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パイモン
タルタリヤ
あ、そういえばいたね。タルタリヤ。
鈴風
タルタリヤ
鈴風
空
鈴風
タルタリヤ
パイモン
確かに、長居しすぎた気もしなくもない。
ふたりがいなくなったから俺もそろそろ行かなくちゃ。
空
パイモン
空
パイモン
凝光
空
往生堂へ鍾離先生に会いに行ったのだが…
渡守
パイモン
確かに、鍾離先生が用事のある相手なんて北国銀行の中ではタルタリヤくらいしかいないはず…
空
パイモン
空
タルタリヤ
鍾離
タルタリヤ
淑女
タルタリヤの拗ねたような声と、鍾離先生の声、それと、聞き覚えのある声が聞こえる。
淑女
パイモン
空
タルタリヤ
これ幸いと言わんばかりにタルタリヤが突撃してくる。
淑女
鍾離
そのせいで、「淑女」に対しての警戒は、それ以前の問題になった。
淑女
空
彼女のその一言に警戒をやり直す。
淑女
空
落ち着け…今はそんな場合じゃない…
それに…
タルタリヤ
タルタリヤがいる。
鍾離
淑女
淑女が近づいてきて、身構えるが、おもむろにタルタリヤをつかんで引っ張りはじめたあたりで、警戒を解く。
淑女
タルタリヤ
離れないタルタリヤ、引き剥がそうとする「淑女」、あわあわしているパイモン、どうしようかと考える鍾離先生。
…カオスだ。
パイモン
淑女
タルタリヤ
淑女
淑女
パイモン
鍾離
タルタリヤ
パイモン
タルタリヤ
俺にしがみついたままタルタリヤが言う。
タルタリヤ
淑女
鍾離
タルタリヤ
なんかとんでもないこと聞いてる気がする…
空
淑女
タルタリヤ
鍾離
タルタリヤ
タルタリヤが最初に言った距離は少しいつもより離れている気がした。
そしたら鍾離先生がぐいっと距離を詰め、そうそうこれくらい、と思考して止まる。慣らされていただけで、実際にはかなり距離が近いのだ。この2人は。
しばらく言い合っている2人を見ていると、「淑女」が
淑女
こっちに飛び火した。
空
淑女
鍾離
淑女
タルタリヤ
鍾離
淑女
タルタリヤ
パイモン
空
タルタリヤ
困惑するタルタリヤとパイモン、弁明をする鍾離先生、心当たりの無い言葉に慌てて自分は関与していないことを説明する淑女」。
…切実に落ち着いてほしい。
しばらくわあわあ騒いでいたら、鍾離先生が更に困惑させるようなことを言った。
鍾離
淑女
鍾離
鍾離先生が確信したように話しかけた先の柱の影からゆらりと人型が出てくる。
鈴風
パイモン
空
タルタリヤ
淑女
「淑女」が困惑と驚愕の混ざった声を上げる。
鈴風
タルタリヤ
鈴風
微笑む鈴風さんに困惑しながら鍾離先生と話しているのを見る。
鈴風
そう言って壁際に寄って優しい瞳で見つめながら聞く体勢になった鈴風さんを横目に話を再開したものの、集中はできなかった。
タルタリヤは何か諦めたような表情をしていたが恐らくタルタリヤの諦めたことを鍾離先生は諦めていないため、巻き込まれる気がした。
後、「淑女」に関しては「公子」が苦労をさせるわね。と菓子折りを渡してきたので、モンドでの一件は本来の彼女ではないのかもしれないと、そう思った。
彼女と会うたびに挨拶をする仲にはなれないけど、何もない時に会釈程度は交わせるかもしれない。