stxxx
nmmn
通報 厳禁
主に黄赤 黄青 . 青黄要素あり
色々無理な設定書いてたりするんですけどそういう世界観として甘く見てください!!笑笑((
とても長いです!!!
幼い頃
僕には友達ができませんでした 。
どうにも内気な性格で
誰かに話しかける勇気もなく
そんな僕だから 誰にも話しかけられることなく
僕はあの時までずっとひとりでした。
そんな僕のまま 小学三年生になりました。
僕は自然係という係につきました。
仕事は簡単なものです
毎日昼休み 校庭に咲いている花に水やりをする
花が大好きな僕にとっては 素敵な仕事でした 。
だけど
黄
僕の担当しているお花だけ 一向に咲く気配がありませんでした。
毎日ちゃんとお水をやって 忘れたことなんてないのに..
僕はどうやったら花が咲くのか 必死で図書室で調べました。
でも花が咲く為に必要な条件は 全て揃っていました
だからその内咲くだろうと思い 水やりを再開しました。
黄
小学三年生 の 三学期
花はまだ咲きませんでした
それどころか花が咲く季節を通り越してしまいました。
季節の関係もうどれだけ頑張っても 花は咲きません
僕は悲しみでいっぱいでした
黄
それから僕は水やりをやめました
小学四年生 に なりました
自然係にはいい思い出がなかったので
僕は黒板係になりました。
そんなある日
僕はあの時の花のことをふと思い出し
少しだけ
ほんの少しだけの気持ちで
見に行きました 。
黄
そう
僕があの時育てていた花が
季節外れで絶対咲かないはずの花が
見事に咲いていたのです。
黄
赤
赤
赤
赤
黄
赤
赤
赤
黄
勿論 お花も綺麗だったけれど
僕はそのお花と同化するような 目を輝かせてる彼に
どきっとして
恋の花が咲いたような気がしました。
多分 初恋だったと思います。
季節外れの金木犀のよい香りが
今でも匂ってくるような そんな気がします。
それから僕達は
花のことを通して仲良くなりました
彼の名前は 紅華 赤
僕のひとつ上の五年生だった。
彼はとても背が小さく 可憐で素敵なひとだった。
本当に男なのだろうか と疑ったくらいである。
それに彼はとても明るく 僕と性格が正反対のようなもので
よく沢山の友達を連れて 僕と遊んでくれたことを思い出す
でも花のことになると 友達は連れてこず
黄
赤
赤
そんな彼に背中を押され 二学期はまた自然係に入った。
昼休み水やりをしているとき
彼は必ず僕の傍にいてくれた。
そんな彼の姿が 花の妖精のように見えて
幼いながら僕は更に心惹かれ 好きになっていった。
小学五年生では よく泣いたことを覚えている
泣いたと言っても1回だけだ
赤の卒業式
黄
赤
赤
赤
そう彼はにこやかな笑顔で言ったが
案の定 僕は号泣
黄
黄
赤
彼に慰められてから 卒業を見送った覚えがあります。
小学六年生 では
卒業式の件もあり 「 先輩と仲のいいやつ 」
と同級生に思われ
すごい!いいなー!と言われる内に
クラスの輪の中に 入れるようになりました。
全て赤のお陰です。
僕は元々友達がいないし暇だったので
勉強や読書ばかりしていたものですから話しかけずらかったんだ。
と同級生にその時言われました
修学旅行は楽しかったです。
中学校に入学しました
これで僕も晴れ晴れ中学生です。
勿論中学校は赤と一緒です
赤はそれ程頭が良くないので近くの公立に通っていると。
僕は両親に私立に行かないかと言われていましたが断りました。
入学式を終えたあと 僕はすぐさま赤を探しにいきました。
黄
赤
黄
赤
赤
黄
赤
赤
黄
赤は前と全く変わっていなかった
明るくて優しい性格も
華奢で可憐な姿も
全て僕が好きだった赤のまま 特にはなにも変わっていなかった。
一方僕は
赤に釣り合う男になりたかったから
髪もしっかりセットして コンタクトをつけて 笑顔の練習もして。
少しでも効果があるといいけど
そしてもうひとつ
僕に同級生の友達ができた。
青
青
黄
青
黄
青
青
黄
青ちゃんは赤と違うタイプの 明るい人で
華奢でも可憐でもないが
面白くて一緒にいると楽しい気持ちになれるひとでした。
それになんというか
僕は昔からの勉強癖?やらが付いていたお陰か
期末では学年一位という優秀な成績を取る事が出来た。
青
黄
青
黄
青
多分 それなりには充実した
学校生活を送れていたと思う。
それから時は過ぎ
僕中学二年生になりました。
僕の初恋の人 赤
未だに僕は彼を思い続けていました。
赤
黄
黄
赤
赤
中学生になってから 赤と呼び捨てにするのもあれだと思い
赤先輩と呼ぶことにした。
が、未だに慣れていない ..
黄
黄
赤
赤
黄
赤はもう中学三年生
今年で卒業してしまう
だから早く想いを伝えなきゃ
そう思っても僕には勇気が出ません
この気持ちを親友の青ちゃん に相談してみました。
青
青
黄
青
黄
青
青
黄
青
青
黄
青
青
黄
青
青
黄
黄
青
黄
青
黄
青
黄
青
青
黄
黄
青
青
黄
青
良い友達を持ったなと思います
卒業式の日に告白する
卒業式の日に..
だからその練習..というのも失礼だが
青ちゃんに手伝ってもらうことにした
黄
青
黄
青
黄
黄
青
黄
黄
黄
青
青
青
黄
黄
僕は高鳴る胸の鼓動を抑えながら
赤に伝える為の言葉を 何度も家で練習して
..ほんの少しだけ期待していた
そして迎えた卒業式
赤の姿はいつもより少し綺麗で
大人っぽくて
もう彼と同じ空間で過ごせないんだな
そう思うと自然と涙が出てきました。
あの時 みたいに
黄
赤
赤
黄
赤
黄
赤
黄
黄
黄
黄
黄
赤
黄
赤
黄
黄
赤
赤
赤
黄
赤
赤
こうして
僕の恋の花が確かに枯れた 音がしました。
青
なんて青ちゃんには言われたけれど
それでいい。
黄
青
青
黄
青
いつもと違う真剣な顔をした親友は 僕のネクタイを引っ張った
次の瞬間 ふたりの唇が重なった
黄
季節外れの金木犀の香りがした。
おわり
金木犀の花言葉の中には 「 初恋 」という意味合いもあります
コメント
7件
作中で青くんの恋心が伝わるような描写がキスシーン以外なかったのはこの話は黄くん視点であり、彼は最後の最後まで青くんの恋心に気付かなかったからです。
ほんとうに素敵な作品でした😢✨ かな🏹✨さんの言葉選びがほんっとうに大好きです😭💕 赤くんのことを考えて結果的には「告白」というより「想いを伝える」形になったのも胸がぎゅっとなったし、青くんは黄くんが初恋の相手なのに告白の練習に付き合って応援してる姿がとても辛く感じました😢