ないこ
いふ
綺麗 に 並ぶ お洒落 な ボトル
少し暗く 暖かく 光る ライト
悠佑
ないこ
いふ
ないこ
席に座り 定員さんを 呼ぶ
いふ は 最初から 度数の 高いお酒を頼む
ないこ
悠佑
そういい 棚の方にある まぁまぁ 度数 も 値段 も 高そうな お酒を指さす
ないこ
ないこ
悠佑
ないこ
適当に食べたいものを頼む
届いたお酒を片手にメンバーの事、ライブの事、登録者数や武道館の話
武道館に立つ時には自分は居ない そんなこと分かっていても 理想を並べて、夢を並べて
お酒の入ったからだはその時には生きていないなんて事考えずにただ
メンバーにはこうなって欲しい グループはこうなって、こんな曲出して、
自分が出来ない事を彼らに任せるように 自分が思っていることを全て吐き出した
いつのまにか何時間も話していたらしく 外は真っ暗 時計の針は21時を過ぎる位を指していた
いふ
ないこ
悠佑
ないこ
いふ
ないこ
頭を打ったような鋭い痛み
いふ
ないこ
どうしようもできない痛みにしゃがみこむ
なんで、なんで?という疑問だけが頭の中をぐるぐるとまぜる
ないこ
ないこ
話すのに夢中で、薬の存在を忘れていた
それに加えて、飲みすぎたお酒のせいもあるのだろう
倒れたらまずい、病気がバレてしまうかもしれない
倒れる理由を聞かれた時に...
あぁ、そうだ
倒れる理由をお酒の所為にすれば
そう思い咄嗟に机の上に置いてあったいふの度数がだいぶ高いお酒を一気に口に流し込んだ
悠佑
からい 喉がやけるように痛い あたまがくらくらする、
ないこ
家まではこんで貰うのは申し訳ないけど もう歩けないから、
申し訳ない気持ちでいっぱいだが 動くことなど出来ないから、 とそのまままぶたを閉じた
コメント
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良い所おおおお( 毎度煩いコメント御免なさいね 次作楽しみにしてますっ