ユータ
閑話休題ってどんな意味?
モミ
話題を戻すときに使います言葉ですが
ユータ
それは知っているけれど
モミ
それはさておき、のような意味ですね
ユータ
使い所があるかな?
モミ
使いたいのでしょうか?
ユータ
そう、格好良いからね
モミ
会話で使うとジョークだと思われますね
ユータ
滑る?
モミ
滑りましょう
ユータ
そうか
モミ
随筆で使えるのでは
モミ
論理的な文章では使うべくもありませんし
ユータ
随筆って?
モミ
自由形式の散文です
ユータ
ふーん
モミ
普通の作文だと思っていただければ
ユータ
エッセイとは違う?
モミ
後者は多少、論理的な印象です
ユータ
なるほどね
モミ
随筆の方がある意味で日本的です
ユータ
枕草子だっけ?
モミ
清少納言が起源とされてますね
ユータ
ずっと、清少納言だと思ってたよ
モミ
小納言という役職ですからね
ユータ
読んだことある?
モミ
ありません
ユータ
だよなぁ
ユータ
タイトルだけ覚える意味がある?
モミ
歴史ですから
モミ
知っていることに意味があるかと
ユータ
ところで、随筆と小説ってどう違う?
モミ
小説はフィクション
モミ
随筆は作者の意見が反映されます
モミ
大まかに言うとフィクションか実話かどうか
ユータ
じゃあ、本を読んだ感想は随筆か
モミ
そうですね
ユータ
じゃあ、実話を元にした小説は?
モミ
そこまでいくと作者の塩梅ですよね
モミ
細かい点は気にしておりません
ユータ
じゃあ、日記は?
モミ
随筆に分類されましょう
ユータ
ふーん、でもあんまり気にしないかも
ユータ
小説を書くときには閑話休題は使わない?
モミ
うーん、フィクションの中で使われるのは変ですよね
ユータ
どうして?
モミ
視点を変えるのは作者の塩梅ですからね
ユータ
それを登場人物のことを知っているのは変だと
モミ
話題を変えるときは、さてと言えば充分ですからね
ユータ
確かに、それはそうだ