麗子
あぁー、今日も疲れた……
麗子
今日はおでんでも作るかな
ガサガサガサガサ
麗子
ええっ、鍵が無い!
どうやら会社に鍵を落としてしまったらしい もう会社は閉まっている
麗子
やだもう
どうしよう、、
どうしよう、、
麗子
このまま一夜を過ごすなんて
みっともないったら、、
みっともないったら、、
ガチャリ
雨宮一二三
あの、、
麗子
わっ!!
雨宮一二三
あっ、お騒がしてすみません
私、隣の家の雨宮と申します
私、隣の家の雨宮と申します
雨宮一二三
カギを無くされたのですか?
麗子
あっ、ええ。
そうなんです、、
そうなんです、、
雨宮一二三
良かったら泊まって行きませんか。
麗子
そんなっ
申し訳ないことを!
申し訳ないことを!
雨宮一二三
いいんです。
私もこれから夕飯なので
私もこれから夕飯なので
麗子
ごめんなさい……
それでは今夜だけ泊まらせてもらってもいいですか?
雨宮一二三
遠慮 なく
どうぞ
どうぞ
彼女は微笑んだ
家に入ると鼻がツンとする匂いがした
雨宮一二三
ごめんなさいね
最近香水を集めてて……
最近香水を集めてて……
麗子
いや、大丈夫ですよ!
麗子
それにしても素敵なお部屋ですね!
雨宮一二三
ふふ
これから夕飯を作るのでそこに
腰掛けてください
これから夕飯を作るのでそこに
腰掛けてください
麗子
ありがとうございます
20分後
雨宮一二三
遅くなりすみません
目の前には肉が焼かれたものが 並べてあった
麗子
わぁ!
美味しそうです!
美味しそうです!
雨宮一二三
遠慮なく食べてください
雨宮一二三
自信作なんです
麗子
頂きます…!!
麗子は夕飯を食べ終わった
麗子
御手洗お借りします
歩くと向こうの部屋から血のようなモノが流れてきた
麗子
……!!!!
麗子
一二三さんっ!!!
大丈夫ですか!!
大丈夫ですか!!
雨宮一二三
私は平気よ
雨宮一二三
もう寒いから早く布団入った方がいいわ
麗子
はい……
麗子は携帯のニュースを見ていた
麗子
やだー。気味悪い……
数分後、眠りについた
雨宮一二三
雨宮一二三
鍵を盗んだのは
私です
雨宮一二三
ごめんね
笹山麗子さん
内緒にしてて
笹山麗子さん
内緒にしてて
雨宮一二三
貴方が食べた肉は
行方不明になった人の肉なの
行方不明になった人の肉なの
レイコチャンゴメンね
雨宮一二三