トラウマ

苦しい、

こんな愛想の無い俺に笑いかけてくれる、 そんな輝いた世界、俺には似合わないんだ

俺にはこんな人生似合わない、 一生裏切られて、一生一人ぼっちになればいいｯ‪.ᐟ

それが似合ってるんだ、 そういう運命なんだ

身体が石のように固まって動かせない

無理やり、全部の体力を使う程頑張って椅子に座った

昔からのノートを開き、勉強を始めた

1時間程勉強した時、 ある考えが頭に過ぎった

あれ、俺ってここにいる意味ある?

考えてみれば母さん達だって俺と離れれば何だっていいんじゃない?

そうだ、、今日、夜、出てこう

、逝こう

どうせ出て逝くんだし、

だからそれまで、ゆっくりしよう、

がちゃっ

1歩ずつゆっくりと海へと近づいて行く

最後の1歩を進もうとした瞬間、

後ろから足音が聞こえてきた

ﾀｯﾀｯ

ﾀｯｯﾀｯ

、だんだんと早く音が近づいてくる

思わずあと一歩の足も止まる

足が止まってることに気付き、動かした

俺の体は浮いて、止まった

俺の体は両手で浮き、勢いで後ろに放り投げられたような形になった