真奈
これは私が体験した話です
彼氏と自宅デートをしていた時です
彼氏がニヤリと笑い私にある話をしたのがきっかで事件が起きました
貴之
なぁ死神からの着信って知ってる?
真奈
やだ怖い…
貴之
死神から着信が来たら死ぬらしいよ笑
真奈
もう夜寝れなかったらなどうするのよ…
貴之
大丈夫俺が泊まってやるよ
真奈
頼もしい笑
真奈
あっ…♡あっ…♡
夜、彼氏と営みを居ていると
貴之
七海ちゃんからだ
真奈
せっかく良いとこだったのに
妹の七海からLimeが来ました
七海
お姉ちゃん助けて
真奈
何どうしたの?
七海
さっき死神から着信が来たの…
真奈
はぁ…?
七海
私…死んじゃうのかな?
真奈
バカねただのイタズラでしょ?
七海
録音したから聞いて!
仕方がないので七海が録音した音声を聞くことにしました
死神
藤田七海お前は今日の深夜零時に死ぬ…
ドスの効いた低い声の男が七海が死ぬ事を予言していました
貴之
ほらやっぱり!
真奈
七海を助けなきゃ!
私と彼氏は七海の自宅に行きました
真奈
七海開けて!
貴之
真奈どいて!
彼氏がバールでドアを開けてくれました
家に慌てて入ると七海が首を吊っていました
真奈
七海…!泣
貴之
死神め…!
真奈
お姉ちゃん置いて逝くなんて…七海ー!(叫び声)
両親が離婚し唯一の身内の妹が他界した私が胸が苦しかった
僧侶
ぶっせつまーかー
僧侶の念仏が頭に響いて耳障りでした
貴之
俺が居るから…
真奈
うっう…涙
真奈
七海の次は私かも…
貴之
やめてくれよ!
真奈
でも
私は恐怖にかられていました
貴之
気晴らしにテレビ見よう
キャスター
今日の午後1時頃世田谷で吉水叶さんの変死体が山で見つかりました叶さんのスマホから謎の着信履歴があり
真奈
やめて!
私はテレビを消しました
貴之
死神からの着信はホントにあったんだよ!
真奈
こんなの快楽殺人じゃない!
貴之
そうか…その線が濃厚だな
真奈
着信が来たら録音してよ
貴之
わかった
彼氏の家で着信を待ちましたすると
死神
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通話
01:05
真奈
もしもし
死神
奥山英美里は今日の4時5分に死ぬ…
貴之
えっ…?
何故か彼氏の元カノの名前を言ってきたのです
真奈
私英美里じゃありません!
死神
惚けるな…
死神は電話を切ってしまったのです
貴之
どういう事だ…?
真奈
分からない…
英美里さんは無事に生きていました
でもどうして死神が間違えて私にかけてきたのか
謎のままです