私
(今私にはこの届けものを渡したい
人がいます)
人がいます)
私
(この届けものはとても儚いもので優しくされたりすると消え入りそうになってしまうものです)
私
(でもいつこの届けものを渡そうか悩んでいます…)
私
(というのもこの届けものは私が人間である以上後々そのことに縛られて尚且つ引きずっちゃうかもしれないし、受け取る相手も人間だとしたら傷つく可能性のあるものなのでタイミングに困ってます…)
そんなこんなで迷っている時…
先輩
おーい!私ちゃん!
ご飯食べに行こ!!
ご飯食べに行こ!!
私
あ、先輩!
私
ご飯ですか?
先輩
そ!ご飯!
私
いいですね!
ぜひご一緒させてください!
ぜひご一緒させてください!
私
(やったー!先輩とご飯に行けるなんて…!)
先輩
じゃあ2時間後に東駅で!
私
分かりました!
2時間後…
私
(支度に手間取っちゃった…!やばい!遅れちゃう!)
私
ハァ…ハァ…
私
(さてと…着いたけどどこかな…)
私
(あ!赤いパーカー着てるし
あの人だ!)
あの人だ!)
私
先輩!すいません遅れちゃって…
先輩
お、私ちゃん!
大丈夫だよ!それじゃあ行こっか
大丈夫だよ!それじゃあ行こっか
とある飲食店にて…
先輩
ところで私ちゃんって好きな人
とか彼氏とかいないの?
とか彼氏とかいないの?
私
わ、私はその…好きな人はいますけど
彼氏は…いません…
彼氏は…いません…
先輩
へ〜そうなんだ、私ちゃんって結構可愛いから彼氏くらいいると思ってた!
私
そ、そんな…いませんよ…
私
(先輩に…可愛いって
言ってもらえた…)
言ってもらえた…)
先輩
私ちゃんこのあと暇?
暇なら俺の家来ない??
暇なら俺の家来ない??
私
え!暇ですけど…
先輩
じゃあウチ来てよ!
言いたいことあるし!
言いたいことあるし!
私
じゃ、じゃあ寄らせてもらいます…!
先輩宅にて…
先輩
はい、お茶
私
ありがとうございます…
先輩
なんか固くない?そんなに緊張しなくていいんだよ(笑)
私
で、でも私男性のおうちとか初めてですしその、ちょっとくらい緊張はします!
先輩
そっかそっか(笑)
初めてなんだね
初めてなんだね
私
それで…言いたいことって?
先輩
ん?あぁ…実は俺…
ずっと前から私ちゃんの事が…
ずっと前から私ちゃんの事が…
先輩
好き、なんだ。
私
(渡すなら今だ)
…グチュ
静かだった部屋に普段は聞かないような異音が響いた
俺
え?
俺の胸に何かが刺さってる…そして刺さった部分から生ぬるい液体が
俺
があああああああああああああああ
ああああああああ
ああああああああ
後輩
せんぱぁい、浮気はダメですよ〜?
後輩
まさか気付いてないと思ってたんですか〜?噂になってましたよ〜「彼女がいながら私を狙ってる先輩がいる」って!
後輩
私のことが好きならあんな女と別れて付き合ってくれればいいのに別れないで私に告白するから〜
俺
いだ、痛い!早くこれぬいでぐれ!
後輩
ダメですよ〜せっかく先輩の好きなもので作ったんですから〜
俺
(…は?好きなもの?)
よく見ると刺さっているものは、元々は白い棒だったようなものが半分に折られた状態のようなものだった
後輩
大変だったんですよ〜切り取るの、肉とかが引っ付いて剥がしづらくてほんとに…
後輩
泣くし叫ぶしで。
俺
ご、ごれ、まざか…
後輩
そうですよ〜あなたの彼女さんの
「骨」です!(笑)
「骨」です!(笑)
何かが切れた
俺
…
敵
どうしたんですか〜??
胸に刺さっていた「もの」を 抜いておもむろに彼女に向け
グチュ






