓮
陽菜
蓮
陽菜
1時間前
陽菜
陽菜
陽菜
(蓮の家の合鍵は愛菜さんが持っていることになっている)
陽菜
百合花
陽菜
陽菜
百合花
愛菜
愛菜
陽菜
陽菜
愛菜
愛菜
陽菜
愛菜
愛菜は笑顔で洗濯機を指差す。
愛菜
陽菜
陽菜
愛菜
陽菜
愛菜は洗濯機に駆け寄る陽菜を睨みつけ蹴り飛ばす。
そうして陽菜のお腹を足で踏みながら氷のような冷たい目で見下ろす。
陽菜
愛菜
愛菜
愛菜
陽菜
愛菜は陽菜の髪の毛を引っ掴み部屋へ放り投げた。
愛菜
陽菜
だんだんと泣き声が遠くなっていく。
蓮
蓮
陽菜
蓮
愛菜
蓮
愛菜を押し除け、洗濯機の停止のスイッチを押し、蓋をあけると百合花がぐったりともたれかかっている。
蓮
蓮
愛菜
蓮
愛菜
蓮
愛菜
蓮の父親
騒ぎを聞いたのか蓮の父親もベランダに出る。
愛菜
蓮の父親
蓮
蓮は耳を疑った
蓮
蓮の父親
蓮
蓮
蓮の父親
蓮
蓮の父親
蓮の父親
蓮
幼少期の蓮
幼少期の蓮
蓮の母親
幼少期の蓮
蓮の父親
幼少期の蓮
蓮の父親
幼少期の蓮
蓮の母親
なぁ、親父。あの時言ってた言葉って
嘘だったのか__?
蓮
次の瞬間、蓮の心の中ではプツンと音がした。
そう言い、蓮は部屋に戻った。
愛菜
蓮の父親
陽菜
蓮
陽菜
蓮
そう言い、抱き抱えていた百合花を陽菜に渡す。
陽菜
百合花
蓮
蓮の父親
尚もヘラヘラする父親に腹が立ったのかいきなり蓮は椅子を父親にぶつける。
蓮の父親
蓮の父親
尚も蓮は手を止めずに椅子を問答無用で振り下ろす。
蓮の父親
愛菜
蓮は愛菜を睨みつけガラス瓶の破片を目に突きつける。
蓮の父親
蓮
蓮
蓮の父親
蓮
蓮
蓮は父親の上に馬乗りになり、父親の喉に包丁を向ける。
蓮
蓮の父親
愛菜
もう何も聞こえなかった。
蓮に残っているのは怒りと悲しみ
蓮は無言に見下ろして包丁を振り下ろそうとしたが…!
ピンポーン
蓮
ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンポンポンピンピンー!!ガチャガチャ!ドンドン!
蓮の父親
蓮の父親
蓮
蓮の父親
未来莉
私はぼろぼろになりながらもドアを叩く。
未来莉
大河
未来莉
大河
陽菜
大河
陽菜
ガチャ
未来莉
未来莉
蓮の父親
未来莉
蓮の父親
蓮
未来莉
大河
未来莉
蓮の手には包丁が握られていたが抑えて私は続けて話す。
蓮
蓮の父親
未来莉
未来莉
蓮
未来莉
大河
数分前
未来莉
未来莉
未来莉
未来莉
目から溢れる涙を拭き、石につまずいたのか視界が下に映る
未来莉
未来莉
未来莉
大河
上を向くとあの時にいたギャル男が自転車にのっていて私に向かって手を伸ばしていた。
大河
未来莉
大河
未来莉
大河
未来莉
大河
未来莉
未来莉
そう言い、ギャル男の自転車の後ろに乗せてもらいここまで来たのだった。
未来莉
大河
未来莉
未来莉
未来莉
蓮
未来莉
蓮
未来莉
蓮
未来莉
蓮
蓮
いつも蓮は無表情のはずが、このときは蓮は顔を歪め目には涙を溜めている。
そうして泣きそうなか細い声で訴えていた。
未来莉
蓮
蓮の父親
蓮
横に立っていた父親がイラついたのか蓮の顔を拳で打つ。次の瞬間蓮の鼻から血がポタポタと流れ落ちる
未来莉
未来莉
蓮
そうして蓮を庇うように仁王立ちで立つ。
未来莉
大河
陽菜
私が非難するとギャル男や陽菜ちゃんも便乗して非難する。
すると父親の逆鱗に触れたのか私は思いっきり壁に頭をぶつけた。
蓮の父親
ドンっ!!
未来莉
蓮
蓮
未来莉
ぶつけた衝撃で目眩を起こす中、血がポタポタ流れているのがわかる。
未来莉
視界が真っ暗になってしまった。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!