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あの後、重い足取りで学校に向かい教室の前に着いた
なお兄
騒がしい教室がいつもより増して騒がしい気がする
不思議に思いながらもそのドアを開けた
なお兄
ゆあんくん
なお兄
なお兄
ゆあんくん
ゆあんくん
「転校生が来るんだって!」
なお兄
なお兄
ゆあんくん
ちょうど今は7月後半ぐらい
あと2週間で夏休みだ
夏休み前に転校してくるなんて、ゆあんくんが言ってる通り不思議だな〜...
ガラガラガラ
そう思っていると担任が入ってきた
センセー
そう声がかかると同時にみんなは自分の席へと戻って行く
センセー
それを聞いた途端..教室が朝の倍以上、うるさくなった
なお兄
センセー
センセー
先生は俺の代わりに代弁してくれた後、 廊下で待機しているであろう人に声をかけた
みんなの視線はドアの方へと注がれる
もちろん僕もその内のひとりだ
ガラガラガラ
そして転校生が入ってきた
なお兄
僕はびっくりした
だってその女子生徒は
今日自分の夢の中に出てきた彼女と
そっくりだったから
センセー
椛
椛
椛
椛
自己紹介を終え、クラスは拍手の音でいっぱいだった
センセー
センセー
...ん?今先生と目が合った気がしたんだけど...
センセー
センセー
あ、やっぱり?
椛
なお兄
僕は慌てて手を挙げた
すると安心したような顔で歩いてくる椛さん
椛
なお兄
今...ドキってした......?
彼女はもう前を向いていて俺の事を見ていなかった
でも僕は、彼女がみせた笑顔が
忘れられなかった
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ー tio be continue ー
コメント
8件
ありがとうございますm(_ _)m続きが楽しみです!
ん、ん?!私感情移入しやすい人なんですけど…何故か泣きそう←こいつやばい病院行ってこーい!