モブ山モブ男
先生トイレ〜!
美香先生
こら!先生はトイレじゃありません!
優希
先生僕はその事について言いたいことがあるのですが発言の許可を頂けますでしょうか
美香先生
なんですか優希くん
美香先生
とりあえず発言の許可を与えましょう
優希
はい。
優希
僕は長年その言葉を耳にする度気になっていたのですが、「先生トイレ」という発言に対して「先生はトイレではない」という応答は不適切であると思うのです
優希
もし仮に先生がトイレであるということを伝えたかったとしたら「先生トイレ」という言い方はしないと思うからです
優希
「先生はトイレです」ということを伝える時に普通なら省略しないと思うのです
優希
また仮に先生がトイレだったとしても先生自身はそのことを知っているわけだから、先生に対して「先生がトイレである」ということを伝える必要性がないと思うのです
優希
以上のことから先生の応答は適切では無いと考えます
美香先生
なるほど
美香先生
あなたの言い分は十分に理解しました
美香先生
しかし例えばからかい言葉の場合「お前バカ」というように省略する場合もありますし、別に不適切ではないと思います
優希
教師ともあろうものが文法の話をする際の例文としてからかい言葉を使うのはそのような言葉を肯定することになってしまうのではないでしょうか
美香先生
別に私は肯定しているわけではありませんよ
美香先生
それに話がズレています
美香先生
とにかく「先生がトイレ」というふうに捉えることも可能と言うことです
優希
しかし人のことをトイレだと思う人がどれだけいるのでしょうか
優希
そんな人はいないと思います
優希
それに彼の口ぶりや慌て方から「トイレに行きたい」という意志を読み取ることは充分可能だとおもいます
優希
というかこの場合そうとしかとれないと思います
美香先生
仮に貴方の言うようにしかとれなかったとしてもだからといって略していいとはならないはずです
優希
なぜですか?所詮言葉や文法は意思疎通のための道具なので全員と略す前と変わらぬ意思疎通ができるのなら略してもいいと思います
美香先生
しかし英語の場合略した部分は大事な動詞です
動詞を文法に沿ってきちんと書くのはルールですよ
動詞を文法に沿ってきちんと書くのはルールですよ
優希
それは英語に限った場合であり、日本語の場合は略語を沢山使ったりあえて文法を無視したりなどするし、ルールなんてないと思います
優希
ここは日本だから、英語で話すのが義務というわけではありませんし
モブ山モブ男
話が長いから漏れちゃったよ!
美香先生
あ、、、
優希
ごめんね、、、?
モブ山モブ男
ばかああああああああ