コメント
2件
寧々が両片思いだと知った時のエピソードが良かったです。
ゆー
ゆー
ゆー
ゆー
ゆー
ー次の日の昼休みー
神山高校 ー屋上ー
寧々
寧々
寧々は珍しく、屋上で1人、昼食を楽しんでいた。
下では「類!!!」とか「司くんっ♪」とか聞き覚えのある声がするが、無視する。
寧々
MEIKO
突然、寧々のスマホが光ってMEIKOが出てきた。
寧々
寧々
MEIKO
MEIKO
おそらく、寧々が両片想いを知った理由の話のことを言っているのだろう。
やがて「はぁ…。」と溜息をついた寧々は食べ終えたお弁当を片付け、話し始めた。
寧々「今から3週間前、えむと買い物の帰りに公園に寄った時だったの。」
えむ
寧々
えむ
寧々
えむ
えむ
寧々
寧々「そしたらたまたま司が通りかかって…」
司
司
えむ
寧々
寧々
司の手元を見ると、両手に大量の荷物を持っていた。
中にははみ出しているものもあり、目を細めてみると、ネギのようだった。
寧々
司
司
えむ
司
えむ
司
司はのんびりとした歩きで手を振りながら帰って行った。
寧々
顔を見ると、えむの顔が太陽のように真っ赤になっていた。
寧々
えむ
寧々
えむ
えむ
えむ
えむ
寧々
寧々「この時、わたしは2人が両片想いなんじゃないかって思ったの。」
寧々
寧々
えむ
えむ
えむ
えむはきょとんとした顔でそう言った。
寧々
えむ
えむは嬉しそうに笑顔でそう言った。
寧々はその時思ったのだ。
えむなら大丈夫だ。
と。
寧々
寧々
MEIKO
MEIKO
MEIKO
寧々
寧々
その時、扉の向こうでコツコツと階段を上がる音が聞こえた。
ガチャ。
類
司
司と類だった。
MEIKO
寧々
類
司
寧々
寧々
時計を見ると、午後12:55になっている。
昼食時間は12:50までで休み時間は13:10までなので、まだ時間に余裕はある。
類と司は寧々とMEIKOの居る場所まで行って適当に座ることにした。
類
寧々
寧々
寧々
司
類
類(司くんが鈍感で助かったね。) 寧々(司、ありがとう…。)
類
寧々
類
寧々
司
MEIKO
司は昨日えむがナンパされたことを話した。
類と寧々とMEIKOは最初、普通だったが、だんだん血の気が引いてきて、終盤になると、発作が起きるぐらい震えていた。
司
類
寧々
MEIKO
司
司
寧々(忘れてたけど司は怒らせちゃいけない分類の人だった…) 類(ヤンキーくん達が精神的に壊れてないといいけどね…。) MEIKO(司くんを怒らせちゃダメね…。)
類
寧々
類
類
司
寧々
類
寧々
類
司
寧々
MEIKO
MEIKO
類「どうしたんだい?」 司「なんだ?」 寧々「ん?」
MEIKO
確かに時計を見ると、針は13:05を指していた。
寧々
MEIKO
MEIKOは戻って、寧々のスマホから光が消えた。
司
類
寧々
3人は急いで片付け、コツコツコツ!と階段が壊れそうな勢いで階段を降りた。
チャイム1分前に教室に戻ることができ、遅刻せずに済んだ。