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私には遠い昔母も父も弟もいた

ある帰り道

誰かに連れ去られた

いわゆる誘拐

私が11歳だっただろうか

その時弟は7歳と6歳

そして私は今28歳

誘拐されてからはほぼ無賃金で働かされた

こんな裏社会に人権などないのだ

琉羅

ピアノ弾きたいな

昔はよくピアノを弾いたものだ

私かひこうとするとよく弟達が集まってきて

あ〜楽しかったなんて

私は思い出に浸る

もう二度とそんな幸せなんて訪れることなんてないのに

(爆発音)

あれ?

私ワンチャン死ねるんじゃない?

この17年間の苦痛から解放される時が来たんじゃない?

三途

よしここが最後か

三途

言っとくが逃げようなんて思うなよ

琉羅

そんなこと微塵も思ってないですよ

琉羅

殺すなら楽に殺し下さい

三途

じゃあお言葉に甘えて

九井

ちょっと待てこいつは使えるぞ

九井

ハニトラの達人じゃねぇか

琉羅

そこまで私って有名ですかね

九井

ああ

九井

こっちの部下も何人かやられてんだよ

琉羅

ああ

琉羅

そういえばそうでしたね

琉羅

でも私は生憎そっちの方でタダ働きするつもりはありません

琉羅

殺してください

九井

別にタダ働きさせようなんて思ってない

琉羅

例えそうだっとしても私はもう人生に疲れました

琉羅

人生に終止符を打って欲しい

琉羅

そんなに難しいことでもないでしょう

九井

殺すより利用価値がお前にある

九井

俺はもったいねぇことはねぇんだよ

何ーお前ら手こずってんの?

竜胆

俺早く帰りたいんだけど

九井

ちょっと待て交渉中だ

琉羅

いいわ

琉羅

条件次第では梵天の傘下に入る

九井

急にどうしたんだ?

琉羅

気が変わったの

琉羅

まだ死ぬべきでは無いのかもしれないってね

九井

よし交渉成立だ

三途

ッチ

三途

裏切んなよ

琉羅

相当なことがない限りは裏切りませんよ

時間は取り戻せない

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