ガラガラガラ
私が教室に入ると
いつも必ず
教室が静まり返る
こんなのはもう慣れてる
いつもの事だし……
ん?あれ?
君嶋 じゅな
なに……これ……
机の中から
ポタッポタッ
君嶋 じゅな
……!?
君嶋 じゅな
血……?
「あ、ごめんね」
「君島が、す、捨てといてよ」
これ、私のペットの
もか……だ
私には親がいなくて
おばあちゃんと
大事に育ててた
私の唯一の心の支えだったのに
「ワンっワンっ」
君嶋 じゅな
もかーおいでー
おばあちゃん
もか、じゅなを宜しくね
ピッピっぴっぴー
ーーーーーーーー
君嶋 じゅな
おばあちゃん……
君嶋 じゅな
嘘でしょ……?
君嶋 じゅな
え、おばあちゃん……!
君嶋 じゅな
死んじゃったの?
君嶋 じゅな
なんで、
君嶋 じゅな
……もか。
君嶋 じゅな
一緒に頑張ろうね
もう、私には、
もかしかいなかったのに
みんなも、知ってたでしょ……?
なんで、私の生きる道を塞ぐの?
死んでほしいの?
死んでやる
タッタッタッ
今すぐ、
君嶋 じゅな
モカの元に
君嶋 じゅな
おばあちゃんの元に
君嶋 じゅな
行ってやる……!
柵を越えて
私は、
一言放った
君嶋 じゅな
1回だけでもいいから
君嶋 じゅな
恋……
君嶋 じゅな
したかったな






