屋上のベンチに腰を下ろす
まろの母親も同じくベンチに腰を下ろし話し始めた
ifの母
ifの母
ifの母
ifの母
ifの母
ifの母
ifの母
ないこ
ifの母
まろの母親が驚いた顔で俺を見る
ないこ
ないこ
ifの母
ないこ
ないこ
そう、俺もまろを止めなかったこと…すごく後悔していた
あの時…いくらでも止めるチャンスはあっただろうに、止めなかった
いや、止めれなかったんだ
その後悔と罪悪感が俺の体にまとわりつく
ifの母
ないこ
ifの母
ifの母
ないこ
似たもの同士……その言葉に深い意味がある訳ではないのに
何故か………否定しようとは思えない
ifの母
ifの母
ifの母
ないこ
まろの母親は、俺のことを察してくれたのか
下に降りていった
ないこ
ないこ
まろの母親が下に戻ったあと
ずっと考えていた
何がまろをあそこまで追い詰めたのか…と
ないこ
どんだけ頭を抱えても答えは見つからない
俺も、下に戻ることにした
りうら
ないこ
下に降りると、りうらやほとけっち、初兎ちゃんか心配そうな顔で俺を見てきた
ほとけ
ほとけ
ないこ
ほとけっちがいきなり俺に抱きついてきた
よく見ると目が腫れるくらい泣いていた
ないこ
ほとけ
どうにか慰めようとしても
かける言葉が見つからない
医者
まろがいる部屋と思われるところから医者がでてきた
ないこ
医者
医者
医者が神妙な面持ちで話始める
医者
医者
医者
医者
医者からの言葉を聞いた瞬間
メンバー皆が驚きを隠せないでいた
それと同時に何故かほっとする
記憶喪失でショックとはいえ、まろが一命を取り留めたことに安心して
涙が出そうになるのを一生懸命堪えた
ないこ
ないこ
決めた。助けるって
まろの、皆の笑顔をまた見たいから
ほとけ
りうら
初兎
悠佑
悠佑
それぞれが、覚悟を決めた
みんなで医者の方を見る
医者
医者
医者も何かを察して、無言で着いて来いというかのように歩き出す
医者
数分間歩き続け、とある部屋の前で足を止めた
さあどうぞ、と言うかのように、ドアを開ける
一瞬、入るのを躊躇いそうになった
手を握りしめ、心の中で大丈夫と唱える
ないこ
if
ドアを開けた先には、すやすやと眠るまろがいた
ないこ
再度、涙が出そうになるのをこらえる
どんなまろでもやっぱり生きてるってだけで俺は嬉しい
if
俺がドアの前で突っ立っていたら、まろが目を覚ました
そして一言呟いた
if